僕が好きなのは

 

	よっ
	ふふふ　またそこかい ええ　ここが大好きなんです
	私はちょっと散歩してくるよ はい　行ってらっしゃい
	さーて　お昼寝しよう♪
	……うーん　眠れないよ
	なんだか落ち着かないなあ　なんでだろ
	わかった！
	僕が好きなのは、イスの上じゃなくて、先生の側なんだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの伝説の侏儒が今

 

	「ほにゃ」
	「ふわ～～あぁ」
	ごっくん
	「あれっ！？」
	「……ん？　どうかしたかね？」
	「アクビしたら……一寸法師が口に入って……飲み込んじゃいました」
	「にゃんだと！？　一寸法師だ？」
	「今、僕の体の中で暴れてます」
	「そんなバカな」
	「ホントです、眼から覗いてみて下さい」
	「……ああっ　ホントだ！」
	「中に誰かいるぞ！」 「ね？」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

形而下の刑事か

 

	「なにっ？　容疑者のアジトが割れた？」
	「ヤマさん　すぐ行って下さい」
	「……誰がヤマさんだって？」 「まあまあ　とにかく急いで下さいよ」
	「よし　行ってくる」 「お気を付けて」
	「容疑者発見！　逮捕する！」
	「逃げられたっ」
	「こちらで身柄確保しました！」
	「ふふ　事件解決ですね　ヤマさん」 「だからヤマさんじゃないってのに」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眉目秀麗

 

	おっ
	「眉毛」が素敵だねえ！
	おかか先生の親戚かな