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黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

高校へ行って、野球をする。これが正しいと思います。

2025-03-22 16:09:49 | Weblog

 

甲子園の高校野球が進む。
滋賀県からの2校目、滋賀学園が登場します。
相手は浦和実業。ややっ、首都圏の埼玉県の高校か。強そうだが、初出場でもある。
はたして。

今日の第一試合は、高松商業 対 早稲田実業。
これはもう、決勝戦かという強豪対決ですなあ。と思っていたら、第一回大会の決勝の組合せと同じだそうです。
100年ぶりの対戦!
その時には高松商業が勝ったそうです。
わぁ、100年ですか。
あの時は…うむ…いつのことだ…歴史ですね。
西の方の県庁所在地に「商業」とつけると、野球の強豪です。
高松商業、松山商業、高知商業、徳島商業…。
最近は、野球を看板にした私立校の大型チームが強い。野球部専用の寮があって、フル装備のトレーニング・ルームがあって、専属のトレーナーがいて…。
その一方で、伝統のある〇〇商業、〇〇工業が減っているのじゃないか。
そう考えたら、うむ、もちろん早稲田実業はすごいが、ここは高松商業よ、頑張ってください。

「高校へ行って、野球をする」のはいいと思うけど、「野球をしに、高校へ行く」のは考えた方がいいよ。
というのが私のアドバイスです。
もちろん甲子園を目指して…そりゃあ無理!と言わずに…頑張ってほしい。
しかし、中学生の時期から野球で活躍していて、それで私立高校から声がかかって、というのは、はたしてどうなんだろう。
1,強豪校の野球部には、全国から才能のある生徒が集まってくる。中学の野球とは別物。そんな中で、レギュラーをかち取るのも大変ですよ。
2,高校生になると、身体が成長していく。自分の身体もたくましくなるけど、ライバルたちも大きくなる。それでポジションを取られることもあります。
3,ケガ、故障があって、思うように練習できないことだってあります。
4,名門の高校へ行って、さぁ、目標は甲子園!と思ったのに、人間関係が難しいことになって、というケースがありました。
監督さんが意外に大変な人で、野球よりも人間関係で疲れ果てて、ということがあるのです。遠くの土地で、一人ぼっちで…というのもある。
5,野球部員は、ふだんの授業のクラスもひとまとめで、勉強の内容が…という特別扱いの学校もあって…。野球だけの一本道で、未来の選択肢が厳しいことも。
そんなわけで、私は「高校へ行って、野球をする」というのが美しいと思います。
高校になると部活の種類も多い。
それでも野球をやるぞ。
そして、目標は、これはもう「甲子園だ」というのが、美しい青春だと思います。
この春、スポーツで高校を選んだ生徒がいて、男子生徒と女子生徒ですが、二人とも進学が決まってからも、まるで一般入試を受ける受験組かと思うぐらいに、しっかりと勉強に取り組んでいました。
よくぞ。ただし、野球ではなくて、サッカーとバレーボールです。かなりうまいらしいです。期待していますよ。
文武両道のパワフルな青春。目標は、甲子園、インターハイ♪
頑張れ、青春。

*写真は、京阪電車の石坂線(石山寺-比叡山坂本線)。京都アニメーション・響けユーフォニアムの電車です。たまに走ってきます。ユーフォニアムは、何種類かあるらしい。
そして、膳所本町駅の周辺。レトロで、いい感じです。
野球部とラグビー部は、駅のそばを走って第2グランドの練習場へ。膳所高校OBのみなさんには、懐かしい青春の景色ですね。甲子園球場、花園ラグビー場へ続く道です。


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