人形と動物の文学論

人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。

2020年1月2日くりん君亡くなりました。

2020-03-11 21:34:14 | 犬・猫関連
ご報告が遅くなりましたが、1月2日に、
一時預かり中で里親募集中だった3歳のくりん君が急逝しました。

 

小さなころはぬいぐるみのように可愛くて(私は実家にいなかったので写真でしか見ていませんが)、

大きくなってからは手脚が長くて顔の小さなスタイルのよい子で、大人しくて手のかからないいい子でした。
保護したときにマダニを媒介にして感染する犬バベシア症に感染していたのですが、
治療して、寛解して(バベシアは寛解はしても陰転しない)、
特に大事には至らずに大きくなったので、こんなに急に亡くなるとはだれも予想していませんでした。
もう成犬になっていたので、気長にあきらめ気味ながらずっと里親探しするのだと思っていました。

うちではいつも1日一回、ふだん家の中にいる子たちを庭に出して走らせるのですが、
その間はくりん君としわすちゃんを1階店舗部分の横の小部屋部分に入れています

(しわすちゃんがもともとちょっとした疾患があって、他の子たちとけんかするとすぐ怪我するため別にしている。
しわすちゃんは自分で戸を開けられるため、鍵のかけられる小部屋部分に入れている)。
その日はくりん君がしわすちゃんといっしょに入りたがらなかったので、何でかな、とは思ったのですが、
後から考えると調子が悪くて一人になりたかったんだと思います。
でも、その時はふつうに立って動いていたんですが、
それから1時間もしていないと思うのですが、中の子たちの庭出しが終わって様子を見にいったら、
くりん君が倒れてもう息もしていないような様子でした。
それから、母と弟と、いろいろ蘇生しようと頑張って見たのですがどうしようもありませんでした。

少し前に健康診断したときに、脾臓に何かあるかも、と言われていたらしいので
(バベシアの子は脾臓は取れない)、脾臓かな、という感じですが、
病院に行く間もなく亡くなったため、正確なところは分かりません。



アバちゃんやテリちゃんが亡くなった時には、死に目に会えなかったのがつらく感じたのですが、
私が死に目に会えるかどうかなんてどうでもいいから、
犬にはやっぱり少しでも長く生きていてほしいと思いました。