免震noお勉強！

久しぶりにゆりかもめに乗ってお台場へ。テレコムセンター駅で降りて、緑道を歩く。おっ！パレットタウンの大観覧車が見えるじゃんっ♪　向かった先は「日本科学未来館」、今日はここでやっている、日本免震構造協会15周年記念イベント「来て！見て！乗って！免震」に来たのよね。

　　　　　　　　

美しき一級建築士のマイミクさんは、構造建築の専門家。
「今まではいくら説明しても、仕事の内容をわかってもらえなかったんだけど、あの事件があってから『姉歯と同じ仕事です』っていうと納得してもらえるのよ。でも、複雑だわ～」
とおっしゃっている。まずは、楽しみにしていた地震体験車へGO！中越地震と同じだという、震度６強を体験。いつくるかわかっているし、テーブルにはつかまる棒までついているにもかかわらず…スゲー！なんにもできないよ（＞＜）ガクガク、ブルブル。

　　　　　　　　

次は同じ震度でも、免震対策がしてある場合を体験。棒にしがみつくこともないほどの、ゆったりとした揺れですんでいる。船に乗っているくらいの感じでしょうか。う～、全然違うっ！これなら、パニックにならなくてすみそうだ。「免震」の底力を体で思い知ってから、屋内での展示へ。一級建築士みずから、説明してくれるが…あっ！あなた！実験装置の取っ手を取っちゃいましたねぇ（０＾；；；

　　　　　　　　

これが一番でっかいサイズの免震装置で、ゴムがミルフィーユ状になっている。これを建物の基礎に挟むことによって、ゴムの弾力で地震のエネルギーを吸収してしまうというわけだ。そうそう、CMで見たことあるわ！ビルの揺れの対比模型なんかもあって、リアリィだ。

　　　　　　　　

夏休みの子供を意識しての、さまざまな実験コーナーもあって、こちらも大盛況。いろいろなお話をうかがってビックリしたのは、新築じゃなくてもリフォームのように免震装置を設置できるということ。ある庁舎では、普段通り日常業務を続けながら、免震工事を完了したそうだ。曳き屋をする時と同じようにして土台にこの装置を入れるとか…。すごい技だ！

　　　　　　　　

にゃんこの近くでは、さいたまスーパーアリーナが免震装置を設置しているなど、いろんなことがわかった。こういうこと知っているのと知らない違いは大きそう。「耐震」ではなく「免震」と言う技術が発展していることはなんだか心強い。力に力で応ずるのではなく、力を受け止めて逃がすという考え方。なんかいろんなものに通じるような気がする。最後にアンケートに答えて、こーんなカワユイハンドタオルをいただいてきました。夏休みにいいお勉強ができました♪

日本科学未来館→http://www.miraikan.jst.go.jp/
日本免震構造協会→http://www.jssi.or.jp/