徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

WXV2の3試合目、日本対スコットランド戦

2023-10-28 21:05:07 | その他スポーツ

朝晩はめっきり涼しくなりました。涼しいと言うよりは寒いくらいです。もう少しすれば、ファンヒーターが必要かもしれません。と言う事は灯油を買いに行かなければなりませんが、日中の温かさを考えると、まだ買いに行くには勇気がいります。昔は運動会の頃、そう10月10日の頃は、朝、通学の時に吐く息が白くなったりしましたが、温暖化の影響か?まだ、そこまでにはなっていません。タイミングを計っている私です。

 

昨日の金曜日から本日土曜日に掛けて、

悲しい敗戦が2試合ありました。

そのうちの一つ、

WXV2の女子ラグビー日本対スコットランド戦のお話です。

日本時間金曜日の21時スタートの試合。

21時半まで仕事の私は、リアルタイムでは視られませんでしたが、

家に帰ってJSPORTオンデマンドで最初から視ることにしました。

 

この試合は、大会の3試合目でしたが、

怪我のために出場出来なかった津久井萌選手が、

スタンドオフとして初出場。

もの凄く期待していましたが、

まあ、たった一人の変更だけで日本が劇的に強くなるはずもなく、

試合の間隔はそれなりに取られているものの、

やはり、かなり体力勝負となるラグビーでは、

怪我もするでしょうし、

3試合目はやや力尽きた感もある戦いでした。

それでも、先制トライを奪った日本。

昔より確実に力をつけてきているのは事実でしょうが、

残念ながら7-38で敗れました。

 

津久井選手の俊敏な動きと、

試合をコントロールするパススピードと、

安倍選手にはほとんどなかったキックの有効利用。

前半はある程度機能していましたが、

後半はややボロボロ感が出てしまいました。

特に、ラインを作った中でのパス回しで、

相手が来ていないのに簡単にパスしてしまう点、

逆に持ちすぎてパスを出せずにつぶされるケース。

あるいは単なる繋ぐパスが、味方に渡らず、

相手にインターセプトされないにしても、

転々と転がってそれを拾いに行くことで、

攻撃のリズムが完全に途切れてしまうことが、

日本の最大の弱点でした。

落ち着いてパスを繋げて相手の反則を誘ったり、

ミスを誘う事。

これが日本の今後の課題でしょう。

 

1・2試合目でしっかりラックを作れて波状攻撃が出来たのに、

3試合目は相手のタックルにつぶされた時、

身体でブロックを作れずに上を向いてしまい、

相手のジャッカルを防ぐ意味で、

「ノットリリースザボール」の反則が出てしまい、

何度も潰した好機がもったいなかった。

 

スクラムも、体重差をカバーできたサモア戦とは違い、

ほぼ同じ平均体重の中、押されまくり、

やはり疲労やケガで踏ん張れなかったことが敗因の一つ。

そういう意味では層の厚さがもっと必要でしょう。

 

7位のイタリア、9位のスコットランド。

大会前10位だった日本も、10月23日時点では11位に後退。

ランク的に9位と11位と言う僅差に感じますが、

日本と日本より上位国との差は歴然としてある気がします。

 

それは親善試合などの単発の試合なら、

相手国もテストの意味もあり、若手の起用等で、

ベストメンバーでない試合が多いので、

ある程度通用するのですが、

やはり本番の戦いともなれば、相手もベストメンバーになり、

体力勝負となれば、

本来の力の差が出てしまうと言う事でしょうか?

 

それでも、日本はWXV2で1勝2敗、

6チーム中5位と最下位は逃れたので残留出来ます。

ただ、来年はどこが昇格してくるかは不明ですが、

今年のメンバーの実力のままでは残留は厳しいかもしれません。

勝利のために120%の戦いをするのでは、3試合持ちません。

何とか、90%の力でも勝てるようなレベルアップが必要でしょう。

10月23日現在の世界ランクの表です。

ガンバレ日本です。

順位 チーム ポイント
1 イングランド 94.55
2 ニュージーランド 92.14
3 フランス 91.35
4 カナダ 84.87
5 オーストラリア 78.97
6 ウェールズ 77.30
7 イタリア 74.24
8 アメリカ合衆国 73.39
9 スコットランド 73.29
10 アイルランド 71.09
11 日本 70.46
12 スペイン 65.32
13 南アフリカ 63.90
14 ロシア 61.10
15 サモア 60.04
16 オランダ 60.02
17 ホンコン・チャイナ 58.31
18 カザフスタン 57.54
19 フィジー 57.08
20 スウェーデン 56.01
21 ドイツ 50.42
22 中華人民共和国 49.34
23 ケニア 47.41
24 トリニダード・トバゴ 46.45
25 コロンビア 45.60
26 ポルトガル 45.34
27 ベルギー 45.08
28 マダガスカル 44.65
29 トンガ 43.13
30 カメルーン 41.54
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