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日々の気になる出来事を私なりの切り口で動物たちに報道させます。
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嗚呼懐かしや・・・牛乳キャップで遊ぼう

2006年06月22日 | 私心[徒然日記]

以前のTBS「リンカーン」で、
オッサンが童心に返って子供の頃の遊びをやろうって企画やってまして
その中で取り上げられていたのが・・・
牛乳キャップを使ったお遊び。


これね

で、オイラが低学年の時にはまだ流行ってました。
休み時間になると「キャッペンしようぜ!」と群がりました。
小学校の時には三村がやってた方法で遊んでましたね
で、高学年になって引っ越した先の小学校では
ダウンタウンがやってた口からの風圧でひっくり返す遊びが主流だったようです。
ただ、さすがに高学年でやってる奴は居ませんでしたが・・・。

って事で、
そんな童心にかえった彼らにインスパイアされたオイラが
物置から引っ張り出したのがコチラ


のび太の王かんコレクションに対抗意識を燃やしてる
牛乳キャップコレクションだ


・・・
誰ですか・・・「不潔」とか言ってる人は。
失礼な!
ちゃんと天日干しした上にファブリーズしてるっちゅーねん。

まぁ、それよりまずは私のこだわりのコレクションをご紹介。
まずはコチラ、今では絶対に手に入らない


雪印牛乳

まぁこれ、実は小学校の指定牛乳だったので大量に持ってて
将棋で言えば「歩」に当たるようなもんで、
いわば総力戦とか、数で圧倒したい戦略の時に使用。

そして続いてご紹介するコチラは新旧揃い踏みの一品


森永A牛乳
世代交代の波が牛乳キャップにも押し寄せている
貴重な歴史を感じる作品です。

さらにこちら
同じように見えて実はちょっと違う


森永ホモ牛乳
見てお分かりの通り
右のキャップにはフタを開けやすいように
"つまみ"がついている新人です。
ところがこのつまみ、いざスカウトしようとする現場では不評でした。
フタを開けるときにこのつまみを引っ張ると
上紙だけがはがれて綺麗に開けられないという弱点があったのです。
当然そんな上紙だけのキャップは戦力外通告を出されてしまい、
そのままキャップ人生を終焉してしまいます。
その後どこかの野球選手のようにスポーツ店ならぬキャップ店を経営し
細々と暮らしているとかいないとか。

さらにエピソードは続きます。
仮に上手くフタを開けられたとしても
このつまみのせいでスキマができる分、風圧に弱く、
あまり実戦向きではありませんでしたので常にベンチスタート。
しかし貴重な戦力なので観賞用として重宝されていました。
「つまみなど飾りのようなもんです。エロい人にはそれがわからんのです」
というジオン軍の兵士の台詞(嘘)がよく分かる一品です。

とまぁこんな感じですが
もちろんこれらキャップは牛乳だけに限らず、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳など
多くのビンに様々なデザインで存在します。

いよいよ各社熾烈な軍団抗争の幕開けです。


雪印軍団    森永軍団    明治軍団


そして彼らが・・・・

大門軍団
大門軍団

このように軍団抗争も過激になってきました。
中にはヨーグルトなる大瓶の反則キャップまで飛び出してます。
こうなってくるともはや各社ともに新キャップの開発に余念がありません。

そしてこれら牛乳といえば学校給食と共に
駅の売店に存在し、サラリーマンの癒しとしても有名です。
腰に手を当ててグイッと一気飲みする姿をみなさん思い浮かべる事でしょう。
ですがこの駅売店での販売にはちょっと問題もありました。
ラッシュ時などの販売スピードを優先した結果、
フタを「千枚通し」で一撃開封する売店のおばちゃんの光景がよく見かけられたのです。
キャップの存在価値を著しく低下させるこの行為
キャップコレクターにとって非常に腹立たしい思いでいっぱいでした。

とまぁそんな事はさておき、
当然そんな牛乳は関西の私鉄駅の売店でももちろん販売し、
さらに私鉄各社独自のブランド商品を展開します。
そしてそれは現在の阪急、阪神の株売買に匹敵する壮絶な闘いでもあったのです。

その典型的な闘いが
淀川を挟んで大阪京都間をせめぎあっていたこちら


京阪軍団と阪急軍団

この阪急と京阪の対戦は、「淀川ダービー」と名づけられ、
多くのちびっ子ギャラリーを集めたものです。
試合自体はほぼ互角の対戦成績だったのですが、
当時やはりインテリなイメージのある阪急の方が
「大人っぽい」「カッコイイ」とちびっ子に絶大な人気を誇っていました。



そうです。
京阪軍団は少々肩身が狭かったのです。
そこで京阪は牛乳にバリエーションをもたせ
様々な「種類」で勝負してきます・・・・すると阪急は



阪急デリシアス
という謎のネーミングセンスで京阪を威嚇します!
「デリシャス」でいいじゃないか!!
というツッコミなどご愛嬌です。

しかしこれに怒った京阪はなんと・・・・


京阪デリシアス
という謎のネーミングセンスの方に乗っかっちゃいます!

そこかよ!!


もはや彼らの抗争を止める術はありません。

こうして今日も淀川ダービーの夜は更けてゆくのです。

ほら今日もどこかで聞える・・・・
手を叩く音が・・・・。


ね、牛乳キャップってここまで遊べちゃうんです


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