大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

シジュウカラえらい!

2008年11月26日 | イラスト(色鉛筆)
※イラストは、『凹んだって、だいじょうぶ』(岸本葉子編著/清流出版)より

秋冬は、庭に野鳥のえさを置きます。
あんまり置くと虫をとらなくなるっていうので
朝だけ限定10粒のひまわり、と決めています。
雨戸をあけて、えさをかごにいれて、バードバスに水をつぎたして
窓をしめると、すぐやってくる夫婦のシジュウカラ。

たてつづけに3粒のひまわりをつっついたあと、
メスが、バードバスのふちにとまって、しばし熟考。
きょうの朝は寒いなー、でも冬場の水は貴重だし・・・とか思っているのでしょうか。
でも意を決してお皿にドボン!
鮮やかに、水車のように羽をばたつかせて、水浴びをします。
その後、気が向けばオスも水浴び。

そんなこんなで、午前中でえさはなくなるのですが、
なにかとやってくる、シジュウカラたち。
みると、葉っぱから何かを、食べています。
シーシー シーシー、小さく鳴いては、枝のあいだを右往左往しています。
小さな虫でもいるようです。
おお、ちゃんと自分たちで、自然界の食べ物を探しているのです!
シジュウカラにとっては日常なんでしょうが
うれしかったですね。


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チョウたちの羽化

2008年11月18日 | スケッチブック
※イラストは、『凹んだって、だいじょうぶ』(岸本葉子編著/清流出版)より

だんだん紅葉も美しくなって
初冬らしくなってきましたね。

これから冬!というのに、庭では、キチョウの4つのさなぎががんばり中。
No.1ちゃんは、もう18日も経っているのに、羽化のきざしがありません。
寄生バチとかハエにやられたのかなー? それとも、寒いから??

この秋夏は、ヤマトシジミ、ムラサキシジミが羽化し、
そしていま、キチョウの黄緑色のさなぎが、ハギの枝にぶらさがっています。

ムラサキシジミも、1匹の幼虫が、寄生バチにやられてしまいました。
朝、飼育しているビンをのぞくと、ビンの口に、小さな繭がついていました。
幼虫は幼虫で、葉っぱの上にいます。
この繭みたいなものは、どこから・・・?
しばらく、繭と、生きている幼虫の関係が、よくわかりませんでした。
しらべたら、幼虫の体のなかで寄生バチが育ち、
体から出てきて、外で繭をつくるということでした。
寄生された幼虫は、その後3日間生きて、死んでしまいました~。かわいそうでしたね。
繭のほうは、合成繊維でできたみたいなきれいなレモン色で、
アオムシコマユバチと呼ばれているらしいです。

今年は、ヤマトシジミでも2回、朝さなぎを見に行くと、
さなぎが半分になっていて、そばに見知らぬツヤツヤの茶色の繭が・・・。
もの言わぬチョウはかなしいな、とおもったのでした。

それでも、ムラサキシジミは、過去3年のうち最多の4羽が、
とても大きなチョウになって羽化してくれました!
キチョウちゃんたちも、がんばって~!

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挿絵のおしごと

2008年11月07日 | 本の装画の仕事
※イラストは、『凹んだって、だいじょうぶ』(岸本葉子編著/清流出版)より

この夏、ある本の挿絵を描かせていただきました。
『凹んだって、だいじょうぶ_希望の言葉を贈りあおう 第2集』
(岸本葉子with HOPEプロジェクト編著/清流出版)

発注されたのは約30点(数えてません)のイラスト。
毎日、思いついては木炭鉛筆で描き、
途中から、仕事というよりも、きょうは何を描こうかな~ あれも描いてみようか
という朝のたのしみになりました。
デザインされた絵をあらためてみてみると、
作為的に描かない絵がいい絵になるんだな~ という発見も・・・。

公募で集められたメッセージプラス、著名な方が寄せられたメッセージもあります。
メッセージの数々は、それぞれ、星のように輝いています。
誰かに贈りたくなる1冊です。

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