人形と動物の文学論

人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。

ご報告

2020-04-01 14:44:34 | 仕事と研究
 3月末でこれまで非常勤研究員として勤めていた国立国語研究所を退職し、この4月1日から、都内の短期大学で専任講師として、日本語表現関係の授業を担当することになりました。
 また、新たに大東文化大学で、国語の教職免許をとる人のための古典の授業である「基礎古典」を教えることにもなっています。
 これまで非常勤講師をしていた共愛学園前橋国際大学でのコマ数も増え、以前から担当していた「ポップカルチャー論」に加え、「日本文学Ⅰ」「国語力講座Ⅰ、Ⅱ」の授業を担当する予定です。
 本当に授業が始まるのか分からない状況ではありますが、今後より積極的に、研究にも教育にも、また研究の内容を社会に広める活動にも、力を入れていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。



 昨年度は、本当に一生懸命必死で研究発表をし、論文も書いた年でしたが、連休中などに一気にまとめた論文はやはりかなり雑で、それでも書き直しで採用してくれる場合もあれば、問答無用で落とされる場合もあり、かなり限界を感じました。今年はもう少し丁寧に、一つ一つの論文に取り組めるようにしたいです。加えて、温めている本の企画もかたちにしたいです。
 この状況なので、イベントやシンポジウムなどの企画は望み薄ですが、代わりに何かできないかも、少しずつ考えていけたらなと思っております。みなさまが家から出られない状況で、私がどうにか自分で大事に育ててきた自分の教養を、社会に還元出来れば幸いです。

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