先日のワールドカップは日本の優勝で幕を閉じた。
そこで発表された、澤選手の得点王とMVP。
そして、実は日本がフェアプレー賞を受賞した。
1991年に始まった女子ワールドカップは、
6回目のワールドカップであったが、
優勝チームがフェアプレー賞を受賞した初めてのチームとなったようだ。
当日、テレビの中継を見ていても、
受賞の事実は発表されたが、
その裏付けとなるデータが発表されなかったので、
その凄さが解らなかった。
得に決勝戦とドイツ戦のデータを見れば、
ドイツ戦、日本のイエロー4枚レッド0枚に対し、
ドイツは1エロー1枚レッド0枚。
アメリカ戦は、日本のイエロー1枚、レッド1枚。
アメリカはいずれもゼロ。
もちろん悪質なものはなかったが、
日本が反則を恐れず必死で守るシーンが目立っていたので、
日本のフェアプレー賞はご褒美?と少し思っていた。
しかし、ある雑誌で確認できたデータは、
確かに日本の傑出したフェアプレーの状況をあらわしていた。
先日の女子ワールドカップベスト8進出チームの90分平均ファウル数・警告数・退場数
順位 国名 試合 合計時間 ファウル 90分平均 警告 90分平均 退場
1 日本 6 600分 55 8.25 5 0.75 1
2 アメリカ 6 600分 72 10.80 6 0.90 1
3 スウェーデン 6 540分 82 13.67 6 1.00 1
4 フランス 6 570分 69 10.89 5 0.79 1
5 ブラジル 4 390分 46 10.62 7 1.62 0
6 イングランド 4 390分 40 9.23 5 1.15 0
7 ドイツ 4 390分 46 10.62 6 1.38 0
8 オーストラリア 4 360分 28 7.00 5 1.25 0
90分平均ファウル数は8.25でオーストラリアに続いて2位。
90分平均警告数は0.75で1位退場者はベスト4チームはすべて1。
フェアプレー賞をいただける資格は十分あると私も思う。