徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

頑張れ慶応高校野球部!

2018-08-05 18:25:31 | その他スポーツ
甲子園で慶應高校は久しぶりに勝利を勝ち取った。どうやら10年ぶりの甲子園での勝利のようだ。甲子園の大会では、試合終了後、勝利チームの校歌が流される。私は今日まで知らなかったが、大学の塾歌と高校の校歌が同じだった。当たり前?一部の方?多くの方?が慶應の校歌は応援歌である「若き血」だと思っていらっしゃるが、実は慶應義塾塾歌というものがある。(富田正文作詞、信時潔作曲/昭15)私個人的には、若き血より塾歌の方が好きである。


野球はほとんど見ないのだが、
たまたまタイミングもあったので、
慶應高校対中越高校の試合を途中から観戦した。

慶応高校は兄貴の母校であり、
私も自分が通った大学の付属高校であり、
小学校の同級生にも、
確か、2・3人がこの高校に進学した。
だから愛着もあるし、何かにつけ気になる高校である。
下に貼り付けたニュースを見てもらうと少し判ると思うが、
最近何かと話題となる、
スポーツ界における悪しき習わしと言うか、
昔からの前時代的、体制。
選手の自主性は認めず、
監督やコーチ、上級生の言うことは絶対。
逆らう事の許されない、体質。
それが、少なくとも排除されている慶應高校野球部。

そういう高校が、甲子園で勝ち上がってくれれば、
少しは指導者の考え方や、
何より選手や父兄や、学校自体に変化が現れるのでは?
少し期待している。

慶応高校も優勝できなければ、
どこかで負けることになるけれど、
古い考えの人たちは、
その時、だから優勝できないんだ!
と、留飲を下げるのだろうか?
権力を握った人は、その権力を手放したくないらしく、
変化を嫌うし、何より、勝利至上主義を前面に出し、
勝つために何をしてもいい?
あるいは、選手の自主性に委ねることに恐怖を感じている?
選手の将来を願うふりをする人もいるが、
結局は今の(自分の)結果だけを求める。
どこかで変わって欲しいのだが。

実は、先日のソフトテニスのあるペアは、
最後のマッチポイントで、
本当はアウトボールをインと判定され、
負けてしまった。
悔しかったと思う。
でも、そこで、それを言い訳にしなかった。
それが私の誇りである。


10年ぶりVの慶応、異色の監督が毎試合掲げた四字熟語
朝日新聞デジタル 山口裕起 2018年7月30日19時39分
(30日、高校野球北神奈川大会決勝 慶応7―5桐光学園)

 第2回大会で全国制覇した慶応が、激戦区の北神奈川を制して節目の100回大会の甲子園出場を決めた。「エンジョイ・ベースボール」を掲げて自主性を重んじる伝統校は、練習の大半を自主練習にあてている。自ら考えて練習し、実践することが野球を楽しむことにつながるからだ。

 この日も試合中、打席に立った打者は仲間に相手投手の球質などをすぐに報告。「変化球が浮いてきたぞ」「初球を狙え」などと選手同士で声をかけ合い、控えメンバーもベンチから相手の癖を探そうと目をこらす。自分たちで工夫しながら勝利をたぐり寄せていった。

 2015年に就任した森林貴彦監督は、その様子をベンチで頼もしそうに見つめていた。先発し、八回途中から右翼の守備に回っていたエースの生井惇己に再登板できるか確認した際には「いや、もう無理です」との返答があったという。

 「ふつうなら、投げますと言う場面だろうけど、うちらしくていいじゃないですか」。そう笑い飛ばしながら、続けた。「生井は自分が投げない方が勝てると思ったのでしょう。選手たちがそれぞれ考えながらやってくれるので、僕は何もしていない。謙虚とかではなく、本当に」

 そんな監督だが、大会中は試合ごとに、四字熟語で試合のテーマを選手たちに送っていた。「夏前に『意思統一』と言ったら響いたので、大会中も1試合に一つできるんじゃないかと思いまして」。東海大相模との準決勝の前には「不撓不屈」のテーマを掲げ、この日の決勝は「初志貫徹」。「野球を始めたころの志や甲子園への憧れを最後まで貫いてプレーしてほしい」との思いからだった。

 主将の下山悠介は言う。「監督はすごく僕らのことを見てくれている。熱い人」。慶応幼稚舎で小学4年の担任をしながら監督を務める異色の指揮官に率いられ、チームは10年ぶりの夏の甲子園に臨む。(山口裕起)

慶應義塾・塾歌 ー 慶應義塾ワグネル・ソサイエティー男声合唱団

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