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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 11月28日

2017-11-29 | Weblog
トレーニングの時間の前に久しぶりに韓国語のレッスンをした。仕事で使うということで教えているが初日と言うことで基本母音を教えた。日本語と韓国語は文法が同じで似ている言葉も多いから覚えやすい。そして何よりも日本語と韓国語は礼を重んじ敬語がある国なので正しい日本語や韓国語を話すということはそれは礼儀正しさを意味すると思う。この年になってわかるがある程度ボキャブラリーを使って日本語が正しくはなせないと恥をかく。この年になってわかるが日本語を正しく話すことは大事なことだ。英語が話せるとかよりも日本語をいかに語学のスキルを上げるということは常識として大事なこと。しかし日本語力も同時にアップするので語学習得は日本語力を上げると言ってもいいと思う。

今日はおっさんばかりの日だった。8時をまわったころ高校生の子が来ていたがその時もほとんどおっさんであった。でもおっさんたちはちょうど同じぐらいの子供がいる人たちもいるので、気をつかってくれるからやさしい。サンドバッグをたたく時もどっちがいいかと聞いてくれたり、マスも気軽にさそってくれる。よくおっさんたちと女性の女王様をする光景がうちでは見られるが、これもうちの名物的なトレーニングで非常にストレス発散になる。そしてそのおっさんたちと交流できる機会である。

じじいが時々鏡にちょんとだがこぶしをあてる。今日も案の定チョコンとまたあててしまった。するとじじい、キョロキョロとまわりを見まわして誰も見ていなかったらなにごともなかったかのように再びシャドウを、しかし今日は熱気で鏡がくもっていたので鏡にこぶしのあとが、ばれて年長者だから気をつけてといわれていた。

うちのクラブには意外と中高生が在籍している。でもそのほとんどがボクシングを健康維持としてトレーニングしている子供たちで、親も非常にしっかりしていて常識的である。格闘技のクラブには親分や兄貴たちが存在していることはよくある。たいしたこともない格闘技の経歴をこれみよがしに自慢して、俺はいかにこれに真剣にやってきたことをほのめかすような輩、でも中高生に大事なのは勉強です。全体的に知的レベルがひくくて親玉が無知だとクラブの責任者が親分になったり、トレーナーやその他の人間があにきになる。私はこういう環境はよくないし、ボクシングと言う芸をおぼえる以外は意味のない集団だと思っている。私自身は親や子供に対しては教師的な存在であり、なによりもここに来たらいろいろな人たちから刺激をうけて自分たちの将来の選択肢をひろげて、将来に対して前向きに歩んで行ってもらいたいと思っている。そのためにはそれらしい振る舞いと考えが必要だ。うちのクラブの優先順位は女性、子供、男、強制しているわけではないがこういうエチケットが守れなければ群れの雰囲気はよくならないと思っている。学生時代うちには医学のドクターを持ったヨーロッパ系アメリカ人がいたが、彼がよく言っていたのがリングを降りたらジェントルマンであれと言う言葉だ。当たり前のような言葉で特にそれは私の目を見てよく言っていたのだが、向こうの人間は日本人の監督のようにぐだぐだとくだらない解釈をして自分の考え方を押しつけたりしない。ただジェントルマンであれと言うだけだが、でもこの言葉は私に群れのただしさや健全さそしてなによりも自分がどうあるべきかということを考えさせられるには十分な言葉であった。
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