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日々の気になる出来事を私なりの切り口で動物たちに報道させます。
時事ネタ、エンタメなんでもありの駄ブログです♪

真夏の夜のビミョーな怪談特集 第一夜

2006年08月16日 | 私心[徒然日記]
「さて、今日は小泉総理の靖国参拝に各地から賛否両論、
 そんな中、関係があるのか加藤元幹事長宅で放火、
 一方駒大苫小牧はワザとエース温存で結束力を高めサヨナラ勝ち、
 ハリウッドが直々にいっしゃんことまいうー石塚を指名、
 石川梨華は「テメェの全存在がウゼェんだよ」と啖呵を切り、
 あれ、そういえば今回彼が表に出てこないな~と思ってたら
 案の定出てきたアントニオ猪木は先日の試合も見てないのに
 亀田に「ぶっ倒れるまでラウンド無制限」の再戦試合を要求したり
 まぁ~何やかんやと大騒ぎだったワケですが、
 ウチではイチイチツッコミ入れだすとキリが無いくらいなので、
 ここはサラッとお茶を濁すかのように怪談話やりまーーーす。

 さて、夏の風物詩といえばなんと言っても怪談話ですよね。
 今日明日と2夜連続でお届けしたいと思っております。
 今日もいつものみなさんにお越しいただいてます」
「どうも」
「こんばんわ」
「こんばんわーー」
「え、え、え、怪談というのは時に白けるものですからねぇ~」
「ネズミさん、今日は白物語じゃないんで、マジもんでお願いします。
 では早速みなさんから最近ラジオで聞いた怖いお話を伺っていきましょう」


「笛」

「これは先日ラジオで聞いた話です。
 ある霊感の強い男性が趣味のフライフィッシングをするために
 仕事の後輩と二人で山に行ったそうです。
 山の中は崖が多く非常に危険な所でしたが、
 川も清んでいて釣りを楽しむ人には絶好の場所だそうです。

 ほどなく釣りを楽しんだあと、
 二人で帰宅しようと山道を歩いているうちに崖の下の方から

ピリピリピリー

 という笛の音が聞こえたそうです。

 実は彼らのような山の中で渓流釣りを楽しむ人は、必ず笛を携帯しているそうです。
 万が一仲間とはぐれた時や熊に出くわさないための必需品なんだそうです。
 「ああ、他にも誰か来ているんだな」とその人達は気にも留めず山道を歩いていきます。
 すると数分後再び

ピリピリピリー

 という音がしました。
 ここで男性は挨拶の意味を込めて自分の持っていた笛を使って

ピリピリピリー

 と吹きました。
 この時彼は一瞬「あ、悪いことしちゃったな」と反省したそうです。
 というのも、もし笛の主が他の人と来ていてその人に向けた合図だったら
 紛らわしいことをしてしまったんじゃないかなと。

 そう思って再び歩き出した次の瞬間

ピリピリピリー 
 と今度は明らかに自分たちの真後ろから大きな音がしました。
 霊感の強い彼は後輩に「絶対に後ろを見ないように」と言い
 その場から逃げ帰ってきたそうです・・・・・」




きゃぁぁぁぁぁぁぁ
※臨場感を出すための脳内悲鳴エンドレス


「はい、ありがとうございました。いやぁ~怖かったですね~。
 恐怖ですね~。いかがでしたかネズミさん」
「はいはいはい、恐ろしいですね~怖いですね~。
 これはまさに崖から身を投じた人の霊の仕業でしょうね~」
「というかたまたま彼らの後ろで連れが笛吹いたんじゃないんすか?」
「・・・・・・・・・・」
「はい、では次のお話」



「要らないです」

「これも先日ラジオで聞いたお話なんですが。
 仕事である作家さんがとある旅館に泊まる事になった時の話。
 そこの女将さんからこういう事を言われたそうです。
 「先にお断りしておきますが、
 実はこの部屋には両足を失った○○さんという幽霊が出ます。
 その幽霊は必ず「足はいらんか?」と聞いてくるので
 必ず「要らないです」と答えてください」
というのです。
 彼らは気味悪いなぁと感じながらも宿を替えるわけにもいかずに泊まりました。

 結局その日はその幽霊は出なかったそうです。
 そこでその部屋で寝た人が「女将さん出ませんでしたよ」と話したところ
 女将さんは「形を変えて出てくるから油断しないで下さい」と言うのです。
 そして彼らは仕事先から帰宅します。

 しばらくすると作家さんの元に、例の部屋に泊まった彼から電話がかかります。
 「やっぱり出ましたよ!例の両足の無い幽霊が!
 ちゃんと「要らないです」って言ったんですが、実はその人の名前を間違って
 「○×さん要らないです!って言っちゃったんです・・・。大丈夫でしょうか?」

 と言うのです。
 名前くらいなら大丈夫だと思うけど一応用心したほうがいいよと
 その作家さんはアドバイスしたんですが・・・・
 後日その人は事故で入院してしまったそうです。

 作家さん曰く、女将さんはこうも言っていたそうです。
 この話を聞いた人は必ず○○さんを見るから気をつけてと」


きゃぁぁぁぁぁぁぁ
※臨場感を出すための脳内悲鳴エンドレス


「はい、ありがとうございました。
 これまた最後にとんでもない事言っちゃいましたね。
 いかがでしたかネズミさん」
「はいはいはい、恐ろしいですね~怖いですね~。
 これはまさに○○さんの魂の仕業ですね~」
「というかたまたまその人事故っただけなんじゃないっすか?」
「・・・・・・・・・・」
「はい、では今日は最後にネズミさんのとっておきの怖い話でお別れです」

「えぇ、えぇ、これはですね~先日テレビで聞いた話なんですがね、
 若手芸人の"たむけん"ことたむらけんじさん居ますよね?
 彼ね・・・・奥さんに毎月の生活費
 5万円しか渡してないそうですよ・・・

ちゃぁぁぁぁぁぁぁ
※臨場感を出すための脳内ちゃーエンドレス


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