大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

感動の羽化に立ち会う!

2007年09月08日 | スケッチブック


朝、この夏5匹目のヤマトシジミのさなぎが、
明日未明にでも羽化しそうな色(紫色)をしていたので、
夜、さなぎを確認しに玄関にいくと、さなぎは黄色になっています。

もう羽化してしまったのかな??? と
玄関をさがしても、チョウはいません。
あわててルーペで確認してみると・・・そのとき
「パカ!」と、さなぎの頭が割れました!。

しばらくして、水色の足が出てきて、チョウの体が出てきました。
文字通り足早に、そそくさとカタバミの茎を上っていきます。
羽はフリルがついたようにちぢれています。
しかし見ている間に、だんだんチョウの羽らしくのびてきました。

はじめて、羽化を確認することができました!
電灯がついていたので、朝だとおもったのでしょうか。
ルーペをのぞくと、きれいな触覚(白黒のまだら)、
ちょっとこわい大きな目、毛に覆われた口など
図鑑通りのヤマトシジミがそこにいました。
が、うまく描けませんでした・・・

6月にはじめて発見してから、毎日、
新しい命を発見したり、成長を確認したり、目が離せません。
ちいさなチョウと幼虫たちは、家族みたいです。

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