釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

生命の誕生

2010-08-28 12:42:32 | 自然
生命の誕生はこれまで進化論が優勢で地球上で生命が誕生し、それが進化し続けて来たと考えられて来た。しかし、地球上で無から生命が発生したと考えるには矛盾も多く、そのため、生命は宇宙から地球上にやって来たと考える人もいる。「地球の生命は宇宙に由来する」という考え方を最初に提唱したのは1787年イタリアの動物学者であるアッペ・ラザロ・スパランツァニだそうだ。その後、DNA二重螺旋構造の発見者のフランシス・クリックなどもこの考えを支持しており、近年では2001年に亡くなったイギリスの天文物理学者であるフレッド・ホイルにより強固に主張された。生命が地球上で発生したのか、地球外からやって来たのか無論決着は付いていないが、ドレイクの方程式なるものがあって、「我々の銀河系に存在し人類とコンタクトする可能性のある地球外文明の数」を算出するための方程式をアメリカの天文学者であるフランク・ドレイクが考案した。この方程式によれば人類の存在する銀河には10の地球外文明の存在する可能性があるそうだ。地球上の生命体を構成するアミノ酸はL型であるが、隕石に含まれるアミノ酸もL型が多いと言う。晴れた日の夜空を見ていると、無数に煌めく星々の中で「生命が存在するのが地球だけだ」と言う考えはむしろ承服しずらくなる。これだけ数限りない星たちの中にはきっと生命体がいるに違いないと逆に確信したくなる。

グラジオラス 文目(あやめ)科の花で東洋にある菖蒲というところから別名「唐菖蒲(とうしょうぶ)」とも