*orange bicycle*

写真のこと、日常のことなど書いていきますですよぉ

クリスマス・パーティのあとで

2008-12-28 22:05:08 | pleasure
ちょっと遅めの
クリスマスパーティー。
ひさびさのhさん、mちゃんが
我が家に集合。
したまち散策と撮影にはげみ
牡蠣鍋をたらふく食べつつ
プレゼント交換を。
hさんからはお花の栽培セット
mちゃんからは切り絵キットを
もらってホクホク。

hさんが帰ったあとも
mちゃんと深夜おそくまで
写真の話、こいびとの話
将来の話をえんえんと。

やっぱり、mちゃんも悩んでるんだ
朝をむかえる頃には
お互いの気持ちが、少しだけすーっと
軽くなっていたはず。

おたがいの幸せをねがって
近所の神社へお参り。
ブランチにつるつるのうどんを味わって
ふたたび撮影、撮影、ぶらぶら歩き。
そのあと黄色い電車で高円寺へ
古着屋さんで試着、試着
あまい焼き芋かじりつつ
おもしろ店舗に笑い声をあげて。

2008年に、さよならをする前に。




思わぬプレゼント

2008-12-21 20:57:20 | pleasure
本日は~
朝の早いうちに
東京都現代美術館
ネオ・トロピカリア」と
森山大道さんの展示を。
片や自由奔放な現代美術、
片やザラザラとしたモノクロの世界、なんだけど
どっちもすごく良かったです。
ウワーと叫びたくなるような
ダイナミックさ。
ブラジルの”いま”を垣間見たような。

木場公園でひとやすみして
有楽町へ。
こんどのクリスマスパーティー用に
ワイン買って
プレゼント買って
さあ帰ろう、と地下鉄の通路を歩きかけて
ふと止まった足。
そういえば、丸の内エリアは
いまごろイルミネーションで
キレイなはず・・・
気合を入れ直し、階段を駆け上がると
そこにはシャンパンゴールドの煌めきが
延々続き。
ついフラフラと、煌めきと
歓声を上げる人々の合間をぬって歩くと
丸ビルが賑やか。
もしや、と思って入ってみると
細野晴臣さんの公開ライブが!
運良く、後半の「スーダラ節」
「ジングルベル」「ホワイトクリスマス」
を聞くことができました。

思わぬところで
南風が吹き抜けるような
ゆるやかでやさしい歌声のプレゼント。

アルテイドハシカタアリマセンヨ、ネ

2008-11-16 22:05:45 | pleasure
本日は・・・
上野の東京都美術館でやっている
「フェルメール展」へ。
階段を下り、入口へ向かおうとした矢先
”ただいま60分待ち”のサインが
目に飛び込んできてしまいました。
え”え”~~~っっ
うーむ、そうですかぁ
そんなら並びましょ

というわけで、大勢の観客とともに
しずしずと会場へ進み
無事、観ることができました。
入場制限してるだけあって
館内は比較的ゆとりが。
観客の快適さを保つ為には
待たせるのも仕方がないことなのかな。

そして、本日はブーツを買おうと
決めていたので
新宿へ移動。
前に伊勢丹で見て
気になっていたやつ
(中がムートンになってて
外側はグレイの皮革)を
もういちど探し当て。
しかーし、思いのほかお値段が張ることに
今更ながら気付いてしまったので
泣く泣く、ほかの品物を
お買い上げ。

まだ外は明るいので
思い切って映画を観ようと思い
銀座へ移動。
(しかし、効率悪い移動してるなぁ)
シネスイッチ銀座でやってる
「マルタのやさしい刺繍」。
80歳のおばあちゃんの演技が
なんともあったかく
スバラシイのです。
近くの席に、スイスのかたと思しき
3人ぐらいの女性グループがいたのですが
要所要所で「ハハハ・・・」
という笑い声、
でもって、日本の皆さんはシーーン。
うーん
ストーリーのツボというか、落としどころは
その国のヒトが一番理解できるだろうから
これも仕方ないのかもね。
まず、こういう映画に期待するモノも
根本的に違うだろうなぁ。

そんなことを
考えた一日でありました。

TIME TRIP with autumn sketch

2008-10-12 00:28:05 | pleasure
連休初日のよりみちコースは

topoさんの参加しているワークショップ
「茶ノ間」の展覧会
クリスマスを思わせる、素朴な木のお盆が
いかにもtopoさんらしくて
そのあと、topo夫妻とともに
「桃林堂」でお茶を
かわいらしい秋の和菓子と
お抹茶が、お膳にならんで

お次は銀座へ
ニコンサロンでやってる「極東ホテル」
髪をパープルに染めた
白人の女の子がDMになってる
てっきり、ロシアかどこかで撮影したのかと思ったら
なんと、かつての山谷の宿泊施設なんだそうな
写真に写ってる
国籍さまざまな若者たちは、
何を求めて日本へ来たのか
いや、山谷が特別なところだと思っているのは
とりあえず平均的な生活が出来ている
日本人だけなのかな
外国人にとっては、便利で快適、
ただそれだけなのかも・・・

スタバでカシス色のドーナツをかじりつつ
写真展のお礼状をかきかき、
銀座線に飛び乗って渋谷へ移動
前から気になっていた映画
東南角部屋二階の女」を観に
ユーロスペースへ
なんというか、味わいぶかい
日本のドラマ、映画にありがちな
「それできすぎだよ」的な展開は
あんまりなく、ただ淡々と
時が流れていく
その流れ方が、ヨーロッパ的?だったような
いや~、でもこれは
とにかくあじわいぶかいです

締めくくりは初台オペラシティ、近江楽堂
青木隼人さん、nakabanさん
波多野敦子トリオのコンサート
やっぱり、私はギターの音色に
郷愁を感じてしまう
どこかで耳にした曲が流れて来て
あー、これはさんざんピアノで練習した
ギロックの「秋のスケッチ」じゃないか
いっきに小3のころの私へ
タイムトリップ



花火を追いかけて

2008-07-26 23:37:15 | pleasure
本日は
新宿御苑の写真ギャラリー
蒼穹舎」にて
水谷幹治さんの展示に
おじゃましました。

前回の「COLD SUN」や
「EL DORADO」も観たのだけれど
今回は、枚数がいっぱい!!
壁一面、写真写真写真。
「雑誌の取材で、200枚出すって
言っちゃったからさ~」
と笑う水谷さん。
カマキリ、おしり、人影
セルフポートレイト・・・と
ワクワクするようなモノクロ写真。
その一枚一枚から
不思議とエネルギーが
私のからだに注入されて
しまったような。


勢いに乗って
新しくオープンした無印へ寄って
記念の小さなバッグをもらったあと
隅田川へ!!
ほんとは行くつもりは
なかったのですが
気付いたら、人波にまみれて
打ち上げ花火の音のする方向へ
ゆっくりと歩みを進めておりました。
ケータイで撮ろうと思ったら
電池があまりなかったので
ふだん持ってるカメラで
ぱしゃぱしゃと。
(だもんで、すぐにはアップできませぬ。
こんなんばっかりで、ごめんなさい)
歩くたんびに、まわりの景色がゆっくり
移り変わって。
ところどころ高層ビル、
マンションにさえぎられつつ
ピンクや緑の光のつぶつぶが
顔をのぞかせて。

やっぱりキレイですねぇ

すし詰めの地下鉄に揺られ
やっとこ帰ってみると。
我が敬愛してやまないバンド
サニーデイ・サービスが
再結成されるというニュース!

なんだか、涙がでそうです




だれかと話したい土曜日に

2008-05-31 22:32:27 | pleasure
本日の出没先は

表参道・Gallery360°
ホンマタカシさんの写真展
「東京」最終日
ぐーうぜん
写真界では名前を知られたお方が
会場に居合わせたもんだから
お声をおかけしてしまいました
うひょー

中央線の各駅停車に飛び乗ったら
消毒のアルコールみたいな
なつかしい香り
なんでだろ

荻窪・杉並アニメーションミュージアム
むかし、実家のタタミ替えの日に
銀河鉄道999の映画を
テレビで観たんだよね

教会通りってステキだな

渋谷へ舞い戻り
UPLINK X
「サルサとチャンプルー」を鑑賞
むかし、はるばる日本からキューバへ
海をわたって
移り住んだひとたちがいたんだね
知らなかったよ

帰りに見つけたチラシの中に
LOST IN TIMEのライブのお知らせ
行こうかどうしようか、考え中
そんなわけで、ひさびさに彼らの
「きのうのこと」を聴いてみたよ

渋谷(ニテ)10代(ノ)苦悩(ヲ観ル)

2008-04-20 22:06:34 | pleasure
ガス・ヴァン・サント監督の
パラノイド・パーク」を観に
渋谷の街へ。

予告編を観て
「あっ、これは観に行かねば!!」
と思っていたのでした。

舞台はアメリカ。
日夜スケボーの練習に励む
高校生の男の子、アレックスが
ある夜、誤って貨物列車の
警備員を死なせてしまう・・・

とまあ、こんな感じの
ストーリーです。

ひとつひとつのシーンが
すごく鮮烈で
ある意味、写真的。
自分の日常とは、だいぶかけ離れた
環境でストーリーが
進むのだけれども
(まあ*orangeさんは、10代は過ぎてしまったし
アメリカ行ったことないし
スケボーなんかやろうものなら
全身あざだらけになること必至なので)
けれども、共感、というか
心にずしっと
重い、深いものが
置かれたような。

音楽も独特。
えっ!このシチュエーションで
この曲!?
というような。

時間の流れで言うと
この映画は、アレックスの人生の
ほんの一瞬を切り取っただけに
すぎないんだろうな。
それこそ、この映画の時間と同じ
2~3時間くらいの。

でも深い。
もし、もう一回観たとしたら
また違った感想が生まれるかも。
何かが見えてくるかも・・・

ひさびさに、あとをひく
作品に出会いました。

今年もやっぱり、目黒川

2008-03-29 21:24:08 | pleasure
会社のヒトたちと
スイーツビュッフェなるものを
楽しんだあと。

まだ外は明るくて、
まっすぐ帰るには、あまりにも
もったいないから。

みんなと別れたあと
ひとり中目黒へ直行!

咲いてます、咲いてます。
空や川を覆い尽くさんばかりの
淡いピンクのサクラたちが。

きれいだなぁ~と思いながら
目黒川沿いを、ゆっくりと
池尻大橋方面へ。

この川ってどこまで
続いてるんだろう!?

ところどころ、大きな道路を横切りつつ
てくてく歩いていくと、
いつのまにか、川は忽然と消え
駐輪場が。

あれ~
この下を流れてるのかなあ・・・

さらに進むと
ちょろちょろ小川が現れ
桜の代わりに
いろんな植物が植わってる。

しかも、案内地図を見ると
この小川沿いの小道は
はるか下北沢あたりまで
続いているらしい・・・!?

そうなんだなぁ~~
川を辿るって
意外と楽しいかも。

去年はパン屋さん「opatoca」や
チーズケーキのお店「ヨハン」へ
寄り道したけど
本日は、前々から気になっていた
和菓子のお店「HIGASHIYA」へ。
古い日本家屋のお店には
ちいさな、かわいらしいお菓子たちが
お行儀良く並んでおります。

包装もほんとにステキで。
ひと口果子、というのを
買ってみたのですが
包みを開けるのが
もったいないくらい。

わざわざ部屋を
白熱灯の明かりにして
借りてきた「りんごの子守唄」を
流していただきました。笑
でも、ほんとにそうしたくなるほど
ステキなんですよ。

今年はあんまり
「桜」そのものにはカメラを
向けなかったけど。

皆の幸せそうな表情を見てると
ああ、今年も来て良かったな!と
思うのであります。

それでも、converseを愛す

2008-02-10 18:46:14 | pleasure
学生の頃から
コンバースばっかり履いてます。

最近は、雪降ったり
スニーカーより
革靴が似合う格好をしたり、だったので
ブーツだの他の靴だの
履いてましたが。

今日、ひさびさに足をつっこんで
神楽坂あたりまで歩いたら。


いたい~~

*orangeさんは、やや
外反母趾ぎみなのです・・・

靴紐をきつく
締め過ぎたのかな・・・?

イタイヨ~、と思いながらも
てくてく、ひょこひょこ歩き
地上に姿を見せた丸ノ内線の風景、
フランス人らしきちいちゃな子が
残り雪ではしゃぐ様子、
路地裏の銭湯の煙突・・・と
いまだ発見したことのない
「東京」を切り取ってまいりました。

本日の神楽坂探訪、
もうひとつの目的は
赤城神社の境内にある
Akagi Cafe」。
残念ながら、3月いっぱいで
クローズしてしまうんだそうな。
社務所を改装してあるのか、
日本家屋のレトロな持ち味が
いい雰囲気。
お昼時というだけあって
にぎわっていたので
あまりノンビリはできなかったものの。

春がちらっと顔をのぞかせたような
おだやかな陽気の中
やわらかい陽射しが
大きな窓ガラスから差し込み。
もとは学校の机だったのか
端正な姿のテーブルに運ばれた
ハッシュドビーフをいただき。

高台から、ビルや住宅を眺めれば
木立の細い枝のすきまから
薄水色の空が
どこまでも広がっておりました。

え?
足ですか?

やっぱりいたいよ~・笑

タダノミ・ウィーク

2008-02-02 22:21:39 | pleasure
水曜日。
オーストラリアから帰国した
hさんを囲んで
サワー+マッコリを飲み。

木曜日。
写真展「大ニエプス展」にて
ワイン+ウイスキー+ビールをいただきつつ
写真家の中藤毅彦さんから
キューバの旅話をお聞きし。

本日は。
観ようと思った映画が
満席で入れず。
どうしよっかな~、と考え
明日向かおうと思っていた
代々木上原「+case gallery」の
「窓の図鑑」展へ。
渋谷から井の頭通りを
てくてくてく・・・と。

そういえば、天然酵母のパン屋さん
「ルヴァン」て
このあたりじゃないかな~
と、思っていたら
ありました!
お昼食べようかな、と思ったのですが
あいにくレストランは満席。
まあいいや~
再びてくてく。

ギャラリーに入ってみると
ちょうど、トークショーの真っ最中。
スライドを交えて
フランスのインテリア見本市
「maison et objet」の話、
もう現存しない古い建物の
窓装飾の話、
街中に佇む、変わった建物の話。
建築とインテリア
(写真もだけどね)を愛する
*orangeさんにとっては
興味しんしんな話ばかり
聞くことができました。

古い建物については
保存しよう、っていう動きは
あちこちで起こっているようだけれども
実際に住んで、手入れする人がいなければ
難しいんじゃないかな・・・
窓を開けて、通気性をよくしておくことも
大事らしいし。
「壊されて、非常に残念です」という
言葉を聞きつつ
そう思いました。


トークショー終了後
会場には、ワインとチーズと
パンが用意されていて・・・
まさに「ルヴァン」のパンが
目の前に!

あ~
またタダノミしてしまった~笑

****************
以下、おまけ。
またまた「kino iglu」の上映会
築地の絵画教室「パレットクラブ」にて
あったかいスーププレートをいただきつつ
ジャック・タチ監督の
「プレイタイム」を観てきました。
映画ももちろん
あの「ぼくの伯父さん」とは
ひと味違ってよかったのですが
お料理担当のwatoさん
(でいいのかな?)の笑顔が
ほんとうにステキでした。
笑顔でいるからこそ
おいしい料理を
生み出せるのかなぁ~