oteshio日記

oteshio店主の日常

6月のコハゼ店長

2014年06月28日 | コハゼ


oteshio店長のコハゼです。


気がついたらもう・・6月も終わりですね。
と、言う事は、今年もあと半年ですねー



あと半年、こんな調子で過ごしていきたいと思います。


来月のoteshioも、よろしくお願いします。




28候 夏至・初候 乃東枯

2014年06月26日 | oteshio72候
28候 夏至・初候 乃東枯(だいとう かれる)

だいとうとは、ウツボクサの事。この草は 冬至の頃に芽を出して
夏至の頃に 花穂が黒色化して枯れたように見えます。
全国に分布しているので、こちらでも見る事が出来ます。
紫の可憐な花を咲かせます。

早いもので、もう、夏至になります。考えてみますと・・
今年も半年が終わろうとしています。



着物は、紗袷。下に来ているお着物の波の意匠が、
上に来ている紺碧色の紗から透けて見え、
二枚の着物を着て、ひとつの模様が出来る
本当におしゃれなお着物です。
帯は、波頭に合わせて、飛び魚の名古屋帯で
この飛び魚は、よく見ると鱗線や羽に銀の刺繍が入った
すごく凝ったもの。
昔の方の心粋を感じます。




こばやし ゆふ 展示会

2014年06月25日 | イベント




昨年に引き続き、こばやしゆふさんの展示会を
oteshioで開催する事となりました。

今回は、ゆふさんの版画を中心に
鳥のオブジェとかもあったりして・・・
ゆふさんワールド満載です。

大好きなゆふさんの展示会!
ぜひ、いらして下さいね!




「こばやし ゆふ 展示会」

南から青い海鳥がやってきた

7月4日(金)~10日(木) 期間中は無休
午後1時~7時
※ 5日(土)こばやし ゆふさん、在店


お待ちしています。


27候 芒種・末候 梅子黄

2014年06月19日 | oteshio72候
27候 芒種・末候 梅子黄(うめのみ きなり)

梅の実が黄色くなるころ。
蒸し暑い日が続きます。
気がついたら、芒種、末候。
次は、夏至になります。単衣の時期もあと少し
今回は、今日まで開催している「十六夜キモノ展」から
お勧めのコーディネイトです。




着物は、琴柱(ことじ)模様の弓浜絣。
帯は、八重山ぐんぼうの名古屋帯。
ぐんぼうとは、経糸には木綿、緯糸には苧麻や芭蕉あるいは絹で織られた布のこと
帯留めは、沖縄の喜捨場さんのシルバーの作品、
ストール留めに使ったり、髪留めに使ったり、
その時々で色々楽しんでいます。

琴柱模様は、古くからありますが、私には、新しくモダンでカッコいい
デザイン。こちらのお着物を決めてくださったお客様は、それはそれは、
くやしいくらい(笑)お似合いでした。





26候 芒種・次候 腐草為

2014年06月18日 | oteshio72候
26候 芒種・次候 腐草為(ふそう ほたるとなる)


「十六夜キモノ展」中なので、ブログのアップが遅くなりまして
申し訳ございません。

うかうかしていましたが、もう・・季節は、芒種
梅雨の真っ只中です。
今年は、こちらも梅雨です。毎日雨で、おまけに寒いです。
北海道は梅雨がない。と、言われていますが、今年は梅雨がありました。
まぁ・・そんな事もございます。




着物は、本の中では、25候 芒種・初候に着た毛万筋の江戸小紋。
帯は、葛の花が絹糸で葉の部分が漆色で刺繍されている夏の名古屋帯。

実は、本に載せようか、どうしょうかと迷った組み合わせ。
本では、ハレの結婚式のコーディネイトだったので
龍村の袋帯にしましたが、こちらも捨てがたく・・・
帯締めの色で遊んで、この時期のちょっと、気取ったお出かけには、
かかせないコーディネイトになりました。







明日から「十六夜キモノ展」です。

2014年06月12日 | イベント


明日から、いよいよ「十六夜キモノ展」です。
内田みち子さんも、いらっしゃいますので、
色々な着物のお話を聞く事が出来ると思います。

写真の着物は、薩摩木綿。
帯は、羊と牡丹のすくい織り袋帯。

たまらなく良い物があります。



お天気が心配ですが、皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。



25候 芒種・初候 蟷螂生

2014年06月11日 | oteshio72候
25候 芒種・初候 蟷螂生(かまきり しょうず)

東京は、梅雨ですね。
北海道は、梅雨がないと言われていますが、
最近は、蝦夷梅雨といって、少しじめっとしています。
でも6月の晴天は、本当に気持ちがいいです。
真冬にちょうど今頃の新緑の時期を思い出し、待ち遠しくなるほどです(笑)


先日の6日の雨の中、
来月、oteshioで展示会をする「tmh.」とtmh.によるコンセプトスペース
「L'INTERIEUR」(ランテリア)のオープンレセプションに行って来ました。

あの大雨で、お着物で参加するのは、断念!
その時に着る予定だったコーディネートです。



単衣の着物は、岩下江美佳さんの江戸小紋の新作です。
帯は、博多の羅献上帯。

東京で着物を着る時は、少し、色・柄とも抑えめにしています。
きっと、あの空間にぴったりな装いだったのに・・と、思うと残念ですが、
今度の「十六夜キモノ展」でデビューしようと思っています。



「tmh.」
「L'INTERIEUR」(ランテリア)

東京都渋谷区南恵比寿2丁目9-8-2B  

お近くの方は、ぜひ、お立ちより下さい。








竺仙(ちくせん)の夏物地(その5)

2014年06月10日 | oteshioの着物






竺仙さんの絹紅梅になります。
かざくるまの柄が可愛いです。

柄付けが飛び柄なので、お着物に仕立てると、上品に
でも、遊び心があり、大人の方にぴったりかと思います。
長襦袢の色は、白ではなく、藍色に深みが出るように薄鼠色。
帯は、八重山ぐんぼうで合わせてみました。





24候 小満・末候 麦秋至

2014年06月06日 | oteshio72候
24候 小満・末候 麦秋至(ばくしゅう いたる)

麦の穂が実り収穫する初夏。
東京は、雨ですね。
ここのところ北海道では、信じられないくらい暑い日が続いていまいた。
札幌でも、この時期に30度を超えて暑かったです。
でも、気温のわりに湿度がないので、意外と過ごしやすかったですね。
行った事がないのに、ハワイみたい!と、独り言を言ってました(笑)




「日本のおしゃれ 72候」の中でも、一番問い合わせの多い
ボタンの刺繍の夏帯です。
ブラウスにボタンの刺繍が付いていて、すごく可愛かったので
日本刺繍の作家さんにお願いして、帯に刺繍してもらいました。

帯は先取りで、単衣に夏帯を合わせる事が多いです。
6月の今どきしか出来ない組み合わせ。
その今を楽しみたいと思います。