インフルエンザの予防接種について
10月1日よりインフルエンザの予防接種が医療機関で開始しています。
インフルエンザは、風邪よりも症状が重く、感染力も強いです。
乳幼児がかかると、肺炎やインフルエンザ脳症を引き起こすこともあります。
予防接種を受けておくと、万が一かかっても軽い症状となるため、安心です。
インフルエンザの予防接種は、子どもの場合、1シーズン2回接種が標準です。
インフルエンザの流行は毎年12月半ばあたりですが、ワクチンの抗体がつくまでに2週間以上かかります。
接種する場合は、計画立てて接種することがよいでしょう。
Q:去年インフルエンザの予防接種を受けたので、今年は受けなくてよいか?
A:原因になるウイルスは、主にA型、B型、C型の3つがあり、年によって流行する型が違います。A型B型がよく流行しますが、毎年予防接種を受けることで、効果が期待できます。
Q:受けるとインフルエンザにかからないの?
A:必ず発病を防げるというものではありませんが、かかっても重症化したり、合併症を起こしたりするリスクを減らすことができます。
Q:予防接種の効果が続く期間は?
A:接種後、効果が現れるまでに約2週間ほどかかり、その後半年くらいは持続します。
Q:接種の方法は?
A:生後6ヶ月から受けられます。大人は1回接種、13歳以下の子どもは2回接種が必要です。1回目の接種の後、2~4週間あけて2回目を接種します。ただし卵アレルギーのある子は、医師と相談しましょう。
Q:いつ頃受けた方がいいの?
A:最も患者数が増えるのは1月~2月ですが、流行は12月ごろから始まります。それまでに免疫を付けておきたいため、1回目は10月後半、遅くても11月上旬あたりに接種しましょう。
世田谷区では、子どものインフルエンザの予防接種の助成金制度があります。
9月末に園からもお便りを配布しました。
こちらにも助成内容を記載していますので、確認してみてください。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/004/d00181370.html
週末から、急な気温変化となっていますので、身体に気を付けて元気に過ごしましょう。