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避暑地の別荘を訪れた私は、黄金を見いだした。 |
三匹の肛門を調べたところでは、またミクちゃんが排泄したようだ。 先刻のものよりやや柔らかいが、良いウンチである。 だいぶポンポコリンだったからなぁ。 たっぷり出して、すっきりしただろうなぁ。 ほっほっほ。 |
◎暑さを訴える
防水した電気アンカを底部に入れた「巣箱」は、ずっと私の寝室(笑)に置いてあったが、
昨日・今日の昼間は、かなり暑いので、普通の涼しげなダンボール箱(「別荘」と命名)を
別に用意して仔猫達を入れ、風通しの良い私の書斎(笑、「避暑地」と命名)で寝かせている。
いま彼等は、キーボードを叩く私の横でスヤスヤと眠っているのだ。
(昨日も今日も、ナアちゃんがいやに鳴き叫ぶ。おなかもいっぱいだし、ウンチでもオシッコでも
ないのに鳴き叫ぶナアちゃんは、「暑いよ~」と訴えていたのだ。)
夕方になったら、また「巣箱」に戻してあげるよ。
夜になって更に涼しくなったら、電気アンカをオンにしてあげるよ。
◎噛む時代の終わり
仔猫達の「噛む時代」は数日で終わってしまった。
(このところ兄弟同士でもやたらと噛み合っていたから、
「噛まれると痛い」ということを学習したのかもしれない。)
昨日あたりからは、私の掌や指の、柔らかく膨らんでいる所に
鼻をおしつけ、まさぐり、舐め、そして、にゃぐにゃぐ吸い続ける。
おなかがいっぱいでも、そうするのだ。
◎走る
授乳前はなるべく仔猫達を自由に遊ばせて観察する。
今までよたよたと「歩く」ことしかできなかった仔猫達だが、
特にナアちゃんとミクちゃんは昨日あたりから、ウサギのように
後ろ脚を二本揃えて蹴って前に進むこと、つまり「走る」ことが一応できるようになった。
面白いのは、彼等が自分で自分のその能力に驚き、とまどっているように見えることだ。
「なぜこんな能力が急に備わったのだろう? この能力を何のためにどう使えばよいのだろう?」
彼等の姿はまるで、そんな風に考えているかのようなのだ。