憂鬱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たいへん危険な遊戯

 

	「カバンか……」
	「ふふふ。いいこと考えた！」
	「この中に隠れて、奴をびっくりさせてやろう」
	おかか先生は、ここに隠れた。
	そうとは知らず、おむさんがやって来た。
	だがおかか先生は、飛び出すタイミングを逸してしまった。
	いや、出られなくなってしまったのだ……。
	「うわ～っ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両方やってみてほしい

 

	「え？　なぜ耳を隠してるかって？」
	「ふふ。実は、片耳だけ、交換したのさ」
	「ほら！　垂れ耳だ。似合うかい？」
	「なんちゃって。へへへ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽんぽんの喜悦

 

	おかか先生であらせられる。
	腰（尻尾の付け根あたり）をぽんぽんと叩いて差し上げると、先生はたいへんお喜びになる。
	「先生、今日もぽんぽんをいたしましょうか？」 「うむ。やってもらおうか」
	「ではさっそく」 ぽんぽん 「む、効くなぁ」
	「いかがでしょう？」 ぽんぽん 「むはぁ」
	「もっと強いほうがよろしいですか？」 ぽんぽんぽんぽん 「はぅあ～～～っ！」
	「先生、今日はこれで終わりです」 「うむ。ありがとう」
	「やっぱり、もっとやりましょう」 ぽんぽんぽんぽん 「はぅあ～～～っ！」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変化の二箇月

 

 

	……おっ！？
	あ、あれは……？
	シンジ君か？
	う～ん、シンジ君にしては、いやに体格がいいが……
	いや！　あの「くるりん尻尾」！　まぎれもなくシンジ君だ！
	……いや～、見違えたよ。
	シンジ君が来たのは、08月12日。いやもうあの時はガリガリに痩せていて、被毛もボロボロだったが。   ※参照、08月12日撮影
	あれから二箇月。ほら、あんなに健康そうに太って。 ※参照、「無題」／「頼りになる温かさ」　（いずれも08月12日）
	被毛もすっかり綺麗になった。ボランティアさん達の努力のおかげだなあ。
	顔付きも、精悍になった……！
	感慨深いなあ。
	よかった、よかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

膝の上のケータイ写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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