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おおわだ保育園世田谷豪徳寺

子ども達の様子を中心におおわだ保育園世田谷豪徳寺の情報をお伝えします。

生活リズムを整えましょう

2022-03-31 15:00:00 | その他情報

生活リズムを整えましょう

 

1年間、健康に過ごせましたか?

お子さまと一緒に1年間を振り返ってチェックをしてみてください。チェックのできなかった項目は4月からの目標にしてみましょう。

▢早寝早起きが出来た          ▢朝ご飯を毎日食べた

▢好き嫌いをせずに何でも食べた     ▢食後は歯磨きをした

▢毎朝、便をした            ▢外でたくさん遊んだ

▢外から帰ったら手洗い・うがいをした  ▢友達と仲良く遊ぶことが出来た

 

入園、進級などで新しい環境に入る春は、生活リズムを見直すチャンスです。また、環境の変化などにより、体調をくずしやすい時期です。

元気に過ごすためにも、規則正しい生活リズムを心掛けましょう。

1.早寝早起きを心掛けましょう

夜は9時までには寝るようにし、朝は7時ごろには起きるように頑張りましょう。十分な睡眠は「日中の疲れを取る」「体の成長を促す」「病気を治す力が増す」ことにつながります。

2.朝ご飯をきちんと食べましょう

朝食を食べることで、体が目覚め、その日の体のリズムが始まります。よく噛んで、しっかり食べましょう。

3.朝、家で排便をしてきましょう

朝ご飯を食べると、腸の働きが活発になり、便が出やすくなります。朝はどうしても慌ただしくなりがちですが、十分なトイレタイムを取れるよう、家族全員で朝の生活を見直しましょう。

 

登園前の体調チェックをしましょう

園では、登園してお子様の健康観察を行っております。ご家庭でも、登園前に次のようなポイントでチェックを行ってみてください。

▢熱はありませんか?      ▢顔色はよいですか?

▢鼻水や咳は出ていませんか?  ▢湿疹、発疹はないですか?

▢食欲はありますか?      ▢便は出ましたか?

▢機嫌はよいですか?      ▢「痛い」「疲れた」等の訴えはありませんか?

 

身だしなみを整えましょう

▢爪は伸びていませんか?

→爪が伸びていると肌を傷つけたり、爪の間にばい菌が入り込んでしまいます。

▢髪の毛が目に入ってませんか?

→髪の毛が目に入っていると、目を傷つけてしまうことがあります。

 また、長い髪をそのままおろしてると、活動の妨げになったり、視力低下を招いてしまうこともあります。

爪はこまめに確認し、髪の毛は結んだり、髪を切って整えるようにし、のびのびと活動ができるようにしてあげましょう。

 

子どもたちが元気に園生活を送るためのお願い

①体調不良にて園をお休みされる場合は、病名や症状をお伝えください。

②医療機関を受診する場合は、集団生活をしていることを伝え、その後の過ごし方や集団生活が可能であるかを確認しましょう。

③予防接種を受けることで感染の拡大や、病気の悪化を防ぐ効果っがります。医師と相談しながら受け、感染症を予防しましょう。

 

まだまだコロナウイルスの影響で制限された中での生活でしたが、たくさんの思い出でいっぱいとなった1年も締めくくりとなりました。1年前を思い起こすと、子どもたち一人ひとりの心と身体、表情や行動に改めて大きな成長を実感しています。また新たな1年、子どもたちの成長が楽しみです。よろしくお願いします。


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耳の健康を守りましょう

2022-02-25 10:55:49 | その他情報

耳の健康を守りましょう!

 

3月3日は耳の日です。耳の役割について考えてみましょう。

耳の中は3つに分かれています。いわゆる耳の穴と呼ばれている「外耳」。緩やかに曲がった2~3㎝の通路です。空気で伝わってきた音の波は、この突き当りにある鼓膜に伝わります。

鼓膜は、「中耳」との境にある薄い膜です。「中耳」には、3つの骨があり、音のふるえを「内耳」に伝え、電気信号に変えて神経によって脳に伝えられ、「音が聞こえた!」となるのです。

また、耳は「音を聞く」他に、「体のバランスをとる」という働きをしています。耳の奥にある「内耳」に三半規管があり、体の傾きや動きなどを感じ取っています。

 

子どもの耳を観察してみてください。

びっくりするほど耳あかが詰まっていることがあります。

たまりすぎていると聞こえが悪くなったり、水でふやけて鼓膜を圧迫し、ちょっとした不注意で中耳炎・外耳炎を引き起こすこともあります。

また、子どもの耳管の構造上、喉や鼻からの菌が入り込みやすく、中耳炎になりやすいです。鼻づまりなどで内耳の内圧が低くなり、中耳に浸出液が溜まることで中耳炎になることもあります。

 

日頃から気を付けるように心がけましょう。

①耳を爪で引っかいたり、強く引っ張ったりしないようにしましょう。

②耳あかがたまっていないか、こまめに確認しましょう。

 ※耳掃除のし過ぎには要注意しましょう。

  月1~2回で十分です。

③鼻をかむときは、片方ずつ静かに行いましょう。

④耳の側で、大きな音や声を出さないようにしましょう。

 

こんな症状が見られたら、耳鼻科に相談をしてみましょう。

①向かい合って話せば通じるが、背後から声を掛けると返事をしない。

②テレビの音を大きくしたり、近付いて見る。

③会話をしていて、何度も聞き返す。

④話しかけてもぼんやりしたり、後から聞き返したりすることが多い。

⑤よく耳を触っている。

鼻の症状がある時、耳の症状がある場合は、早めの耳鼻科受診をお勧めします。

 

耳掃除のポイント

①まず、子どもが耳に触れられることに慣れることから始めましょう。

②ゆったりとしたスペースで子どもを横向きに寝かせ、体制を安定させましょう。

③綿棒を使用する時は、耳あかを奥に押し込まないようにしましょう。

 カサカサの耳あか:耳かき棒と綿棒が可能です。

 ベトベトの耳あか:綿棒を使用しましょう。

④耳掃除は、耳の入り口から1~1.5㎝までにしましょう。

⑤耳あかが見えていても取りずらい時は、無理をせず耳鼻科を受診しましょう。

⑥お風呂あがりは、皮膚がふやけて傷つきやすいため、避けましょう。

⑦子どもがリラックスできることを心掛けましょう。

⑧きれいに取れなくても、「じっとして偉かったね」などと声掛けをしてあげましょう。

 

今年度も残すところあと1ヶ月となりました。

病気や怪我に気を付けて、残りの日々も楽しく過ごしましょう。

 


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窒息に注意しましょう

2022-01-28 16:13:40 | その他情報

窒息に注意しましょう

 

来週の2月3日は、節分です。

節分と言えば、豆まきですね。

1年の無病息災を願って豆まきを行いますが、思わぬトラブルを招くことがあります。

 

厚生労働省の調査によると、平成26年から令和元年までの6年間に、食品を誤嚥して窒息したことにより、14歳以下の子どもが80名死亡してしまいました。そのうち、5歳以下が73名で9割を占めていました。

特に注意が必要なのは、奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分でない子どもが豆やナッツ類を食べると、喉や気管に詰まらせて窒息してしまったり、肺炎を起こしたりするリスクがあることです。

 

窒息・誤嚥事故防止のため、以下のことに注意しましょう。

1.豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせない

喉頭や気管に詰まると窒息しやすく、大変危険です。小さく砕いた場合でも、気管に入り込んでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。

パンやクッキーやケーキにもくるみ、アーモンド、ピーナッツ等のナッツ類が入っていることもあります。周囲の方々にも危険性を伝え、みんなで気を付けていきましょう。

2.ミニトマトやブドウ等の球状の食品を丸ごと食べさせないようにしましょう

乳幼児には、4等分にする、調理して軟らかくするなどして、よく噛んで食べさせるようにしましょう。

【窒息しやすい食品の特徴】

※口に入れる全ての物に窒息の危険性はありますが、特に注意が必要な食品例

滑らかでつるつるとしたもの:枝豆、ナッツ、ゼリー

形が丸いもの:プチトマト、ブドウ、うずらの卵、さくらんぼ、飴、ラムネ

弾力性のあるもの:もち、白玉団子

硬いもの:ナッツ、かたまりの肉、えび、イカ

4㎝よりも小さいものは、乳幼児の口に入りやすく、飲み込んでしまう危険性があります。

目安として、トイレットペーパーの芯を通る大きさのものは危険です。

3.食べている時は、姿勢を良くし、食べることに集中させましょう

物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸い込み、窒息・誤嚥するリスクがあります。

【安全に食べるために注意したい行動】

①仰臥位(横になった状態)、歩きながら、遊びながら食べる

②口に食べ物が入ったままでの会話

③テレビを見ながら食べる等の”ながら食べ”

④食事中に驚かす

⑤騒がしい環境での食事

4.節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫しましょう

子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底しましょう。

 

◆このような場合は、すぐに救急車を呼びましょう!◆

子どもが何かを口に入れた直後に、

▢苦しそうな呼吸をしている ▢喉を押さえる、口に指を入れる

▢顔色が蒼白となっている ▢声が出ない ▢けいれん

▢ぐったりして、呼びかけても反応が薄い

◆このような場合は、すぐに受診しましょう!◆

子どもが何かを口に入れた直後に、

▢突然の咳込み、咳の出現 ▢声がかすれている

▢喘鳴が出る(ゼーゼー、ヒューヒューした呼吸の音)

※上記の場合でも、救急車を要請しても問題ないです。

 

◆窒息時の応急措置◆

すぐに救急要請しましょう。

乳児の場合は、

1.背中を叩く(背部叩打法)

2.胸部を圧迫する(胸部突き上げ法) があり、1と2の対処法を交互に繰り返します。

1歳児以上の場合は、

3.腹部突き上げ法(ハイムリック法) があり、1もしくは、3をどちらか行い、効果がない場合は、両方行います。

詳しくは、東京消防庁の動画を参照してください。

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/elib/video/oukyuukyuugo/tissoku.html

 

 


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感染性胃腸炎に気を付けましょう

2021-12-28 12:42:55 | その他情報

冬場によく流行する感染性胃腸炎に気を付けましょう!

 

感染性胃腸炎とは:

感染性胃腸炎は、細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。

ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年冬場に流行します。

 

原因と感染経路:

原因となる病原体には、ノロウイルスやロタウイルスなどがあります。

感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる接触感染、汚染された食品を食べることによる経口感染、病原体を吸い込むことによる飛沫感染があります。

 

症状:

病原体により異なるが、潜伏期間は1~3日程度です。

ノロウイルスによる胃腸炎では、主な症状は嘔気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛であり、子どもでは嘔吐、大人では下痢が多いです。

症状がある期間は、平均1日~3日です。

ロタウイルスによる胃腸炎では、嘔吐、下痢、発熱が見られ、乳児ではけいれんを起こすこともあります。また、便が白くなることがあります。

症状がある期間は、平均5~6日です。感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。

ノロウイルスでも、ロタウイルスでも、乳幼児では、嘔吐物による窒息にも要注意です。

 

治療方法:

対症療法となります。脱水にならないように注意しましょう。

①水分の摂り方のポイント

嘔吐後すぐに水分補給すると、再び嘔吐してしまう可能性があるため、すこし時間を置いてから水分を摂りましょう。

一気に飲むのではなく、一口ずつゆっくり少量ずつ飲んでいきます。

子ども用イオン水や経口補水液は、電解質や糖がバランスよく配合されているため、おすすめです。

②食事の摂り方のポイント

消化の良い物にしましょう。すりおろしたリンゴ、おかゆやおじや、うどん、やわらかく煮た野菜スープなどがおすすめです。

食物繊維が豊富の物や、油の多い物はお腹の負担になるので、避けましょう。

 

こんな時は、早く受診しましょう!

水分が摂れない時や、ぐったりしているとき、尿の量が減少、尿の色が濃いなどあれば、受診しましょう。

 

予防:

①最も大切なことは、手洗いを行うことです。

トイレの後や、調理・食事の前には、石鹸と流水で十分に手を洗いましょう。

②嘔吐物や便にはウイルスが含まれているので、適切な処理を行いましょう。

 

嘔吐の処理を行う時:

①処理を行う時には、マスクと手袋をするようにしましょう。

胃腸炎が他人に感染する要因として、病原体に触ってしまうことや吸い込んでしまうことにあります。

処理後の手洗いうがいも大切ですが、まずは触れない、吸い込まないようにすることが大事です。

②換気をしましょう。

③嘔吐物は2重の袋に入れて破棄しましょう。

④アルコール消毒は効果がないため、次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。

胃腸炎の病原体には、アルコール効果のないものも存在します。

汚れてしまった床など掃除をするときには、次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。

濃度:0.1%消毒液(嘔吐物の付いた床の消毒など)

   水1800mlに対し、ハイター30ml

 

衣類や玩具の消毒:

①嘔吐物をペーパータオル等で拭き取り、除去します。

②0.02%消毒液に浸します。(水1800mlに対し、ハイター6ml)

15分程度浸して消毒します。

③他の物と分けて、洗濯を行いましょう。

玩具は、次亜塩素酸消毒の後に水洗いし、よく乾燥させます。

④洋服や布玩具など色落ちしてしまうと困るものは、85℃以上のお湯に1分以上浸して消毒をします。

酸素系漂白剤は効果ないので使用しないでください。

 

明日より、年末年始休みとなります。

長期休みは、生活リズムが崩れるため、体調に気をつけて過ごしましょう。

来年も元気な姿で登園してきてくれることを楽しみにしております。

よいお年をお迎えください。

 


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SIDS対策強化月間

2021-11-26 17:04:07 | その他情報

SIDS対策強化月間

 

11月はSIDS対策強化月間となっております。

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから厚生労働省は、毎年11月をSIDSの対策強化月間としています。

SIDSは、何の予兆や既往歴のないまま乳幼児が死に至る、原因のわからない病気であり、窒息などの事故とは異なります。

令和2年には95名の乳幼児がSIDSでなくなっており、乳幼児期の死亡事故としては第3位となっています。

 

SIDSの予防方法は確立していませんが、以下のポイントを守ることにより、発症率が低くなるデータがあります。

①1歳になるまでは、寝かせる時は仰向けに寝かせる

SIDSは、うつぶせ、仰向けのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせた時の方が発症率が高いと言われています。医学的にうつぶせ寝を勧められている以外は、子どもの顔が見えるように仰向けに寝かせましょう。

②できるだけ母乳で育てましょう

母乳育児が様々な点で良いことは知られています。母乳の方がSIDSの発症率が低いと言われています。母乳育児にトライしてみましょう。人工乳がSIDSを引き起こすわけでは決してありません。また、医学上の理由で母乳育児が出来ない場合もあるため、周囲の方はご理解をお願いします。

③たばこをやめましょう

たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙は胎児の体重が増えにくくなり、呼吸中枢に悪影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や子どもの側での喫煙はやめましょう。これは、身近な人の理解も大切です。日頃から喫煙者に協力を求めましょう。

④子どもを暖め過ぎない

冬になるとどうしても部屋を暖めすぎたり、厚着をさせたり、布団をかけすぎてしまったりしがちです。着せすぎによって高体温になってしまい、それがSIDSを引き起こす原因となっている可能性が指摘されています。

 

SIDSについてよくある質問

Q:子どもが睡眠中に寝返りをして、うつぶせ寝になった場合は、仰向け寝に戻す必要があるか?

A:寝返りは子どもの成長発達にとって重要であり、自然な発達過程です。SIDSのリスクを減らすために重要なことは、眠り始める時に仰向け寝にしてあげることと、寝返りをした際に備えて子どもの周囲に柔らかな寝具を置かないようにすることです。アメリカの小児科学会によると、子どもが仰向けからうつぶせ、うつぶせから仰向けのどちら側からも自分で寝返りができるようになったら、その姿勢のままにしておいてよいと言われています。

園では、午睡中のうつぶせ寝はすぐに直すようにしています。

また、うつぶせ寝が好きでも気を付けていくと、2週間程度で仰向け寝に定着すること多いです。

Q:子どもの睡眠について、SIDSの他にも気を付けることはありますか?

A:睡眠中の窒息事故にも注意が必要です。

①敷布団は硬めのものを

②掛け布団は軽いものにし、掛けすぎない

③布団が顔や口にかからないように

④顔の周囲にぬいぐるみやタオルなど首に巻きつくものを置かない

⑤ベッドに隙間を作らないように

無呼吸に気付いたら、すぐに救急要請と心肺蘇生をしましょう。

 

睡眠中はこまめに子どもの様子を確認し、子どもの命を守りましょう。

 

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/sids_leaflet_01.pdf

 

 

 

 


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