大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

シジュウカラ巣立ち日記9

2005年08月29日 | スケッチブック

推定メスのヒナが,木の枝の中をちょこまかと動いて,
ガの幼虫をみつけてきました。

夏のあいだじゅう,楽しませてもらいましたが,
野鳥の餌付け(特に夏の)の是非もあり,悩んでいたのですが,
この後,台風に突入するのと同時に,ヒナたちはぱったりと来なくなりました。
台風を無事にやりすごせるかどうか心配です。

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シジュウカラ巣立ち日記8

2005年08月28日 | スケッチブック

このごろは,2羽のヒナが来るようになりました。
1羽はお腹のネクタイが途中でとぎれていて色も薄いので,勝手にメスと判断。もう1羽はネクタイが黒くてつながっているので,勝手にオスと判断しました。
以前から,兄弟どうしのケンカはよくありました。きょうは,推定メスが,推定オスに追い払われていました。

鳥の頭のかきかたには,足を翼の後ろからまわす間接頭かきと,足をお腹の下から出す直接頭かきがあります。シジュウカラは間接頭かき。オウムなどは,直接頭かきです。

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シジュウカラ巣立ち日記7

2005年08月26日 | スケッチブック

いつもは,ミーミー とか ジュージュー と,よわく鳴くヒナが,
きょうは ギギギギ と強い調子で鳴いています。
ジュジュ と鳴き真似をすると,ガラス窓に飛び込んでこようとします。

レン・ハワードの『小鳥との語らい』には,
両足をまっすぐのばして着地するシジュウカラの写真がのっています。
たしかに,シジュウカラは,足をそろえてふわりと着地するように見えます。

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シジュウカラ巣立ち日記6

2005年08月25日 | スケッチブック
台風なのに,1羽のヒナがやってきました。
羽をぬらしたまま,地面で落ちたヒマワリをさがしています。だいじょうぶかな?

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シジュウカラ巣立ち日記5

2005年08月15日 | スケッチブック
シジュウカラの親はとうとう来なくなりました。
朝からヒナたちが親のまねをして枝をカンカンつつきます。
枝をつつくのは,ヒマワリを足でおさえて中味を出す行動ですが,
とりあえず,まねだけ。

地面におりて,シダの葉っぱをひっぱってみたり,
地面から発芽したヒマワリの芽をちぎったり。
ときどき,窓の内側から目が合うと,何? と見返されます。

シジュウカラの頭の模様もはじめて観察することができました。
後頭部が白い丸になっていて,かわいいです。

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シジュウカラ巣立ち日記4

2005年08月13日 | スケッチブック

今日から,親は最初にヒナをつれてくる役目だけで,どこかにいってしまい,
4羽のヒナたちが自由に過ごすようになりました。
ゆっくりですが,ヒマワリを自分で食べることもできます。

鳥は,1日で成長がわかります。

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シジュウカラ巣立ち日記3

2005年08月12日 | スケッチブック

雨の日はシジュウカラはどうするのかと思ったら,誰もきませんでした。
1日,ミーミー鳴きがきこえないので,とても静かでした。

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シジュウカラ巣立ち日記2

2005年08月11日 | スケッチブック

ヒナシジュウカラは,顔がクリーム色で,頭の色が薄いので,つぶらな瞳に表情があります。
羽の背中の緑色が鮮やかに見えます。
親シジュウカラは,真っ黒な頭のせいか,表情がよみとれません。
この日は,ヒナがくわえたヒマワリを,親がうばいとっていました。
そろそろ一人立ちかも。

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シジュウカラ巣立ち日記1

2005年08月10日 | スケッチブック

窓の外の木にシジュウカラとヒヨドリがやってきました。
翌日からシジュウカラ親鳥が1羽で,
その翌日にはヒナを1羽連れて,その翌日にはヒナを2羽連れて,
その翌日にはとうとう4羽のヒナの家族がくるようになりました。
親は常にヒマワリをくちばしでつついてヒナに食べさせ,
もう羽もぼろぼろで疲弊しています。
その後は,朝になるとヒナのミーミー合唱で起こされるようになりました。

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