人形と動物の文学論

人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。

実家帰省・発表のお知らせ

2024-05-06 09:45:38 | 犬・猫関連
連休中、実家に帰省してました。今日、仙台に戻ります。今回はとても短かった。
去年の今頃は、急に体調悪くなっておそらく癌らしいことが判明した、のすくん入院させてたんですけど…本当に呆気なかった。
今年はのすくんがいないので、仙台に戻るのはさみしいですが、無理して実家に長くいる必要もないので。

   
猫たちは仲良し。

   
恒例の河原散歩にも行き(お散歩中はそれどころではないので写真が撮れず、写真は帰りに寄ったスーパーの駐車場と、帰宅後疲れはてて寝てるところ)、


パソコンに向かっているところを邪魔されるという猫あるあるを経験し(再起動が気になってる)、

   
いっぱいわんにゃんと戯れました。
暴飲暴食したので、体重が増えてあごに吹き出物ができた。

さて、ひとつお知らせです。
5月18日(土)に物語研究会で発表します(@学習院大学)。

日時 2024年5月18日 (土)13:30~
■5月例会(対面とオンライン(Zoom)によるハイブリッド形式)
学習院大学 中央教育研究棟405号室
JR山手線 「目白」駅から徒歩30秒、あるいは東京メトロ副都心線 「雑司が谷」駅から徒歩7分。
■年間テーマ「 インターセクショナリティ(交差性) 」
■自由発表
西原志保「人形と共感―『源氏物語』と『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』」
■テーマ発表
張培華「『源氏物語』に見る三世代の悲恋の交差性」

以前に学内のちょっとした懇談会的なところで発表したのと同じネタですが、ちょっと調整します。
会員以外の方でもご参加できます(事務局 monoken.jimukyoku@gmail.com までご連絡ください)ので、どうぞよろしくお願いいたします。

実家帰省・年始のご挨拶について

2023-12-28 10:52:53 | 犬・猫関連
実家に帰省しました。
猫たちはゆきちゃんもももちゃんも避妊手術が済んで、すっかり仲良しになっています。
ゆきちゃん3.1㎏、ももちゃん3.2㎏だそう。ももちゃんのほうが2か月くらい幼いんですが。

 
ゆきちゃん。


ももちゃん。ビニール袋(猫トイレのお掃除してた)に顔を突っ込んで首に引っ掛けてパニックになったゆきちゃんを怖がって固まってます。

ももちゃん。

わんこたちは、みんなが猫可愛がるから、ゆめさちはちょっといじけてる感じ。猫には関わり合いになりたくないという感じで逃げていくらしい。
ししまる(一番大きい子。他の犬には傍通ったら文句言って吠えたりする)は意外と好き好きしてたりするらしいけど。

さち。


ゆめ。


ゆめとししまる。

年始のご挨拶ですが、紙の年賀状は今年でもう終わりにするというのを送っているのですが、
私ののすけちゃんが亡くなりましたので、来年は、メール等でもご遠慮することにいたします。

みなさま良いお年をお迎えください。

実家の新入り猫

2023-09-24 21:37:00 | 犬・猫関連
9月8日から実家に新入り猫ももちゃんが来ているそうです。

両前足骨折、左耳の先が欠損している子で、ちょっと前のメールだと1キロの小さい子。
    

ゆきちゃんが活発すぎて(悪気はないけど)ももちゃんをすぐに押さえ込むから、ももちゃんが可哀想だとのこと。
ゆきちゃんは活発すぎて遊ぶのがたいへんだ、夜寝られないと母がぼやいていましたが、猫同士の相性も難しいです。
何だか猫のおもちゃが増えています。
  

実家に猫が来ました。

2023-08-26 12:41:52 | 犬・猫関連
お盆の前後で10日間弱くらい実家に帰省していたのですが、8月20日に、猫が来ました。
甥っ子たちが来たり、猫をお迎えしたりと、のすけちゃんのいない実家に帰るのは淋しい、とか言っているような余裕のない、何だか慌ただしい帰省でした。

猫は、母の犬友達の人が、別の保護者から預かってミルクから育てていたうちの1匹で、4か月くらい、まだ譲渡会とかには行っているので、いちおう預かりです。
   
最初はちょっと隠れたりしていましたが…

     
ネズミのおもちゃで遊んでやると、あっちから狙ってみたり、こっちから構えたり、間でついでに甘えてみたり…
めちゃくちゃ動きが早いです(動画も撮ったのですが、動画アップするにはいったんYouTubeなどにあげないといけないのかな…)。
ほんとに狩りのまねごとをやっているんだな…、と思います。

うちに来る前は、きょうだい猫たちと一緒にいたせいか、寂しいらしく、すぐに懐いたし、甘えたれで、遊びたれで、しばらく実家に慣れるまでは大変そうでした。
他の犬が来たときは逃げてたのに、ゆめちゃん  が扉の間から覗いてた時は寄ってきたの、ゆめが猫だと思ったのかな…(顔が小さくて目が大きいので。香箱つくったり手で顔洗うみたいな動きしたり、動きも何か猫っぽい)。 

21日~23日までは、東京で研究会だったので、猫の「ゆきちゃん」が来た翌日には、朝のうちに実家を発ちました。
そして研究会が無事終わり、仙台まで戻ってほっとしたところで、仙台駅から自宅まで戻る間のバスで、フェリシモ猫部のバングルウォッチ(白)を紛失してしまいました。荷物が重かったので、腕に引っ掛けてた荷物の持ち手に押されて落ちちゃったんですね…ショックです。市バス・地下鉄の忘れ物センターに電話したんだけど、ないみたい…。警察の落とし物サイトで検索かけてもないし。市バスの落とし物の場合は、分かりにくいところに落ちていたものが掃除した際などに見つかって遅れて届くことはある、と言われたので、少し間をあけてまた電話するつもりですが…。

のすけちゃんのこと

2023-05-20 12:40:20 | 犬・猫関連
 うちに来てからずっと、私の子供でいてくれたのすけちゃんが、5月13日(土)に亡くなりました。13歳半でした。
 他の子に対しては私は「姉」という感じなのに、なぜだかのすに対してだけは一人称が「ママ」になって、のすがいなければ、妊娠や出産に違和感があって人間の子供は嫌いな私が、誰かの「ママ」になることはなかったと思います。


遺影の写真は、里親探しをしていた頃のものらしいのでまだ子犬のはずですが、もうちゃんと今の顔になっていますね。

 シロリンとの不仲が決定的になって以来、ずっと実家の私の部屋で、私が実家にいる間は一緒にいて、私が東京や仙台にいる間はずっと会いたいと思っていた子でした。
 東京に上京するときに、本当は連れていきたかった子なのですが、いろいろ難しくて、結局最期まで一緒に暮らすことはできませんでした。



 ずっと元気で、4月18日までは血液検査の結果も良好だったのですが(血液検査だと症状が出るまで分からないことも多いですが)、4月25日に急に調子が悪くなり、ご飯も食べないしじっとしていて様子がおかしいということで26日に往診の先生に診てもらったところ、脾臓に何かあり、おそらくそのどこかが裂けて体の中で出血しているとのことでした。また、いろいろな検査結果から、おそらく悪性のもので転移もありそうだということで、脾臓の癌は進行が早いから、治療は難しいものとなると言われました。

 でもまだ13歳半でしたし、それまで元気だった分あきらめきれないのと、たまたま連休前で(車の運転の出来る)弟が帰省するタイミングでもあったので、もし連れていけるだけの体力がのすにあるなら、父が生きていた頃はよく行っていた三木町の獣医さんにも診ていただくことにしました。往診の先生にほぼ毎日点滴と注射をしてもらったので、少し状態はよくなって、5月1日には恒例の河原散歩にも行き(連れていっていいのかな、と思っていたのですが、第一弾と第二弾に分けているうちの第一弾の子たちを連れていっている間行きたがって遠吠えするくらいだったので)、往診の先生に状態を診てもらったら連れていっても大丈夫、ということだったので、5月2日の朝一で受診しました。


 結果、そちらでは手術ができるということになり、5月6日に手術しました。腫瘍は摘出してみるまで悪性のものか良性のものか分からないのですが、脾臓の腫瘍は良性のものでも、破裂すると急に体調が悪化したり最悪突然死してしまうこともあるので、摘出する必要がある、逆に悪性だったら再発が早いので、摘出してもそんなに寿命は延びないのだそうです。
 手術した時点で、のすくんの体力はかなり落ちていたため、のすにとっては大手術になる、死んでしまう可能性も…と言われてすごく不安だったのですが、手術自体は成功しました。悪性でした、と言われましたが(病理検査の結果はまだでしたが、見た感じでもう悪性だったみたいです)。
 5月7日に母と私と弟で見に行った時には、少しすっきりした顔をしていましたし、8日に母と弟で(私は午前中の電車で仙台に戻ったため)見に行った時にはちょっとよくなった、と言っていました。


 本当は7日に退院させてもよかったらしいのですが、貧血があるのと、手術痕が痛々しいと母が言うので、私がのすが心配だからもう一度帰省すると言った日程に合わせて12日(金)に退院ということにしました。金曜日は私の授業はないので、朝一で帰ることができますので…。ところが10日(水)に腎臓の値が悪くなり(もう転移があったのかもしれないと)、12日に退院できないと言われたため、私は仙台から帰る足でそのまま病院に面会に行きました。お昼の2時くらいから夜6時半くらいまでずっと一緒にいて、その日は少し腎臓の値がよくなったというので、(その前日見てなかったので何とも言えませんが)ちょっとよさそうに見えました。
 また、往診の先生と相談してくれて、そのまま回復せず病院で亡くなってしまったら可哀想だというので、ちょっと数値がよくなったのをめどに明日か明後日に退院してもよい、と言われたため、13日に退院させることに決めました。
 でも13日のお昼前に迎えに行くと、今度は貧血が進みすぎてしまって(腎臓のほうをよくするためには24時間点滴しないといけないが、そうすると貧血は進む)、見た感じでももうぐったりしている感じでした。14時頃に家に着き、少し落ち着くまでとお部屋に入れて、ちょっとトイレに行ったら疲れてしまったみたいでばたっと倒れ、でも母が療養食を持ってきたら嫌がって逃げる元気はある感じ。療養食を食べさせると、ちょっと頑張って食べさせ過ぎたみたいで疲れてしまい、息が上がって(獣医さんに聞いてみたら落ち着くのを待つしかないと)、そのままそれが落ち着かずに、17時40分ごろ亡くなりました。
 のすが心配なので毎週末に帰省しようかと思っていたのですが、そんな必要もなく、呆気なく亡くなりました。

 1日は家でいっしょにいて、(上京の時間を変更して)月曜日の午前中に火葬することにしましたが、火葬するまでずっと可愛くて眠っているみたいで、本当に燃やしてしまうんだろうか?と思ってしまいました。看取れて火葬までお見送りできたのはよかったのですが、思っていたよりずっと早く、茫然としています。
 

 実家に置く用の骨壺のほかに、小さい携帯用のお骨入れにお骨を入れてもらったので(爪と犬歯くらいしか入りませんが…、本当はしっぽの骨も入れたかったのだけど、入らなかった。のすの可愛いしっぽ)、一緒に連れてきました。こんなかたちでしか連れてこられなかったのが、悲しいです。


 3月末から4月初めに帰省して、その後仙台に戻ってから4月中ずっと、憂鬱で不安で自分がここにいる意味あるのかな?、帰りたい、帰りたい…と思っていたのですが、もしかしたら自分でも意識していない何かで予感があったのかもしれません(のす、やたらよく眠るようになってたし、年をとったからだと思っていたけれど、今思えば癌の何かの影響だったのかも)。


 本当に可愛くて、可愛くて、ずっと、早くのすに会いたい、と思いながら生活してきたので、今何を思えばよいのか分かりません。会いたいと思ったら夢でも見るしかないのですが、夢にはまだ出てきてくれません。ありがとうという気持ちと、後半一緒に暮らせなくてごめんなさいという気持ちでいます。もっと一緒にいたかったね…

若いころののすけちゃん。表情がちょっと幼い。