oteshio日記

oteshio店主の日常

紅型の帯

2011年03月23日 | イベント


昨年の紅型展で宜保さんに、お願いした紬地の帯です。シーサーにハイビスカス、ブーゲンビリアに赤瓦、熱帯魚に前柄にはウミガメもいます。沖縄の楽しい物がいっぱいです!今回の紅型展の為に仕立てて締めてみました。実際に宜保さんにお見せしたかったんですが、今回は後の写真のみ!と、言う事で(笑)・・・
紅型の色合いを、北海道の光の色に合うように、藍のみでなく色を少し入れてもらいました。いかがでしょうか?おかげさまで、真夏以外一年中締める事が出来る帯になりました。

紅型展も、残すところ今日と明日になりました。この様ななか、ご来店頂きましたお客様、本当にありがとうございます。こういう時にこそ、綺麗な物を見たいですよね!お待ちしています。


明日から紅型展

2011年03月17日 | イベント
明日から、紅型展を今月24日(木)まで、oteshioで開催いたします。
残念ながら、宜保さんは、来れなくなりましたが、作品は、無事に着きましたので、ご安心ください。
今回も、楽しいもの、素敵な物が沢山入りました。新作ばかりなので、昨年ご覧になった方も充分楽しんで頂けると思います。
本当は、宜保さんに雪を、お見せしたかったのですが、まぁ、それは、来年にとっておきましょうね!
それにしても、今日はスゴイ雪ですね(笑)

あと、ブックカバーやポチ袋、手ぬぐい等・・紅型の小物もございますので、お気軽にいらして下さいね!お待ちしております。



宜保聡さんの新作紅型展

2011年03月15日 | イベント
今回の災害で被災された方々には、心から、お見舞い申し上げます。本当に大変な事になりました。この場所にいて、自分の無力さと、その中でも、出来る事は何かと自問している毎日です。
未曾有の災害を前にして、たった今、私達が出来る事は、祈る事と毎日を一生懸命生きる事しかないように思います。マスコミの無責任な発信を見て(見せられて)無気力感や何事も無く過ごしている罪悪間をあおられて・・でも、今本当にしなければいけない事は、足元にある、仕事・家族・友達等を大切にしながら、生きて行く事ではないでしょうか?その大切さを、教えてもらったと同時に再生を信じています。


18日金曜日から、沖縄の宜保聡さんの紅型展を予定どうりに開催します。
荷物も無事に届きました。後は、皆さんに来て頂くだけです(笑)
雪がちらつく中、沖縄のあたたかい紅型に癒されて下さい。ご来店お待ちしています。


紅型(帯地)



oteshioの着物 その23

2011年03月11日 | oteshioの着物
今回は、この間の池田重子さんの本をみていたら、私も、池田さんの創作の帯を持っている事を思い出して、さっそく締めてみました。

 
更紗裂と江戸唐山を紬地に段模様に配した名古屋帯です。
どれも、古い裂ですが存在感があり、裂を大事に使う心使いが素敵だなぁーと、思います。今回は、まだ、寒いので結城紬に合せました。帯留は、こちらも、池田さんでもとめた、梅の帯留です。やはり、春が待ちどうしいですね。
もう少し、暖かくなったら、今度はどんなお着物にこの帯を合わせようか・・そう考えるのも着物の楽しみですよね。




こちらは、ちりめんに格子を段々に染めた小紋と浦野理一さんの織りの帯です。
京都のきねやさんの2色に染め分けた帯締めに、帯揚げは、よく見えませんが、帯締めと同じ水色の帯揚げにしてみました。実は、このお着物と帯、帯揚げと帯締めを秋色に替えると、たちまち、秋のコーディネイトになる、私の中ではとても便利な組合せなのです。
毎回、毎回、季節に合せて、着物・帯を新調するのは大変ですけど、帯揚げ・帯締め・半衿を替えるだけで、季節が変わる、気分が変わる・・こんな、楽しい事はないですよね!!


池田重子さんの本

2011年03月10日 | oteshio文庫
先日、本屋さんで、池田重子コレクション「THE BEST」と「日本のおしゃれ展」を見つけました。



もう・・ため息のでるものばかりで、それを今までに何度も、展示会等で拝見する事が出来、本当に幸せです。もう、どれもこれも素晴らしいですが、やはり、池田重子さんのコレクションの素晴らしさは帯留の素晴らしさに尽きるのでは、と思います。帯留ではじまったコーディネイトは、いつしか帯留で完成される!!誰にも真似の出来ない美しさ、私の着物のスタートは、池田さんからでしたが、今思うと間違いはなかった!!と感謝しています。


アンデスの染織

2011年03月09日 | Weblog
もう3月、それも、9日になるんですねー
うっかり、していました!!

先日、東京に行って(とても、寒かったですが・・)新宿の文化学園服飾博物館で「アンデスの染織」展に行って来ました。



紀元前1000年の布が・・あるんですよ!信じられないくらい、普通にたたずんでいました。幾何学模様の綴れ織りの数々、レースもあれば、輪奈織りもあって、織り、染め、絞りの技法は、ほとんど網羅されていました。素晴らしいです!

惜しくも、期間は今月14日まで、まだご覧になっていない方は、ぜひ、お勧めです!