土佐っぽ

四国は土佐国のもんが、日々の中で思いゆう事や、得手勝手な考えを書きよります。どうぞよろしく。

「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)

2007年04月24日 22時50分01秒 | Weblog
2007年の
4月23日24日の両日で、
全国一斉に行われたのが、、学力テスト。

小学6年と中学3年の児童・生徒約233万2000人が対象。
名称を「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)という。

さて、
これに関する莫大な費用が意味あるかどうか、、
まあ、、国の政府とやらが、ほんとうに意味ある予算を執行するかは
かなりの疑問があるが、、これはほんとうに、、えげつないテストだろう。

一言で言えば、

「テスト学力を大切にする教育に急速に変化する。」だ、。。

学校では、今でも、

テストの点による人間評価と進学指導。
部活の勝敗(試合の点数)による人間評価と人生指導。

により、数字で全てが評価され人格を決めつけられている。

しかし、学校という場所は、

学び、考え、思考し、、学習することから、
活きる喜びや、問題解決の満足、、そういうものを体験し、
同じ世代の男女との触れ合いや、大人との関係から、
よりよい民主主義を担う公民を育てる場所のはずである。

それが、これからは、
今回の学力テストにより、
市町村、都道府県の成績による教育力の比較と格差づけ。
そして、
その点数を意識した教育、、授業、、そういう事になるはず。

非公開だといいつつも、、
学校による公表は、情報公開法などにより、公開するだろう。
となれば、
当然、学校格差がでてきて、競争を教育の中核にした教育が行われだす。

そして、必ず、足をひっぱる生徒を特定し、、、
現場は、非常に人権を無視しだした場となるだろう。

勝ち負けで人間を判断し、
益々人格に歪みを生み出す教育になることは、、想定できる。

もう、、いくらなんでも、、
気が付いてほしいのに、、、、、

この国の主権者は、、
まったく、、、行動には移せない。

本当に、国家的ナショナリズムと勝利者意識で、、亡国寸前だ。