やさしい、きびしさ

 

	とある飼い猫アキナちゃん（仮名）が遊びに来ました。 「おむさんですか？　はじめまして」 「アキナちゃん、こんばんは。よろしくね」 （日が暮れてしまい、たいへん暗かったので、以下すべてブレボケ写真です。）
	ふたりは、お鼻とお鼻をくっつけて、仲良しになりました。
	ところが、アキナちゃんは……。
	「あれっ？　アキナちゃん、どこ行くの？」
	「あたし、おかか先生にも会ってみたいの」
	「な～んだ。先生なら、君のすぐ上にいるじゃないか」 「あっ、あれがおかか先生？」
	「おかか先生は、あたしと遊んでくれるかな？」 「もちろん遊んでくれるさ！　先生は優しいもの」
	「こらっ！　もう暗いよ。早くおうちに帰んなさい」 「は、は～い……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

就業意識の違いってやつですか

 

オムイ外伝シリーズ　第五部（人情濃厚篇）　第18話

	幕府はオムイを倒すため、若いくの一を刺客として送り込んだのだった。 「あなたオムイね！　覚悟なさい！」 「うッ？　公儀隠密か！」
	追忍は、遠くから盗み見ていた。 「くっくっく。オムイの奴、どう出るか……？」
	「おい、幕府の仕事なんて馬鹿らしいぞ。辞めちまえよ」 「えッ！？　う、う～ん、考えてはいるんだけど……」
	「ん？　おいおい……」
	「退職金も出ないぜ。なッ、抜けちゃえ」 「そ、そうねえ……」
	「だいたい、追忍なんてかっこわるいだろ」 「……そうね。　決めた！　あたしも抜けるわ」
	「ぐ、ぐはーーーッ！？」
	「最近の若い連中はこれだからなあ……」 ガクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポストカードのように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よこはまチャチャ

 

 

	またしても新人である！
	ご覧の通り、茶トラである。
	ボランティアさんによって、チャチャと名付けられた。
	この歌と関係があるかどうかは、定かでない……。
	オスである。
	元飼い猫であろう。人慣れしている。
	チャチャは、一眼レフのシャッター音（ミラー音、つまり「パシャッ」というあの音」）をひどく怖がる。
	だから、近寄って撮影する際には、音のしないコンデジを用いねばならない。
	ところで、チャチャは、以前に紹介したボスに似ている。

そこで、比較用。以下３枚はボスの写真である。
ただし、これら３枚は、10月21日の撮影。
なんと言うか……ボスのほうが、全体に「ふてぶてしい」……ような気がする……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読者をなめるな

 

 

オムイ外伝シリーズ　第二部（超時空篇）　第８話

	抜け忍、オムイである。
	そう。この日オムイは、ナッちゃんに姿を変えていた。
	さて、こちらは今回の追忍。チッチである。
	追忍は、横になって休んでいたが、
	オムイが襲ってくる気配を、察知したのだった。 「……はッ？　殺気！」
	「オムイか！　そこだッ」 ビシッ
	「むッ、さすがだな！」
	「喰らえーッ」 バシッ
	「ぐはーーーッ」
	「……ちょ、ちょっと待て。上のコマ、おかしいぞ」
	「オムイが反撃したんだから、俺がグハーッとなるはずじゃないか。編集ミスか？」
	「ふふふ。気にするな」
	「俺たちは見た目がそっくりだから、どうせ読者には判りゃしないさ」
	「そ、そうか？　俺たち、そっくりかな？」 「そっくりだとも」
	「遠くから見たら、見分けがつかないかな？」 「つかないとも」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静