oteshio日記

oteshio店主の日常

ごあいさつ

2010年12月30日 | Weblog


今年1年、皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。
また、来年も、tmhのアクセサリーと辻野氏のグラスの展示会を初めに、沖縄の宜保さんの紅型・ティモールテキスタイル・十六夜キモノ展・江戸小紋・井畑勝枝さんの器の展示会等と盛りだくさんの予定です。その他にも、本物を皆さんに見て頂きたく、サプライズな企画を用意しています。そうぞ、来年もよろしくお願いします。

年明けは、6日(木)からの営業となります。
良いお年をお迎え下さい。


oteshioの着物 その22

2010年12月22日 | oteshioの着物
今年最後のoteshioの着物は、男物の羽織りです。



      

表地は黒地に本当に薄い紅色の縞の江戸小紋に紅型の宜保さんの羽裏です。
羽裏の対の鳳凰はあうんになっていて、とても、豪華に仕上がりました。

男性の羽裏は、このぐらい豪華でもいいですよね!でも・・実際に見ると、とても色っぽい感じです。

今年は、初めての試みとして江戸小紋の羽織りに紅型の羽裏と、とても贅沢な仕事をさせて頂きました。本当にありがとうございます。もちろん、来年も素敵な物を皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。



内田米パーティ

2010年12月15日 | Weblog
江戸小紋展、無事に終わりました。
今回は、お天気に恵まれず・・残念でしたが、それでも、遠くからいらして下さり、本当にありがとうございます。感謝!感謝です。来年は、5月に予定しています。今度こそ、天候に恵まれますように・・でも、分からないですよねー


先日、各自ご飯に合うオカズを持ちよって、内田さんのところで作った新米を食べる会を開きました。

   

長野県の内田農場のお米は、もちろん、無農薬・自然農法で安全でかつ美味しいお米です。
美味しいお米を土鍋で炊いて、イクラの醤油付けに鮭ものせちゃいました!!
その他にも、さばの味噌煮・ウニの塩辛等・・ご飯に合うものイッパイで、幸せな夜でした。おこげも美味でしたよ!


明日から「冬の江戸小紋展」

2010年12月09日 | イベント
明日から、「冬の江戸小紋展」が始まります。お天気が心配ですが・・・
今回は、開店時間を1時間ですが、早くしまして、日が沈まないうちに見て頂こうと思っています(1時間ですが・・笑)
テレビに出演されて、ご存知の方もいらっしゃるとおもいますが、伝統工芸士の岩下江美佳さんも、10日(金)から12日(日)までの期間中、お店に居ますので、色々なお話を聞く事が出来ると思いますので、ぜひ、いらして下さい。

今回も、羽織と宜保さんの紅型の羽裏のご注文も受けたまわります。
それと、なかなか見る事の出来ない、博多帯も来る予定です。楽しみですね!!
盛り沢山の江戸小紋展になりそうです。





仔猫のコハゼ

2010年12月08日 | コハゼ

先月から、仔猫を飼う事になりました。
名前は、コハゼ、(小さいハゼの事ではないですよー 笑)女の子です。
足袋に付いている、あのコハゼです。よく見ると足の先が、すべて白いので・・・
これから、リッパなキモノ屋の猫(?)に育てようと思っていますので、どうぞ、よろしくお願いします。


「十六夜キモノ展」の報告

2010年12月06日 | イベント
今頃、「十六夜キモノ展」の報告とは・・
たいへん、遅くなりまして申し訳ございません。
今回も、やっぱり、素敵な物がありまして、ちょっとご紹介いたします。


松原八光作 藍中型宝尽くしの名古屋帯です。
こなれた甘い藍の色の感じが、上品ですね。


こちらは、南部茜染の千羽千鳥の名古屋帯です。
型染めの楽しさ、千鳥の愛らしさ、こんな、帯に出会えるのは幸せですよね!


繻子地に貝合わせの刺繍が入った帯です。刺繍の仕事が見事です。
これからの時期、新年会や初釜に締めたりしたら、素敵ですね。


ほんの、ほんの、一部ですが写真を載せました。「十六夜キモノ展」でしか、見る事の出来ない逸品かと思います。お着物も、結城紬をはじめ、今回は、綿薩摩の亀甲柄、塩沢御召し、藍蚊絣の大島紬と、やはり、ありそうでなさそうな物ばかりでした。
古くて良い物は、間違いなく少なくなっています。その中で、クオリィティを下げずに着物や帯を集めてくる事は、本当に大変な事です。でも、少しでも好い物を見てもらいたい・・・目を肥やす事によって、これからの作家さん達を、お客様が育てて行かないと、新しい物で良い物は、本当に一握りの人達の物になってしまうと思うのです。そんな思いから、oteshioは、頑張って行きたいと思っています。


久しぶりのキタラ

2010年12月03日 | キタラ
2日、久しぶりにお着物で、キタラに行ってきました。
ドレスデン聖十字架合唱団とドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の「マタイ受難曲」
12月には、ぴったりな曲目でした。ドレスデン聖十字架合唱団は9歳から19歳までの少年だけの合唱団ですが、素晴らしかったです。心があらわれる高音ののびの美しさ・・・まだ、耳から離れません。ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏も良かったですね。特に前半のオーボエと後半のガンバの独奏のアリアが素晴らしかったー!!こちらも、まだ、耳から離れません。幸せな時間でした。

着物は、しばらく締めていなかった丸帯が締めたくて、紫の無地の結城紬にしました。私なりに、ちょっと、地味目のクリスマスという事で楽しみました。やっぱり、お着物でキタラ!お勧めです。


 写真は、作曲家ペルトのベルリンミサです。先日、福岡に行った飛行機の中で聞いて、思わずCDを・・・こちらも、これからの時期にお勧めです。

博多帯 続き・・

2010年12月01日 | キモノ
今までの、何かを取り戻そうとして(笑)、今日も昨日の続きを書きたいと思います。

博多帯です!
実際に博多に行って、帯のお仕事に携わっている方々のお話を聞いて、とても感動しました。手織は、もちろん、意匠を考える方、機械で織る方、縦糸を成型する方・・とにかく沢山の人達が携わって、1本の帯になっていくわけです。頭の中でわかっていても、実際になま身の人達の思いに触れると、この事をどうやってお客様に伝えようと・・・難しいですね。

若い手織の織り手の方が私に、色々なお話をした後最後に「はやく先輩のように、安定した音で機を織りたい」と、そう・・ここでは、機を織る音も重要なファクターだったという事を知りました。そんな、繊細な思いで作られている帯・・・たぶん、ひとり、ひとりに語りかけてくると思います。
そんな帯を手に入れる事が出来たら、一生の宝物になりますよね!

もちろん、お着物も帯も沢山買って頂きたいですよ(笑)!!でも、宝物、少しもいいかなぁーと思っています。