雨の日の発見

2008年08月28日 17時34分00秒 | B地点 おむ

 

雨が止まない。
僕はおかか先生と一緒に、橋の下で休んでいた。
すると、チィチィ・ピィピィという声が。

「何でしょう、先生?」

「何だろうな?」
「おい、橋の下を見ろ!」

「鳥の巣ですね! ……ヒナが二羽……カラスでしょうか?」
「いや……あの羽の模様は……」

「ハトですね」
「ほら、すぐ脇に親がいますよ」
「この雨では、エサ探しにも行けまい」

「……僕たちを見張ってるんじゃありませんか?」
いつかのハトさんカップルのヒナかもしれませんね」

「多分そうだろう、なんとなく嬉しいなあ」