人形と動物の文学論

人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。

謹賀新年2017

2017-01-02 23:22:44 | 日記

旧年中はたいへんお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

2016年には、塾講師の仕事を見つけて上京するという、大きな変化がありました。
まだのすけちゃんは連れてきていませんが、2017年には連れてきたいかな…
実家に帰って久々に一緒に過ごすと、やっぱりのすけちゃんは私の子どもだな、と思います。
のすけちゃんに迷子札をつけてみました。似合ってるかな??
 

2016年中に発表した論文は2本。
・「自己の外縁―『源氏物語』における分身と同身」
『物語研究』(16) 122-135   2016年3月
・「『源氏物語』の分身ともののけ―浮舟を中心に―」
『古代文学研究 第二次』第25号 43-54   2016年10月
2本とも『源氏物語』の「分身」に関するもので、ずいぶん前に行った学会発表がもとになっています。

学会発表等(ラウンドテーブル)は1本。
・「詩人・蠹魚・穴―佐藤亜紀と『吸血鬼』を読む―」
進行役:茂木 謙之介 発表者:奥村 大介、西原 志保、佐藤 亜紀
日本文学協会第71回大会   2016年11月6日 
 作家本人をお呼びしてその作品について議論するという、なかなかない試みでした。お客さんが少なかったことが残念でした(もう少し宣伝すればよかった)が、大変貴重な機会になりました。何といっても、「穴」を中心として考察した佐藤亜紀さんのお話が素晴らしかったのですが、私の人選も当たっていたのだと思ってちょっと自画自賛してます。この時のお話は、どこかできちんと形にしたいと思っています。2017年の課題ですね。

2017年にはいくつか論文にしたいネタもありますが、それよりも何よりもともかく、いい加減に早く本を出したいです。
私は2008年の12月に博士論文を提出し、2009年3月に学位を取得したので、もう8年になるんですね。
さすがに10年以内!にはどうにかしたいです。
私は今年37歳になります。40になるのもあっという間でしょう。
ほんらい、今が研究をするのに一番いい時期なんだろうとも思いますし、未だに研究職につけていないことに、正直かなりの焦りを感じます。
どうか皆様にとっても私にとっても、実り多い一年でありますように。

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実家では今、この子を一時預かりしています。里親募集中です。 →2020年1月2日に急逝しました。

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ペットのおうち

4か月くらいの男の子で、現在10kg程度。くりん、と呼んでいます。
怖がりですが、初対面の私でも撫でられたので、うちの他の子に比べるとマシかも。
保護したときに、マダニが原因でなる病気、バベシア症に感染していましたが、現在は治療の結果安定しています。元気です。
バベシア症は安定していればふつうの犬と変わりませんが、何かのきっかけで再発してしまう可能性もあります。その点ご理解いただける方にお願いできればと思っております。
いつもお世話になっている、母のボランティア友達の方が保護しました。保護主さんのブログもご参照ください。
保護した経緯
くりくん バベシアでした
3か月半 「くり」くん ご家族募集中です♪
くりん日記
くりん日記 〜ボール遊びその2〜と予想体重ほか
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