oteshio日記

oteshio店主の日常

nunoteshio(ぬのてしお)展 開催中

2014年09月29日 | イベント


今回も、素晴らしい布ばかりです。
着物好きは、布好き!ですよね。
もう・・布に触っているだけで幸せ!とおっしゃって下さったお客様もいて
本当に幸せな展示会です。

初めての方は、着物に合うショールとして探しても面白いと思います。
もう・・私達は、洋服でも着物でもとにかく、毎日持っていない日はないくらい
身につけています。

布は、とっても不思議で相性の合う方を何故か待っています。
長く展示会をしていますと、本当にそう思える場面に何度か出会えますが、
もちろん、私にしか分からない事なんで、思わずニヤリとしてしまします(笑)

本当に世界に1つしかない布達が待っています。
10月2日までですので、ぜひ、いらして下さい。
お待ちしています。






46候 秋分・初候 雷乃収声

2014年09月26日 | oteshio72候
46候 秋分・初候 雷乃収声(らい すなわちこえをおさむ)

昼と夜の長さが同じになりました。秋分です。
でも、夜がすごく長くなったように感じるのは、北国にいるからでしょうか?

秋の雷の音は寂しいものですが、闇夜に走る稲妻は美しく、
澄んだ秋の空気を裂いて夜空を明るくします。
先日の大雨の時の雷はすごかったですね。
でも、私の回りでは、「稲光が奇麗だった・・・」と、
つぶやいていた人達が、けっこういました。



着物は、縞の紬の単衣。
帯は、今日から開催のnunoteshio展にちなんで
オールドバテックで仕立てた名古屋帯。
手描きのティルト・テジョ模様は「輝く水」という意味。
美しい布ですが、最近は、ほとんど見かけなくなりました。

縞の着物に幾何学柄の帯を合わせるのが、何故か好きです。
三分紐は、oteshioオリジナルのターコイズブルー。
帯留めは、アンティークのボタンを合わせてみました。

単衣のシーズンもいよいよ終わりですね。
単衣や夏物の着物を洗いに出す前に、
この週末、お着物でoteshioのnunoteshio展にいらしたらいかがでしょうか?
お待ちしております。





oteshio11周年

2014年09月25日 | Weblog


今日、9月25日は、oteshioの11周年です。
11年前の今日から営業したのです!!が、
毎年、きちんとイベントをしようと思いながら・・忘れてしまって、、
申し訳ございません。

今年の11周年は、なんと!!
本日、「日本のおしゃれ 72候」の増刷が決まりました。
本当に陰日向に力になって下さった皆様のおかげです。
何よりも、今日の日に決まった事が、とても嬉しく思います。
本当にありがとうございます。

明日からの12年目に向けて、お客様と一緒に楽しく、楽しく、そして楽しく!!
過ごしていきたいと思っています。(基本、楽しい事しか、したくないのです(笑)

これからも、「日本のおしゃれ 72候」oteshioをよろしくお願いします。


そして、明日からいよいよ、「nunoteshio 展」です。
岡崎さんも、いらっしゃいますので、楽しい事、間違いなし!!
お待ちしています。



「nunoteshio展 vol.11」26日から始まります。

2014年09月24日 | イベント


今月の26日から10月2日まで、
「nunoteshio展 vol.11」が始まります。


nunoteshio(ぬのてしお)とは、岡崎さんがはるばる運んで来た亜細亜の布を
oteshioで見て・触って・感じてもらう展示会です。
一枚、一枚に信じられないくらい、素敵な物語がある布達。
今回は、ロンボク島からやって来た「ベベルット』と呼ばれる格子の布をメインに
手で紡いで草木で染めた手織りの奇跡のような布の数々・・
ぜひ、ご覧になって下さい。



「nunoteshio展 vol.11」
9月26日(金)から10月2日(木)まで
午後1時から7時  期間中 無休


26日・27日・28日は、岡崎さんが在店しています。
お待ちしています。



45候 白露・末候  玄鳥去

2014年09月18日 | oteshio72候
45候 白露・末候  玄鳥去(げんちょう さる)

白露も末候になりました。
白露とは、大気が冷え、野の草に露が宿って白く見える頃の意味です。
この時期は、月が奇麗に見える晴れた夜ほど大気の冷却が大きく、露が出来やすくなります。

昨日は、大雪山に雪が降ったみたいですね。
山に雪が降ると、この辺りでも寒さの質が違ってきます。
日に日に寒くなってきました。



単衣の江戸小紋。岩下恵美佳さんの作品です。
見た事のある着物かと思いますが、
実は、6月のtmh.のオープニングレセプションで着るはずだったのですが、
東京は、あいにくの大雨で断念したお着物です。
帯は、丸紋の綴の袋帯。
大きな金と銀の丸紋になっていて写真では、わかりづらいのですが
銀の方を合わせてみました。
こちらの帯も、お月見の時に体調をくずしていたので
今年は出番がないかなぁ~と、思っていましたら・・
今週の土曜日の中村勘九郎と七之助の公演に着て行こうと思っています。
今度こそ、この着物のデビューです。
どうか・・お天気になりますように、久しぶりの着物でのお出かけを
楽しみたいと思います。








「BIRD」

2014年09月16日 | oteshio文庫
はやいもので、nunoteshio展となってから11回目となります。
初めて、岡崎さんの亜細亜の布の展示会をoteshioで開催してから7年
毎年2回、素晴らしい布を見つけて来てくれます。

先日、本屋さんに行って素敵な本を見つけました。



アジアの民族衣装と布の特集で、もう・・見た事のある布たちがてんこ盛りで載っていました。
美しく、可憐で、力強い布。
手仕事のすべてを集めた布たちを、今回も岡崎さんは背負って来てくれます。
偶然手に取った本だったのですが・・
岡崎さんの文章も載っていて、
そう・・彼女でなければ書けない事もたくさんあって
今回も、いろんな出会いと思いが詰まった布をoteshioでご覧になって下さい。



「nunoteshio展」

9月26日(金)~10月2日(木)
午後1時~7時  期間中 無休

9月26・27・28日 岡崎真奈美 在店






44候 白露・次候 鶺鴒鳴

2014年09月13日 | oteshio72候
44候 白露・次候 鶺鴒鳴(鶺鴒なく)

セキレイのセは背筋、レイは冷たく澄み切っている意味らしく、
つまり背筋が涼しく、美しいという事から名が来たと言われております。
よく見かける長い尾を上へ下へと愛らしく振る野鳥です。
伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)に子どもの作り方を教えたという日本神話から、
「恋教え鳥」「恋知り鳥」とも呼ばれているそうです。



着物は、錆青磁色の江戸小紋に
ドイツのハンブルグで見つけたシルクで作った名古屋帯。
帯留めは、山崎航さん作、18金のクマシデのブローチです。

この帯地は、ハンブルグの生地屋さんで見つけました。
見た時から、私には帯地にしか見えなくて・・・
一緒に行った、ドイツ人の知り合いには、「淳美、いったいどうするの?」と
聞かれ困った思い出があります。
他の色・柄の物も何点か一緒に作りましたが、
今、私の手元に残っているのは、この帯だけになりました。
紬にも柔らかものにも、癖がなく合うのでとても重宝しています。

この帯を締めて、背筋が涼しく美しく見えたら良いですよね。
鶺鴒のように・・





wataru yamazakiさんの帯留め

2014年09月11日 | イベント
今回の新作のブローチを三分紐を通して、帯留めとして使ってみました。


チャービル、フランス語でセルフィーユです。
パセリの一種ですが、よもぎの葉のようにも見えますので、
私は季節を問わずに使いたいなと思います。



センダン草です。
よく見る葉でも、一つ一つ表情があり美しいです。
バラの葉の様にも見えるので、バラの花の帯にシルバーの葉の帯留めなんて
素敵ですね!(ちなみに、バラの花の帯は持っていませんでした・・妄想です)

今回の新作は、エッジが鏡面なので(写真ではわかりづらいのですが)
実際にブローチとして、または帯留めとして身に付けると
とても、存在感があります。
ぜひ、お手に取って、ご覧になってください。

wataru yamazaki jewelry 展

明日12日(金曜日)までとなります。




9月のコハゼ店長

2014年09月11日 | コハゼ
oteshioの店長のコハゼです。



今朝の雷は、すごかったですねー
朝の5時に起きてしまいました。

実は・・普段は、ツンツンしていますが、本当はすごいビビリなんです。
雷なんて、大嫌いです!!
今日は一日、テンションが上がりません。


今月は、2つ展示会があります。
yamazakiさんのjewelry展と岡崎さんの布の展示会です。
オーナーには、店長の私の方から、先月は半月も休んでしまったので
今月は、頑張るように言っておきました。

今月のoteshioも、よろしくお願いします。





オクラの花

2014年09月09日 | Weblog


オクラの花です。
花びらが奇麗な黄色で花の中心が臙脂色でした。
本当に自然の配色にはかないませんねー
黄色の着物に臙脂色の帯。
色の先生は、自然の中、いたるところにいるのです。

昨日は、このオクラの花を酢の物で食べました。
少し粘りがあって美味しかったです。