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日々の気になる出来事を私なりの切り口で動物たちに報道させます。
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栄養失調児に牛乳を与える校長

2006年05月24日 | THE NEWS[呆れネタ]
このニュースって受け取り方が様々だと思いますが、
とりあえず真っ先に浮かんだのはこの記事は結局何を言いたいのだろうって事

<栄養失調児>校長見かねて、こっそり牛乳飲ます
以下記事引用
家で与えられる食事はコンビニエンスストアの期限切れのおにぎり、菓子パン――。栄養失調が疑われる児童に、校長がこっそり牛乳を飲ませている小学校がある。校長は「家庭のしつけまで学校が引き受けるのはどうかと思うが、(劣悪な食事の)限度を超えている」と嘆く。食育基本法が昨年夏施行され、国は朝食を取らない小学生をなくそうと呼びかけるが、法の理念とかけ離れた現実に学校現場から悲鳴が上がっている。
引用ここまで


とまぁいろんなメッセージがごちゃまぜで色々考えさせられるよね。
だからどこか一つを引っ張り出して細かく話さないとややこしいや。
ですので論点を絞って感想を述べます。

(´口`;)ここを論点に!
1.食生活が乱れている現状について「食育」以前の問題だ。

実は「食育」って最近さかんになってきてるんだそうです。
小学校の総合学習ではみんなで昼食を作ったり食物を育てることで
食事に対するイメージを改めなおそうとしている学校も。
それがしいては健全な人間形成に繋がると言われてます。
とてもいいことだと思います。
この子供の家庭に関してはアレだけど、
もっと「食育」を家庭の場にも広げるようにしなきゃだめだよね。
学校だけでやっててもしょうがない。
その辺はCMでも何でも使っていいから国をあげてもっと推進しなきゃ。
で、食事は家族のコミュニケーションの場だと。

家族で食卓を囲むってことは
例え寺内貫太郎がブチ切れてちゃぶ台ひっくり返そうと(古っ
母親がなだめ、子供が言い返し、祖父母が呆れ
ドタバタしてもそこにはコミュニケーションが存在したのは事実。
今は仕事だからとか時間がずれるとか言って
家族全員が揃って食事を摂る家庭が少ないのではないか。
結局そんなことだから気軽なコミュニケーションが取れなくなっていく。
結果毎日の積み重ねが子供が何を考えてるか分からないから
子供は親が何を考えてる分からないになり、
すれ違い、反抗期、取り戻せない時間、
非行、暴走、犯罪、獄中(少年院)で泣いて初めて親の愛を知る。
親はその時初めて取り戻せなかった時間をリセットできて
我が子にやっと真正面にぶつかれる。
・・・・こんなアホな連鎖が起きてるんじゃないのかと。。。

飛躍しすぎと言われればそれまでだろうけど、
結構食事の時間って大事なんだと思います。
「お母さんの作る料理は好きです」
なーーんてコンビニ弁当食べてる塾通いの子のCMあったよね。
今を反映してる。あんなのが普通に語られる時代。
結局仕事で遅くなるとか、塾とか、共働きとか
オトナの都合が殆どだもんね。
オトナの都合を軽ーく押し付けるから子供だって反発する。
子育てはそりゃしんどいよ。楽じゃないよ。
じゃあ楽じゃないんだよって子供に弱みを見せりゃいいと。
肩肘張る必要ないやん。家族やねんから。
「明日はご飯作るから。今日はしんどいからゴメンな」
たったそれだけでも。


(´口`;)ここを論点に!
2.牛乳を他の児童に分からないところでこっそり与えている不公平な校長。

よく公立ってこういう事は特定の児童に対する特別扱いになるから
隠そう隠そうとする。
仕方がないと言えばそれまでやけど根本的な解決になってない。
校長が「家庭のしつけまで引き受けるのはどうかと思うが限度を越えている」
と嘆いている。見るに耐えないって所でしょうか。
でもまぁそんなもん学校だけが背負わなくてももっと色々機関があるんじゃないの?
無いとしたらそっちが問題だわ。

ところでこの記事の家庭はコンビニ経営だそうで・・・・
売れ残りを勿体無いから食べさせているんだろうね。
これも結局オトナの都合。
確かに勿体無いって意味では例え賞味期限が存在しても
それはただの目安であって2時間3時間経過したからって腐るもんでもない。
(いや、何日も前のじゃいかんけど)
ただまぁちゃんと家庭の味はしっかり与えてあげないとね~。
母親の作る味を子供が知らないって結構ツライよ。


(´口`;)ここを論点に!
3.作っても食べないから作らない、あげく責任のなすりあいをする両親。

ドラマの世界が現実にあるんだもんな。
目に浮かぶわ・・・この言い争ってるシーン。
作っても食べない、だから作らない。いやぁ凄いなぁ・・・
まぁ呆れて言葉も出ないので・・・。
今を生きる子供がオトナになった時、考えただけでもゾッとする。
早く手を打たないとね~。

思うに正直今の状態が進むようでは将来、
自分の子供を公立に通わせる気になれないなぁ・・・・。
別にお受験なんかさせようって気はないし小学校まではまだ良いと思う。
もちろん私立だから良いとは言わないけど比較すれば特に公立中学は・・・・
現状を考えたら今のウチの学区に関して言えば考えてしまうな。

で、(´口`;)まとめ

そういう学校(教師や教育委員会の一部のアホ含む)のレベル改善と、
子供作って遊び足りないからと簡単に離婚させないようにする法改正と
テレビで細木サンに言われないと気づけないほどの親のための
通っても恥ずかしくないもっとオープンなカウンセリング施設の推進と
子供に手をかける犯罪者の検挙率を上げることが
何よりも少子化対策として急務だとオイラ思いますけど。

お金だけじゃないと思いますよ猪口大臣。
※あくまでオイラの個人的考え

「とりあえず戸塚ヨットスクールの校長は親を教育する学校作ればええんとちゃう?」
「逆ギレして親が暴力振るったりして」
「そんなことより、この牛乳ってやっぱり明治?それともメグミルク?それが大事だ」
「君は牛乳キャップで遊んでいなさい」
「今は無き雪印牛乳のキャップが多種大量にあるんですが
  ・・・何でも鑑定団で牛乳キャップ大会とかやらないっすかね」
「まずやらないと思う」


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~ (かな)
2006-05-26 13:20:19
この話題を見てびっくりしましたよ。

両親しっかりして!って思いました。



>母親の作る味を子供が知らないって結構ツライよ

大人になって自分で料理をする時に

母の味付けを思い出しながら作ったりしてるんですよね。

父親が休みのときに作ってくれた焼きそばも覚えていますし。



そうそう、少子化対策ってお金だけじゃないんですよね。

ウチもおひなに弟か妹をいつか…っては思ってるけど今すぐにはムリ(汗)

暴れん坊のおひなとあのつらいつわりの時期を過ごすのはしんどいな~とか、あの陣痛の痛みをまた経験するのはちょっと…という理由もあったり…。

ニュースで少子化対策関連の話題を見ると「違うんだよ。それを望んでるんじゃないんだよ。」と一人でTVに文句を言ってしまっています。
返信する
かなさん♪ (ota)
2006-05-27 17:16:36
いらっしゃいまし♪



>大人になって自分で料理をする時に

母の味付けを思い出しながら作ったりしてるんですよね



やっぱり母親の味って特別ですもんね。

男のオイラでもオヤジが作る簡単な雑炊がどこでも味わえないお気に入りで・・やっぱりちゃんと作れるように覚えてます。





>暴れん坊のおひなとあのつらいつわりの時期を過ごすのはしんどいな~とか

あの陣痛の痛みをまた経験するのはちょっと…という理由もあったり…。



おひなちゃん、やっぱパワフルなんですね~(笑

そうですよね・・・・お母さんの体力的な面って何より大きいですもんね。それこそお金などで補えるべきものではないと思います。

いっつも思うのはこういう対策ってその場しのぎに聞こえが良い様に言ってるなぁって感じるところなんですよね・・・・。
返信する
親の価値観 ()
2006-05-27 22:24:44
…を押し付けるなとかよく言われますが、親が自分の価値観を押し付けないで何を子供に教えられるのかと思いますね。私は息子6歳と毎日言い争いばかりです。食事の時間は憂鬱なくらい。残すなとか、行儀がどうのとか、鈍いとか。喧嘩は嫌なのものだし、説教するのも嫌。楽しく食べたいし、とっとと終わらせてリラックスしたい。でもそれをパスしてしまったら、妥協してしまったら後々自分が後悔すると思います。息子も自分の不満や言い分をぶつけてきます。当然親は自分が子供の時には…という話になりますが、それをもし「時代が違うから」とか「もう面倒くさいから」と躊躇っていたら、子供たちは自分の価値観を相対的に見る機会を失ってしまうと思います。そうなると親の怠慢に他なりません。はい、私も怠慢してます。でも、毎日でなくとも、やはり親子はぶつからないといけないと思います。もし学校側が児童の栄養失調で非難されるのではと考えてこっそり牛乳を飲ませたり、学校で牛乳飲ませてもらってラッキーなんて思っている親がいたりしたら世も末ですね。この校長先生が親心でやっていたとしたら泣ける話なのでしょうが。

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つさん♪ (ota)
2006-05-29 12:28:58
いらっしゃいませ。

つさんご返事が遅くなってごめんなさい。

ご意見ありがとうございます!



>親が自分の価値観を押し付けないで何を子供に教えられるのかと思いますね。



オイラも同感です。押し付けてはいけないっていうのではなく、むしろそれを諦める親御さんが年々増えてきたんだろうなと思います。。。でも子供は子供だと思います。ちゃんとぶつかれば理解できない子供なんて絶対居ないと信じてます。



>息子も自分の不満や言い分をぶつけてきます。当然親は自分が子供の時には…という話になりますが、それをもし「時代が違うから」とか「もう面倒くさいから」と躊躇っていたら、子供たちは自分の価値観を相対的に見る機会を失ってしまうと思います。



本当にすごく良く分ります。そうなんですよね。

ぶつかって、それで発見できる事ってホント多いと思います。これって親と子供というよりむしろ人間としてとも思うんです。それを失ったときにお互いレールを踏み外してしまったりするんでしょうね・・・。

当然そこから逃げれば楽です。私だって完璧人間じゃない。楽に生きる方法も知ってます。でもそれに甘えてはいけないと鞭を打つ術は、何とか持っていると思ってます。自分の子供にも自分の中にある価値観は伝えてあげたいと思います。そりゃもちろん譲り合う部分は必要だとは思ってますけど・・・。

だってそれは何よりも自分の子孫へ託す事の出来るありがたい権利ですもんね♪



>もし学校側が児童の栄養失調で非難されるのではと考えてこっそり牛乳を飲ませたり、学校で牛乳飲ませてもらってラッキーなんて思っている親がいたりしたら世も末ですね。



嫌ですよね・・・そう思ってしまわざるを得ないほどの今の学校やその他の親への不信感。

だからこそ、つさんのような親御さんは必要ですし

私もそうありたいと思います。

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