音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

ドレスに埋もれしお茶目な歌姫

2006-05-08 23:19:34 | 音:Music Therapy
松山恵子さん=歌手 (読売新聞) - goo ニュース

まだ私が小学生の頃、母が当時通っていたカラオケ大会の出場曲に選んだのは
「お別れ公衆電話」。子供ながら、せつない歌だなぁ…と思ったものです。
大人になって、TVで初めて松山さんを拝見したときは、何て小柄でカワイイ人
なんだろう、と思いました。小柄なのに、歌声はパワフルで清らかで。
「あんた、泣いてんのね…」という歌い出しのあの歌は、セッションで何度も
歌わせていただきました。「だか~らぁ言ったじゃないのぉ」と大声で歌うと
なんとも気分がスッキリするんだ、とある殿方はよく仰っていました。

今年の3月、母と実家で見たBSの音楽番組では、あの超特大ドレスでステージを
所狭しと走り回っていました。そしてお約束の「ドレスにスッポリ埋もれる」
パフォーマンスとステキな歌声で聴く人すべてを魅了していたのですが、
あの時はすでに相当体調が良くなかった、ということになります。
そんな様子は微塵も感じさせないプロフェッショナルなステージだったのに。

またも天に清らかな歌姫を連れて行かれてしまいました。
リアルタイムで歌とおちゃめな姿を見られなくなり寂しい限りですが、
これからも歌い継いでいきます。合掌

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