下ネタはいけませんよ

2008年05月01日 16時15分00秒 | G地点 チッチ

 

  「たまにはテニスもいいわね」
 

「ちょっと待った! そいつはバットシグナルだ! 私バットマンに助けを求める信号だよ!」

 

「その2つのボールは、私のこの金色に輝く双眼を表しているに違いない!」

  「ちょっと待った!」

「むっ?」
 

「その2つのボールは、私のこの可愛らしい鼻の模様の象徴ではないかな?」 

  「ちょっと待った!」
 

「こがね色のボールが2つということは、やっぱり、あれだよ、ほら、僕のこの立派な……」 

  「こらっ」

「てへへ」

 

 

 

 

 


愛されていなかったらしい

2008年05月01日 15時50分00秒 | G地点 チッチ

 

  「うふふ。魔法の自動車を手に入れたんだよ。」 
 

「ガソリンいらないんだってさ。
愛の力で走るんだって!
僕とミーコさんにぴったりだよね。」 

  「……変だな。ぜんぜん動かないよ。」 
  「困ったなぁ。ミーコさんを誘ったのに。」 
  「なにしてるの? ドライブはどうなったの?」

「あっ、ミーコさん。」 
  「ちょっとトラブルがありまして。徒歩にしませんか。」

「なんですって?」 
  「あなたにはトホホがお似合いね。」

「まいったなぁ。」 
  「……ミーコさんのダジャレを聞けたから、まぁいいか。」 

 

 

 

 

 


初恋の記憶を

2008年05月01日 15時22分54秒 | G地点 ミーコ

 

 

  桜は緑の雲になった
  次の花はツツジかな
 

ツツジの花ことば
白は「初恋」
赤は「恋の喜び」

  ならば このピンクのツツジは?
  白と赤を合わせて 「初恋の喜び」?
  初恋の記憶を 遠く辿れば
  狂おしい迄の羞恥と
  いたたまれない程の苦悩
  それらに倍する喜びが あった筈なのに
  あっ いま 思い出せそう

 

 

 

 

 

 


たんぽぽ

2008年05月01日 14時59分18秒 | G地点 ミーコ

 

 

   猫さん私に 愛を教えて

 

 

   あなたは幼い まだ子供

 

 

   愛を語るには 早過ぎるわ

 

 

   猫さん私に 愛を教えて

 

 

   あなたは大人ね 教えてあげる

 

 

   そっと優しく くちづけを

 

 

   あなた自身が 砕けぬように

 

 

   そっと優しく 触れるだけ