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黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

新年度のスタートです。早く慣れてもらえるように、ていねいに。

2025-03-10 15:45:21 | Weblog

【社内連絡です】
新年度の授業が始まっています。
「初めて塾に来る生徒」の身になって、ていねいな導入をしてください。
「そんなん、当たり前やろ」と思っても、生徒にとっては、そうじゃないかもしれない。

  何のことだろう?
  どうしたらええんかなあ。
そういうケースがあるかもしれない。
一から説明してください。それと、「カクテ」「プラトレ」などの略式の呼び名は通じないからね。
別の塾にかよっていた生徒もいますが、それでも塾によって手順は異なる。
早くなじんで、ちゃんと勉強できるように、しっかりとサポートしましょう。

私は、「ギャグが面白かったら、遠慮しないで笑っていいですよ」と言っております。それでも…うむ…笑わないなあ。
  「光合成と高校生は、よく似ていても違うものですよ。ちゃんと区別しなさい」
これは不朽の名作で、おうみ進学プラザの創立以来ずっと。
しかし、笑わない。
きっと緊張しているのでしょう。早くリラックスして勉強できるようになってもらいましょう。

大船渡の山火事が、やっと消えました。避難勧告を解除。よかった。
私、田舎で育ったから、何回も火事で出動しました。
村の人は火事の時にはみんな消しに行く。室町時代からの「惣」のように、火事も災害もまず村のみんなで協力して。
ただし、山火事は、あれは危ないのです。まあ火事は全部、危ない。私も燃えている建物の屋根裏まで水を運んで突入したことがあります。
でも、河川敷の火事、山の火事は、火に囲まれることがあるから特に危ないと教えられました。

この時期、震災の関連番組が次々と。
神戸の時には、それ行け、と行きましたが、ちっとも役に立たなかった。
おうみ進学プラザで物資とお金を集めて、先生たちからも資金を出していただいて、買い出し。社員が2人(ベテラン先生と私)、力持ちの大学生が2人の4人で行きました。行くと決まってから生徒の保護者から救援物資を託されて、荷物が増えました。
鉄道も壊れていたから、大阪からは線路にそって徒歩で神戸へ。
もう、無茶苦茶な状態で、まだビルから煙が出ていた。
道路が通れないから、焼けた建物の中を突破したり。
危ないのと悲しいのと。
物資の集積所へ着いたら、
「来てもらっても、ここから先が運べない。あんたら、まだ歩けるのなら、もっと西へ運んで」
とのことで、さらに歩きました。
一番重かったのは水です。「水が無くて困っている」という報道があったから。
しかし、指示された中学校まで行きついたら、自衛隊の給水車が来ていた。
子ども用の下着などは、役に立ったらしいが、他は無駄なものばかり運んだように思います。
あの当時は、まだみんな何をしたらいいのかわかってなかったですね。

東北の地震は、神戸とは違って津波が来てしまった。
NHKの、もしもあの子が大きくなっていたら、今では20歳に、というのは、もうどうにも。
見るべきだとは思っても、見るのがつらいというか、重いというか…。
震災から年月が経って、ここまで復興したのか、というのと、まだこんな状態なのか、というのと。
遠い西の方から、何もできませんが。

能登半島の救援は順調とはいかず、さらに紀伊半島や四国、九州では南海トラフが、という昨今。
災害がおこりませんように。それと、せめて被災地の復旧復興が進んでいきますように。

写真は、自転車で探しに行った琵琶湖周辺の春。麦、梅、桜のつぼみ、オオイヌノフグリの青い花、ナズナ。おっ。ツクシも。


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