うぐいすのもり

曇った空の下でホケキョ！　すると違う方からケキョ！
ケキョケキョ・・・
通りかかった林のなかから聞こえました。
まるで深山の幽谷にいるみたいでした。

静物

静物のこころは怒り
そのうはべは哀しむ
この器物の白き瞳にうつる
窓ぎはのみどりはつめたし

（萩原朔太郎　純情小曲集より）

雑司ヶ谷の

鬼子母神商店街に
黒猫のスプレー落書きがありました。
落書きは、日に日に、ふえていきました。
その先にある鬼子母神には
クロ　とよぶと返事する黒猫がいました。
２年前に、うわさでは13歳でした。
げんきでいるかな・・・