脳が冴えてサクラチル

2010年04月08日 16時44分00秒 | G地点 チッチ

 

 

桜の花びらが、こんなに積もってる。
僕が思いを寄せているミーコさんは、
桜の花びらが、大好きなんだ。
ごろん
ごろごろ
「と、いうことは……」
「いいこと考えたっ!」
「桜の花びらを身に付ければ!」
「ミーコさんに好かれるかも!」
「あらチッチ、こんにちは」
「……脳味噌がはみ出てるの?」
「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


正道の花見で七転八倒

2010年04月08日 13時32分00秒 | B地点 おかか

 

 

「風は冷たいけど、よく晴れたなあ!」
「緑の葉っぱが出てきちゃったけど」
「でも、桜はまだまだ見頃だし!」
「地面を見ても、これまた凄いんだよね」
「ほら! 花びらがこんなに!」
「というわけで、おかか先生! 本格的にお花見をしましょう」
「うむ。いいね。大賛成だ」
「だが……ここでやるのか?」
「このシートの上で?」
「ふっ。邪道だな」
「邪道?」
「シートなんか使うのは邪道!」

ごろっ
「じかに地面に寝るのが、野良猫の花見の正道だよ」

ごろん ごろん
「散った花も、間近で楽しめるしな!」
「う~ん、最高だ~♪」
「……地べたに寝てると、お腹を冷やしますよ」
「な~に。大丈夫さ」
しかしやはり、おかか先生はお腹を冷やしてしまったのだった……。
「……うっ!? 腹の具合がおかしいぞ!?」
「あいたたた!」
「うぐぐぐ……」
「な、なんのこれしきっ」

「……あ、あああああ」

「ぐわああ~っ!」
「も、もうだめだあっ」
「ト、トイレ行ってくる!」
「やれやれ……」