読みの甘さ

所属学会の学術大会が8月末に開催されます。が、
きょう公式ホームページを見てみたら、

「学術大会および講習会は定員に達したため、事前申し込みを
終了いたしました。（中略）当日受付も行いません」

…………はて？？？

しばし思考停止。音読しても謎は深まるばかりです。
講習会に定員があるのは理解できますが、
学術大会が定員に達したため参加できない、ってどうなの？
しかも、キャンセル待ちや定員増などの措置はないようです。
最初から「定員」を設けていないのにこの文言を使う矛盾。
いや待てよ、昨年秋の会報にある「第一次案内」には、
「1,367 名収容のメインホールと、359名収容のコンサートホール」
とありました。
…待って下さい、首都圏開催なのにこのキャパでやっちゃうの？
参加希望の会員の一部が明らかに入りきらないような会場なら、
「大勢の方にお越しいただき」よりも、収容数に限りがあることや
早期で申し込みを締め切る可能性があることを、もっと早い段階で
アナウンスすべきだったのではないでしょうか。

ちなみに、いちばん最近の「いざない」では、
東京ほか各地からの会場アクセスが至便であるとのたまった上、

「どうぞこの夏は万難を排してお仲間をお誘い合わせのうえ」

と、上塗りしております。
まあ、万障繰り合わせたのに門を閉ざされた会員さんに
この際怒られてみるがいいさ。

勤務の都合や諸事情により、もう少し経って予定が定まったら
申し込もうと思っていた皆様、アウトですよ
締め切られたとは知らずに、これから手続きする人だっているはず。
インターネット環境が整っていない会員さんはこの無情の告知を
どの段階で知るんだろう。失礼な話だ。
「器」と、そこに入る「中身」双方に対する読みの甘さは
そのまま「がっかり」につながりますよ。ご注意を。