大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

3つの家

2011年10月21日 | 絵本の仕事
祈りのツリーというプロジェクトに参加。
3つの家に色を塗りました。
梱包の途中で夫が写真をとってくれました。
自分の手元にはなにものこらないので、
これでお別れか!と思っていたのですが、
写真をのこせたので、アップしました。

3つおなじじゃなきゃいけないんですけど、
塗る場所をまちがえたりして
若干ずつちがっています。

1日でやったので、焦りまくって
組み立ててからわかりました。

楽しい作業でした♩

こののち、都内のクリスマスツリーに
2000個のオーナメントのひとつとしてかざられるようです。

10月の虫と花

2011年10月12日 | スケッチブック
気候もよくなり、ハギの枝でキチョウのさなぎが羽化しそうな朝だったので、庭でちょっとスケッチをしてみました。せまい庭でいろんな花をながめていたら、いつのまにかキチョウが羽化!人が見ているのはほんとうにいやなんですね。しばらくわざとぶらぶらと体をゆらし、10分以内でぱっちりと羽をかわかしきりました。同じくハギの葉にコミスジ幼虫の小さいのもいます。

この夏秋は虫の顔ぶれもかわり、コミスジがはじめて何頭も羽化、ルリシジミは一頭もいなくて、バナナムシはゼロ。チョウの種類はこれまでも年によっていろいろでしたが、いつもはいっぱいとびはねていたかわいいバナナムシを見られなかったのはふしぎ。みなさんのお庭はどうだったでしょうか?

※絵の中のテキストの訂正です。「キボシゴマダラ」→たぶん「キボシカミキリ」かと思うのですが、今となっては確かめようもなく、スミマセン。当時はざっと調べてそう思い込んでいたのたと思います。ゼフィランサスのおしべとめしべの数→逆でした(-_-;)スミマセン!

ねこたち

2011年10月11日 | イラスト(色鉛筆)
ここのところ、家の周りを
ぐるぐる歩き回っているねこたちです。
手前の大きいのがお母さん、
うしろの小さいのは子どもたちです。
これは8月に描いたものなので、
いまではもっと大きくなっているはずだけど、
声は子猫のままで、ミョウミョウいってます。

※あっ、この広い庭はおとなりの庭です!

インコにお礼

2011年10月05日 | スケッチブック
しんみりした詩を書いてみましたが(笑)・・・。

急に秋になったきのう、ボタンインコのルビちゃんと
お別れをしました。
あと2か月ちょっとで18歳。ボタンインコは10年生きればいいほうみたいなので、
人生の半分は私たち人間のために生きてくれたようなところがありました。
朝からえさを食べなかったので、ずっと暖めていたのですが、
夜になってもえさを食べなくて、体をささえていることもできなくなって、
ときどき、手にのせてなでたりしていました。
夜の10時すぎにけいれんしたり、ピッピッと鳴きはじめて
脈がふだんの倍くらいになって、そうとうつらそうだったので、
また手に入れてつつみこんだら、呼吸が落ち着いてきて、
これでしばらくはいいだろうと思って、気がついたら、心臓の音が聞こえなくなっていて
目はあいたままで、いつ死んでしまったのかわからないくらいで、
あわてて夫をよびました。

鳥はとってもストレートな生き物で、
4年前に亡くなったボタンインコは夫に、
今回のインコはわたしに、どちらかというとなついていました。
カゴのなかで目があえば「あけてあけて」と叫んだりあばれたりするし、
出してやれば人間のそばにぴったりくっついているし、
話しかけるとうれしそうだし、
毎日、新しい鳥みたいになって起きるし、
学ぶ事も発見することもたくさんありました。
ルビちゃんは死んだあとも眠っているみたいで、
人の縁を大事にしなよね、なんて言ってくれているみたいに見えました。

オオミズアオが行方不明(絵なし)

2011年10月02日 | スケッチブック
10月になりましたね。
庭に出るのも楽になって、朝、そのへんを観察していたら、
おどろきの発見です。
絵に描く勇気もなくてもうしわけないのですが、
オオミズアオの幼虫がジョウロにつかまっていました。
興味のある方はネットで画像を見てください。
もう終齢らしくて、巨大でした。
ジョウロでまゆになられても困るので、
棒でつついたのですが、すっごい力でぶんぶんとはねかえされました。
コワイ!成虫は静かな蛾なのに、芋虫時代は強烈です。
しかたないので、ジェット水流で力づくで落として、
ゆくえを観察することにしました。
地面をはって、コンクリートの壁をのぼりはじめたのですが、
しばらくすると、ドサッという音。下に落ちたのです。落ちる音もすごい。
何回かくりかえして、ようやくツタの間に安住。
しかし、翌朝見ると、いなくなっています。
こんどは、反対側の壁の下を歩いています。
色が、黄緑色から茶色に変わっているので、前蛹直前のようす。あわてています。
ここでまゆになるんだな、と思って、落ち葉をかけてあげたのですが、
恐怖を感じたのか動かなくなってしまいました。
しばらくして見てみたのですが、いなくなっていました。
どこかでまゆになっているのでしょうか。
まゆになってしまえばおとなしいし、
成虫の羽化は見てみたいので、楽しみです。
いま思い出しましたが、幼虫が右往左往するようすは、
あれこそ「はらぺこあおむし」のモデルだという気がします。
あんな形の虫は、オオミズアオだけではないでしょうか。