「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「中川意見書」終わり! 「磁界の基準値」をクリァーできない場所がある?!

2013年11月08日 07時33分08秒 | 日記
 おはようございます。 
 「日本科学者会議愛知支部交通問題研究員会」中川さんの 「意見書」残りの11頁貼り付けます。
           
 「水質」 「地下水」 「水資源」 「土壌環境」 「地盤沈下」 「日照障害」 「電波障害」 「動物」 「植物」 「廃棄物」 「温室効果ガス」 「手続き」等々です。
 32頁の「*p867」と33頁の「*p873」では、トンネル工事の「工事排水や漏水」について事例を挙げて不備を指摘されています。 
 38頁の「*p1156」では、「建設発生土」(残土)の処理について杜撰さを指摘されています。
 41頁の「*p365」では、「基準値(磁界)を超える部分が未買収で残ることを前提にし磁気シールド設置という計画は認められない。」とあります。これは沿線の住宅などで、基準値をクリァーできない場合があることをJR東海が認めているということです。
 41頁の最後に「*p470」で、南アルプスのトンネル内の事故時の想定が不十分であることを指摘されています。
 
 <コメント>
 この41頁にわたる「意見書」は専門的な見地から鋭く指摘されています。
 「意見書」の中にもありましたが、このようにJR東海にとって都合の悪い内容のものは「無視」して取り上げない可能性もあります。
 中津川市は11月1日から11月21日まで準備書に対する意見を募集し「寄せられた意見を参考に市環境政策課で意見案を作成。市環境保全審議会などを経て意見をまとめる。」としています。
 意見書の参考資料として「中川意見書」を添付して提出しょうと思います。
 「公益財団法人 日本自然保護協会」の「意見書」もネットワークの仲間から送っていただきましたので、明日紹介します。
                                                                        以  上
 
  
コメント
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