徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

いよいよ最終章 森博司の素晴らしい世界

2011-04-26 05:57:42 | 本・映画・音楽
森博司の、四季春、四季夏、四季秋を読み終えた。
実は過去に図書館で借りてこの3冊はすでに読んだことがあった。
しかし、西奈図書館には四季冬が無く、
秋を読み終えてから5年?くらい経過。
そこで、今回冬まで合わせて4冊セットで購入。
これから未読の冬に突入する。
読めない展開。
非常に楽しみ。
S&MシリーズとVシリーズの交差という展開はスリリングであり、
以前読んだ時も感じたが、森博司の伏線が、
あまりに見事に交差する様は、
彼が一体どこまで本気でこのアイディアを意識していたのか?
どこから意識していたのか?
この辺の見事さは、ネタばれありのブログやらサイトやら、
いたるところで見ること触れることが出来る。
それを見ればもう芸術の域に達している。
私が森博司を好きな所以である。

そして、
彼が純粋な作家ではなく、
一流の学者の傍らで、
片手間?に書いている小説でこれだけの仕掛けをしていることが、
本当に素晴らしいと思う。
最近もう一度最初から全てを読みなおそうと決心した。どれくらい時間が必要かわからないが。
一層の事全部本を買い直そうか?そんなことも考えている。
今の唯一の楽しみである。
コメント
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