大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
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市民オーケストラで音楽をやること(沼津交響楽団さん)

2019年12月18日 | 個人的なエッセイ
みなさま こんにちは!
年末ですね!ベートーベンの「第九」が各地で演奏される季節!
今日は、静岡県沼津市の市民オーケストラ「沼津交響楽団」さんの演奏会のご紹介です。

まず、12月22日、沼津市の駅南口にある「仲見世商店街」で、
市民と第九やクリスマスソングを歌うイベントがあるそうです。
お近くの方、伊豆方面に旅行される方も、ぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか♪♪

私は街角で参加できる音楽が大好きです。
自分の音楽の基本はここにあるのでは?と思っています。
最初の経験は、数年前の、「ラフォルジュルネ前夜祭」でした。夕方、丸の内の会場に、楽譜や楽器を持った人々が徒歩で集まり、その場で「ハレルヤ」を演奏しました。私は、楽譜をダウンロードして、初めて歌で参加。無料で、予約もなしです。ファゴットやバイオリン、チェロの人たちの中にはさまって、幸福でした。
曲は4分くらいで終わってしまうのですが、みなさん、何度もやりたがって、3回やりました!その後は、楽譜や楽器を持ってそれぞれ帰宅。電車内でも楽器ケースを持った方がたがいて音楽をやりにだけきたそのことに、なんともいえず愛を感じました!

今回、取材の目的で、故郷のオケである沼津交響楽団さんのリハーサルを見学させていただきました。
来年1月11日(土)に、沼津市民文化センターで、ガラコンサートがあるとのことで、その練習でした。指揮者の和田一樹さん、バリトンの月野進さん、そしてオケのみなさんの演奏がたいへんすばらしく、涙が出そうでした。(途中からちゃんと、作品のことも考えていましたが…(笑))

事務局の長田豊さん(ティンパニ奏者)は、こうおっしゃいました。
「アマチュアオケの良さはリハーサルにあります。同じ曲を何ヶ月もリハーサルで演奏して楽しむんですから、音楽は刹那かもしれませんが、そのリハーサルの時間はとても気持ち良い世界です!本番はあくまでも終着点であります」

私も、音楽をやる意味がここにある気がしました!

すばらしいオーケストラです。
みなさまもぜひ、演奏会や街角コンサートに、足をお運びくださいませ♪♪
わたしも楽しみに見に行く予定です!

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