大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

毎日を一歩ずつ進む

2013年10月29日 | 個人的なエッセイ
みなさま こんにちは
日ごとに秋が深まりますね。
私の大好きな季節が今年もやってきました。

しかし今年は、このすばらしい季節を前に、
いきなり風邪をひいてしまい、けっこう寝込みました。
思わぬ痛いできごとでした。

どなたもそうだと思いますが、私も、
風邪をひく前日までは、自分がまさか1週間も寝込むことになるとは
思ってもいませんでした。
寝込んでみると、視界に入るのは天井のシミとカーテンの皺くらい。
寝ても起きても退屈で、もちろん体は発熱していますから休まりません。

なにを見ても読んでも経験しても、考えるのは暗い、おもしろくないことばかり。

毎日、スケジュールは消化され、
毎日、前に進んでいる気でいましたが、
そういう感覚でいられたことが、いかに幸せだったか、
もしくは思い込みにすぎなかったか、気づかされたのでした。

きょうからじょじょに復活です。
ようやく、秋の空の色にうれしさを感じることができるようになりました。
暗い気持ちも、なんとかリセットしようと、
幼なじみの友だちのブログを久しぶりにのぞいてみました。
すると。
彼女の、毎日をがんばっている様子をちらっと読んだだけで、
ふわっと元気がわいてきたのがふしぎです。
人の幸せな生活の様子を知るのって、私もびっくりですが…
ものすごく予想外に自分の幸せ感もアップしてくれるんですね~。
ああ、人ってこうやって生活するんだった。そうだそうだ! みたいに。

こうやって、小さなことに気づいたり、感動したりしながら、
毎日をちょっとずつ進むのが、健康に生きるってことなのかなあ、
などと、めずらしく深く考えた秋の入り口でした。

イラストは、春先に描いたパンジーの絵。
田んぼでとれた新米を送ってくれた叔母に送ろうと思います。
新米のおいしい季節でもありますね。

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イラストコラム・第11回(絵あり)

2013年10月16日 | 執筆の仕事
みなさま こんにちは

イラストコラム「つれづれないきものたち」(進学レーダー2013.vol.6)を
あらためてご紹介です。(前回は絵をのせないままでした。ごめんなさい)

わがやで13年と17年10か月をすごしてくれたボタンインコたちです。
ほんとうに、鮮やかな色の鳥たちでした!
美大のころ、アフリカの留学生は、原色を好んで、
中間色には見向きもしなかったと
教授が言っていたのを思い出します。
性格も「暗い影がひとつもない」感じで、
毎朝、「新しい朝!楽しいね!」と、
にぎわわせてくれたものでした。
鳥ってこんなに愛情深いんだ~、と気づかせてくれた子たちでもありました。

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素人目線でお届けする生き物コラムです。
ご意見、ご感想などありましたらお知らせくださいませ。
(oshima.rie☆nifty.com)

現在は、「進学レーダー」2013.vol.7号が売られています。
見かけましたら、どうぞ手にとってごらんくださいませ。

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