oteshio日記

oteshio店主の日常

23候 小満・次候 紅花栄

2014年05月31日 | oteshio72候
23候 小満・次候 紅花栄(こうか さかう)

衣替えの季節となりました。
この辺りの衣替えは6月15日の北海道神宮祭です。
私が学生の頃は、神宮祭ころに、白の夏のセーラー服になりました。
今は、セーラー服じたい、見かけることは少なくなりましたね。





着物は、先日展示会をおこなった宜保聡さんの紅型になります。
仮仕立てなので、単衣でも袷でも仕立てる事ができますが、
この時期は、単衣で麻の夏帯で合わせみたらいかがでしょうか、
白の麻の名古屋帯は、どの着物にも合わせやすく万能なのですが、
ともすると、コーディネートが単調になりがちです。
なので、今回は小物を可愛く、でも、子供っぽく見えないコツは、
質の良いもので合わせること。
これは、洋服の時も同じですよね。



竺仙(ちくせん)の夏物地(その3)

2014年05月30日 | oteshioの着物
今回は、「日本のおしゃれ 72候」の70ページ(小暑・初候)でも
ご紹介しています、綿の紅梅小紋になります。
格子状に織り込んだ綿の生地に、江戸のころより伝わる中形の柄を染上げた
浴衣地になります。


  

クラシカルな菖蒲の柄です。


  

蝸牛の柄の入り方が、何ともいえず、かっこいいです。


いつも思うのですが、竺仙さんのお着物は、柄の付け方の格好良さが、
着物に仕立てた時に、本当によくわかります。
柄が粋な感じだけではなく、着物に仕立てた時の柄付けが、粋でカッコいいのです!!


星野道夫 オリジナルプリント

2014年05月29日 | 星野道夫



星野 道夫(ほしの みちお、1952年9月27日 - 1996年8月8日)
写真家、探検家、詩人。


今、oteshioでは、星野道夫さんのオリジナルプリントを
お客様のHさんの粋なはからいで、お店の壁に掛けています。
(多分、定期的に写真が変わる予定です)

やはり、オリジナルプリントは、奇麗ですね。
川を渡るカリブの息づかいまで、聞こえそうな気がします。








竺仙(ちくせん)の夏物地(その2)

2014年05月28日 | oteshioの着物
昨日に引き続き、
今回は、絹紅梅です。

  

  

こちらは、絹紅梅
絹の地に綿で格子を織り出した生地に、小紋の柄を染めたもの。
夏の高級なおしゃれ着になります。
軽くて、透け間のある涼やかなお着物です。

帯は、どちらも宜保聡さんの紅型を合わせてみました。
上は、筒引きの技法で、下は、型染めの技法で、
同じ作家さんですが、染め方によって、ずいぶん感じが違います。


   

竺仙(ちくせん)の夏物地(その1)

2014年05月27日 | oteshioの着物
竺仙(ちくせん)の夏物地が入りました。

竺仙(ちくせん)とは・・・
江戸より続く江戸小紋、浴衣を中心とした呉服屋で
特に江戸明治から伝わる型紙と今らしさを上手く取り入れた
夏物、浴衣地は、幅広く人気があります。

竺仙さんの沢山の商品の中から、
oteshioのお客様にと選び出したものです。
ぜひ、ご覧になって下さい。



竺仙ゆかたの中でも特に人気のある奥州小紋。
夏の着物としても着ることが出来ますので、
夏の一枚として、お勧めします。

  


  


  




松煙染小紋。
こちらも、着物として着ることが出来ます。
小粋なひょうたんの柄にしました。

  

どちらも単衣にも、浴衣にも着ることが出来ます。
oteshioでお仕立ても賜ります。
ご自分の寸法がわからない方も、採寸も致しますのでご安心下さい。

順次、ブログでご紹介いたします。







22候 小満・初候 蚕起食桑

2014年05月26日 | oteshio72候
22候 小満・初候 蚕起食桑(かいこおこって くわをくらう)

小満とは、あらゆる生命が天地に満ちはじめる、という意味。
まさに北海道の今は、そんな状態ですね。
空も、大地もピカピカしています。

蚕は、その繭から絹糸を取る為に、古来から飼育されていました。
人々の暮らしを支える大切な生き物として、
「おかいこさま」と呼ばれていたのでしょうね。







純国産糸で織られた生地に江戸小紋を染めた岩下江美佳さん作

着物は、日本の絹糸で織られているものは、
5パーセントも満たないとか、
それほど、純国産糸は、貴重なものとなってしまいました。

帯は、沖縄の玉城春美さん作 9寸名古屋帯六通柄。
生地がさらりとして、縦糸も横糸も車輪梅や月桃、琉球藍、ラックダイで
染められた糸で織られています。
自然の優しい色の帯は、この時期の紬も小紋も上品にまとめてくれます。



竺仙さんの浴衣 

2014年05月23日 | oteshioの着物
竺仙さんの浴衣地が入りました。





綿絽の浴衣地です。
紅型の半幅帯を合わせてみました。

竺仙さんの沢山の柄の中から、oteshioのお客様に合いそうな物を選びました。

今回は、男物の浴衣地もご用意しています。

順次、ブログでご紹介していきます。

よろしくお願いします。




21候 立夏・末候 竹笋生

2014年05月20日 | oteshio72候
21候 立夏・末候 竹笋生(ちくかん しょうず)

竹笋生 たけのこ しょうず とも言います。
筍が生える時期という意味ですが、
北海道で竹と言えば、細い竹で、これからが旬ですね。
採れたてを味噌に付けて食べるのが好きです。
春は、山に海に美味しいものが沢山。
嬉しい季節です。






着物は、しょうざんの生紬。
絞りで模様が入っていて、後から色をさしたもの。
帯も同じくしょうざんの名古屋帯。
お太鼓の模様も、素敵ですが・・
私は、前柄の竹の雰囲気が好きです。
帯留は、父が作ってくれたもの、
この時期に、ぴったりな竹の節の帯留。
まさか、形見になるとは、思いもしませんでした。







5月のコハゼ店長。

2014年05月18日 | コハゼ


お久しぶりです。
oteshioの店長のコハゼです。

昨日は、すごく寒かったですね。
寒さに弱い私は、一日中、ストーブの側にいました。


最近、「コハゼ店長は居ますか?」と、
聞かれる事が多くなりましたが、
こう、暑かったり、寒かったりすると、なかなか、
お店まで行けませんね。



何故か、この袋をかぶるとすごく安心します。

オーナーは、楽しかったイベントが無事に終わって、
安心したみたいです!

今月は、これから、浴衣が入って来るみたいで
まだまだ、忙しそうです。
今月も、oteshioをよろしくお願いします。