oteshio日記

oteshio店主の日常

イカットの帯

2015年10月16日 | oteshioの着物
イカット(ikat)とは、絣(かすり)織物のこと。
もともとはマレー語の「縛る」「結ぶ」などを意味する言葉です。
インドネシアやマレーシアの織物のことを言う事が多いですが、
広くは絣織物全般を指します。

絣の技法は色々ありますが、
基本は、先に糸を染めてから、それを織って柄を出します。
と、言うのは簡単ですが、実際の作業をとなると、気が遠くなるくらい大変です。
私には、絶対無理です(笑)

写真の帯は、ラオスシルクの絣で作った帯。
oteshioオリジナルになります。
たれの部分を無地にして仕立ててみました。
シルクと言っても、紬の様な節があり、それが味になっています。
真綿の結城紬や久米島。泥染めの大島紬にも合いそうですね。

 
 


今回の「nunoteshio 展」では、
岡崎さんがoteshoに持って来た布で作った帯(oteshioオリジナル帯)
もご用意致しました。
布を巻いたり、締めたり、羽織ったり・・・
「nunoteshio 展」で楽しみましょう。




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