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高知のボクシングジム MT オリーブ ボクシングクラブの日記 9月30日

2009-09-30 | Weblog
明日から10月です。イオン高知ではまだまだ日中はクーラーを入れていますが、夕方からはだいぶ涼しくなりました。
昼からの練習ですが、月曜日以外は、だいたい常時その時間は2-4人ぐらいが利用していますので、比較的すいています。人がいない時間帯に練習したい人は13時から16時ぐらいをねらってきてください。
月曜日は休み明けですので、たくさん利用されることが多いです。
しかし多いと言っても、練習できないと言うことはありませんので、安心して来てください。

今日何名か入会されましたが、その入会したひとりの方が言っていました。「思った以上に社会人が多いから安心した」と。
たぶん比率的に言えば、70パーセント以上がが社会人だと思います。
よくブログでもここは社会人の常識で運営されていると書いていますが、やはりこの人たちを引っ張っていくには、きちんとした常識を持つこと、社会的センス。そしてジムには落ち着いた雰囲気がなければ、だめだと思っています。
仕事の責任や家庭の責任のある大人には、中高生のクラブののりはついていけないでしょう。
おそらく中高生の真剣さと、社会人の真剣さは違います。
また時間のつかいかたも違うと思います。
そこを理解しないで、ここは大人から子供までいるのに、中高生の運動クラブの感覚でやってしまうと、社会人の人にいやな思いをさせたり、恥をかかせたりすると思います。
少し前あるスタッフがマスが終わった後に、ミーティングと称してみんなを集め、一人ずつ順番に「なになにさんについて、なになにさんのいいとこ悪いとこ、はいひとりずつ言ってください」とえんえんとやっていましたが、さすがにこれは苦情に近いものがありました。
確かに30代の男がそう言われて「えーっなになにさんはガードがさがっていました」なんていうことを中高生といっしょに、円を囲んですわった場でやるわけですから、たまったもんではないでしょう。
社会人にとって時間と言うのは貴重なものです。Time is moneyと言う言葉もありますように、何をするにもまず効率と言うものを考えなくてはいけません。
ですから何の準備もなしに、なにを引き出したいのかということが、明確にわからないようなミーティングは一切しませんし、もしするならばきちんとして準備をして、目的をはっきりさせたものにするでしょう。いずれにしてもこういうことで集めて、子供の終わりの会をするようなことは論外、日ごろプレゼンや数字を相手に会議をしている大人に対して、失礼ともうけとれるでしょう。
社会人にボクシングを教えるには、それなりのやり方、方法があります。
そのことをしっかりふまえて、指導しなければ、恥をかかせたり、いやな思いをさせることだってあるのです。
またここは特にボクシングができるからと言って、大きい顔をするものもなく、偉そうにする若者もいません。誰が偉いと言うことはありませんが、自分たちは常に平等にあつかい、ひとりびとりを尊重して練習をしてもらっています。
社会人としての矜持がたもたれ、いやな思いや、はずかしい思いをしないようにきちんとした配慮をしていますので、ご安心ください。











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高知のボクシングジム MT オリーブ ボクシングクラブの日記 9月29日

2009-09-29 | Weblog
今日は昼からお久しぶりの人が、何名か見えて結構いそがしかったです。
2、3ヶ月たってもまたここに来てくださることに感謝です。
オリーヴでは久しぶりのひとは歓迎します。
長い間来れないからといって、冷たい目線をおくったり、今まで何しとったんやと言うようなことはいいません。
社会人は何かといろいろと都合があるので、むしろおぼえて来てくれた事に感謝し、すこしはなれていても、気軽に来れるボクシングクラブにしたいと思っています。

昨日サンドバッグの打ち方について聞かれました。
サンドバッグの打ち方はいろいろですが、まずビギナーにお勧めなのは、コンビネーションの練習です。
おぼえたコンビネーションをサンドバッグめがけて、サンドバッグの練習はスピードの強化というよりもむしろパンチ力強化の練習ですから、そのことをふまえて強く、リズムよくうてばいいと思います。
またダイエットの目的の人は、最初の1分半を軽くたたいて、そしてのこりを強くたたくというようにしたら、有酸素と無酸素運動が交互に繰り返されるので、脂肪燃焼させやすいでしょう。

10月も相変わらず入会者や、見学、体験入門が多いです。ホームページのブログなどを見てくださって、メールや電話をいただいています。
オリーヴのことで聞きたいことや質問などは歓迎します。
いろいろと聞きたいことや質問は電話でも、受け付けていますし、メールでもかまいません。メールは必ず返信させていただきます。







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高知のボクシングジム MT オリーブ ボクシングクラブの日記 9月28日

2009-09-28 | Weblog
今日は昼から非常に人の出入りが多い一日でした。
おひさしぶりの人も何名かいらして、いい汗を流していました。
建部トレーナーが夕方から来て、試合に出場する選手を中心に指導してくれました。建部トレーナーはラッキースター所属ですが、出張でよく高知に来るので、来たときはこうして指導してくれています。かなり評判のいいトレーナーなので、きたときは指導してもらったらいいですよ。

ウエストまわりがすっきりしてきたら、今度は部分やせです。
ここからは少し専門的になり、パンチのうちかたに工夫をしたり、適切な筋肉トレーニングをしなければ十分おちません。特に下腹はボクシングをやっているだけでは落ちないです。これにはきちんとしたセオリーがあって、この場では記しませんが、会員にはそれを説明し練習してもらっています。
またオリーヴはそういう専門的なニーズにこたえるために、シンクタンクというオリーヴのブレーインに、ボクサーではなく、専門家のスタッフをおき、アドヴァイスを求めています。
たいていの疑問には答えることも可能かと思いますので、練習法などについて質問してください。

昨日も言いましたが、オリーヴのモットーは平等です。
トレーナー人も目的がどうであっても、会員の人を平等にあつかい、なるべく誰でもきやすい雰囲気を作ることを心がけています。







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高知のボクシングジム MT オリーブ ボクシングクラブの日記 9月26日

2009-09-26 | Weblog
今日は昼から小中学生が多く来て、いつものマスボクシングをしました。
最近は小学生も力をつけてきたので、かなりディフェンスの練習にはなります。
しかし最近特に小学生には、ディフェンスを教える必要性が出てきました。
マスでうつことばかり教えると、逆におおぶりになってしまうので、実戦的なディフェンスをパートナー練習で教えなくてはならないと思っています。

今日はジムの雰囲気についてはなしますが、MTオリーヴは中高生のクラブ活動のような雰囲気はありません。
社会人が主体ですので、わいわいがやがやと言った感じではなく、比較的落ち着いた雰囲気で練習をみなさんしています。
またここは試合に出るものが特に大きい顔をすることもなく、特別扱いされることもなく、平等にやっていますので、そのへんはみなさん大人だと思っています。
私自身も試合に出る選手だからと言って、どこかに一緒に飲みに行くわけでもなく。
相談事があればきちんと対応しますが、必要以上に選手とべたべたしたりするようなことはしません。
トレーナーと一部の練習生の関係が親密で、呼び方も○○ちゃんなどと親しく呼んでいるようなところもありますが、ここではそういう一部の人間と、特別親しくしませんし、大人の女性にたいして○○ちゃんなどという、非常識な呼び方はしないです。
社会常識から言って、男性が成人女性に、○○ちゃんなどと言う行為は、セクハラあるいは女性蔑視です。これははっきりとセクハラの基準になっています。
これはある程度その人の親密度とか、相手の受け取り方にも、関係してきますが、ジムと言う公共の場において、指導者がこういう言葉を使うこと自体、呼ばれる人と呼ばれない人に差があるわけですから、そこに仲良しクラブ的な価値観があるのではないかと思います。
まあ友達同士なら問題ないでしょうが、しかしここは公共の場ですので、責任者である私が勘違いされぬように、女性が入会してくるわけですから、おっさんが○○ちゃんとよんでいるのを聞いてて、いやなひともいるわけですから、こういうことからも平等に接したいと思います。
男女平等と言う言葉が当たり前になった、今日まだまだ男性社会であるボクシングクラブに女性が来やすくするには、フェミニズム的な視点と言うものをこれからしっかりと学ぶ必要があるでしょう。


10月に入会や体験入門、見学の予約をいただいています。
しかし見学や入会はいきなり来ても十分対応できますので、予約なしでも安心していらしてください。





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高知のボクシングジム MT オリーブ ボクシングクラブの日記 9月25日

2009-09-26 | Weblog
今日も予想通り夕方から多くの練習生がきました。
マスや女王様多数、久しぶりにマスをやった人もいまして、今回女王様をしましたが、かなり防御に自信がついたそうです。
マスボクシングは攻撃よりも防御からはじめたほうがいいです。
攻撃ばかりに気をとられていると、実際少しうまくなってマスをやった時に、思わぬパンチをもらったりしますので、できるだけ防御をしっかりさせたほうが、あとの攻撃につながるはずです。気持ち的にも防御ができれば、余裕ができ、試合を支配しているようで、自信がつきます。

試合出場組ががんばっています。マスの後もお互いが気づいたことを言い合い、時にはミットをもって具体的にアドヴァイスし合っています。
オリーヴはこのように協力し合いますが、しかしみなさんべたべたした関係は求めず、お互いを尊重してやっています。
そのへんは中高生のクラブではなく、社会人の集まりなので、お互いの距離感と言うものを大切にして、ビギナーの人も疎外感をもつことなく練習してもらえるよう配慮していきたいと思います。


Mtオリーヴの組織を新たに編成しました。
組織はシンクタンク(ブレーイン)と実践トレーナーにわけて、シンクタンクにはそれぞれの専門を置き、大都市などの専門家とパイプをつなげることも可能となりました。
今後のダイエットやボクシングの練習がより専門的になり、効率よく練習できることを期待したいと思います。

けが防止のためストレッチをおこなってください。
一通り教えていますが、練習前に、できれば縄跳びをとんで体があたたまってからがいいのですが、実行してください。





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高知のボクシングジム MT オリーブ ボクシングクラブの日記 9月24日

2009-09-24 | Weblog
連休明けとあって今日は予想通り、見学者体験入会ありの大忙しの日でした。
マスや女王様も多数こなしました。
4日練習をしていないとあってみなさんしんどそうでしたが、久しぶりにいい汗をかけたと思います。
孫子の兵法について防御のことを、脱明日のジョーで書きましたが、最近よける練習がおもしろくなってきたという人が増えてきました。
特に女王様は女性が一方的にパンチをうち、男性が一方的によけるというゲーム感覚をとりいれた練習法で、今まで男性中心であまり女性がジムにこなかったボクシングクラブでは、今までなかったことかもしれません。
これはラッキースターという、大阪のボクシングクラブが考案したもので、許可を得てうちの練習でとりいれたもので、ほかにはない練習のやり方です。
女性のパンチならそれほどあぶなくないので(中には強いパンチをうつ人もいますが)、パンチをこわがらずおもいきって果敢にディフェンスが使えるので、かなりディフェンスは上達できると思います。

練習前に食事をとることについて聞かれましたが、がっつりとるのはダメですが、脂肪燃焼させたければ、多少とることは重要です。と言うのはその脂肪を燃焼させるためにはたんぱく質が必要不可欠だからです。
だから練習前は空腹にせずにできる限り、軽い食事をとったほうがいいです。

いよいよ試合が近づいてきました。今回は年齢制限なしのスパーリング大会のようなものですが、しかしちゃんと勝敗はつきますし、最優秀、技能、敢闘賞の3賞があるそうですので、出場者は、最優秀をねらうつもりでがんばってください。
またこの試合には中年層の人たちも結構でているらしいです。同じ世代としてがんばってほしいです。

これは半分冗談ですが、自分がこれからのスポーツは語学を学ぶのは大切だと言ったら、若い人が英会話を上達させるために、ある時間ゲームに参加した者は、英語以外つかったら腕立て10回という提案がありました。
たぶん気にしすぎて、練習にならないでしょうが。







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高知のボクシングジム MTオリーブボクシングクラブの日記 9月19日

2009-09-19 | Weblog
今日は連休の初日でしたが、昼から結構多くの人が来て練習をしていました。
マスや女王様はそれほどしませんでしたが、新しい練習などに取り組み、充実した練習ができたと思います。
バランスボールの練習を取り入れました。バランス感覚を養うのにたいへんいい練習なので、是非試してください。やり方は目的しだいですが、ボクシングのスキルの練習が終わったら試してください。やり方は指導します。


昨日書いたオリーヴの子供にたいする指導のスタンスは、何人かの人たちからいろいろと意見やアドヴァイスをいただきました。ありがとうございます。
もう少しそういうことについて書いてほしいと言うので、前のブログに載せています。

以前会員の人から、ブログに人の名前を載せるのは、抵抗があるということを言われました。確かにここは転勤の人やほかの県や都市から来た人も多くいるので、その後そういうことに注意しなければいけないと思い、特別な場合以外は人の名前などをのせることをひかえましたのでご了承ください。

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ご意見ありがとうございます。 

2009-09-19 | Weblog
昨日の子供のボクシングに対するオリーブのスタンスという意見に、何人かの人が興味を持ち、意見をくださいました。
特にアメリカ人の子供がスポーツを3つも4つもかけもっているということに驚き興味をもっておられるようでした。
この前小学生の子供をもつお母さんから、スポーツチームに低学年からやっていた子供が、そのスポーツを引退した途端、家でごろごろばかりするようになったという話を聞かされました。
私はこの話を聞いて「ああっ燃え尽き症候群だな」と思ったのですが、ここにひとつのスポーツを徹底させる弊害があると思います。
ひとつのことを徹底してやらすのはいいのですが、しかしそれが終わると脱力感でなにもやりたくなくなる。そういう話は意外とよく聞きます。
話はかわりますが、今の子供って外で遊ばないでしょ、家でゲームばっかして。
昔はメンコやビー玉やおにごっこなどしたのですが、そういう姿は近所ではみられない。しかしこれは子供が成長していく上で非常に大事なことらしいんです。
こういったおにごっこやメンコ遊びが、昨日言った「巧緻性」や「操作力」を高めるらしく、そういう運動神経と言うのが子供には必要だそうで、即ちむかしはこういう遊びを通して、必要な運動神経を養っていたのです。
オリーヴがゲーム感覚でボクシングをするといっているのは、この遊びの要素を十分に取り入れて必要な運動神経をやしなうためであることと、日本人独特の気負いというものをなくし、スポーツはこれだけではなく、これもスポーツの選択肢だよということを示すためです。
「型」とか「基本」を徹底させてしまうと、子供は、そこにしか目を向けることができず。いわゆるスポーツの選択肢の幅と言うものが狭まってきます。
そして言われるがままにそのスポーツに専念し、終わった後、燃え尽きてしまうのです。
自分がむこうにいた時も、子供たちがボクシングにきていたけれど、そりゃ自由な雰囲気でやってましたよ。
これが終わったらバスケに行くなんていう子もいて。
もともとむこうには型なんていうものはないですが、とにかくサンドバッグでもミットでも、日本みたいにああだこうだと言わず、見よう見まねでうたせるんですよ。
それぞれ様々な自分の好きなスタイルをもって、楽しそうに遊び感覚で、がんばっていたんじゃないかと思うんです。
「遊び」というのは子供にとって、運動神経を育てる上でも柔軟性を持たせる上でも大事なことだと思っています。
そういう意味でボクシングをゲーム感覚で行うと言っているのです。
ちなみにどういうプログラムがあるかと言うと、もちろん普段のボクシングの練習に加えて、大人が相手にしてくれるスパーリング、ミットうけゲーム、英語単語カードとり、サンドバッグも番号を書いて番号をたたく、そして子供向けの柔軟や筋肉トレーニングがあります。













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高知のボクシングジム MT オリーブ ボクシングクラブの日記 9月18日

2009-09-19 | Weblog
今日も結構昼から多くの練習生が来まして、マスボクシング、女王様と多数こなしました。

ダイエットである程度ウエストに変化が現れた人は、そろそろ下腹をおとすためのパンチをうつ運動をします。昨日も言いましたが、ウエストは誰でも簡単に、自宅にいてもおとせます問題はここからで、ここから工夫をこなしてボクシングトレーニングをしなければ意味がないのです。
ここではいくつかのパンチをミットうちでやってもらいます。
そのパンチをうって下腹の肉をおとすのです。もう何人かの人がその練習をしてしたばらの肉をおとしています。どういうパンチのうち方をしているかということは、今ここではあかせませんが、スタッフといろんなことを取り入れ考案したパンチです。

連休は21日(月)のみ18時ー22時までオープンします。
ほぼ自主トレですが、この間はせっかくなので体験入門や見学も受け付けたいと思います。

小学生中学生ののボクシングの指導について聞かれましたので、その答えをこの前のブログで説明しています。ご覧になってください。ボクシングは危険なスポーツと言われていますので、いくら子供がやりたいと言っても不安があると思います。
いかし最近のUSAの統計では、コンタクトスポーツではアマチュアボクシングが最もけがをしないスポーツであったそうです。
これはヘッドギア、ガムシールドなどが、性能がよくなり安全になったことと、何よりもその安全性を考えて、審判などが試合をさばいているという点だと思います。





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子供のボクシングについての質問に対して

2009-09-18 | Weblog
最近小学生の子供が増えて、子供に対する質問がいろいろと出てきているので、自分たちはどういうスタンスで彼ら彼女らを指導しているか述べたいと思います。

1 けがについて
基本的に高学年ぐらいから、中二ぐらいの年齢をゴールデンエイジと言ってこの時期は運動能力が最も発達する時期だといわれています。
しかしそれに加えて彼ら彼女らの体は発達段階にあるので、その世代特有の事故やけがなどにも注意しなくてはならないでしょう。
特にボクシングはひざを使うので、オズグッド病などに気をつけ、あまりひざを酷使させないようにさせています。
また子供は大人に比べて燃費が高いので、水分補給をこまめにさせ、競技している間は夢中になるので、ある一定の期間をおえたら、水分補給させることも大切な役目です。
マスボクシングも消費が高い運動なので、1ラウンド2ラウンド行うときは、30秒の休みを1分にするとかして、過度の負担がかからないように、次の日学校でしんどくなってグターッとしているようでは、指導の仕方に問題があります。
オリーヴでは、まず子供の安全を考え練習させています。
またどういうけががおこりうるかということを考え、想定し、対応策をとっています。

2 競技について
あまり子供をたきつけるようなことは言いません。
夢をもてなどと言って、オリンピックを目指せとか、国体で優勝しろと言うことを軽々しく言わない、ましてや子供の時期にボクシングの試合なんてめったにないので、そんな遠い先のことを言われてもぴんとこないでしょう。チャンスがあれば出場することも考えますが、もしあったとしても開催地が東京とかなのでむずかしいでしょう。
子供の頃は可能な限りたくさんのスポーツを競技することが望ましいです。
ボクシングでも、いわゆる「型」とか基本というようなものを重視した同じことの繰り返しをさせず。競技の楽しさと言うものを、おもに伝えていきたいと思っています。
子供にとって大切な基本はいわゆる、ボクシングの「型」のようなものをきっちり教えこむことではありません。
そういうことにこだわれば逆に鍛えるべく運動神経が限定されてしまいます。
子供にとって大切なのは「巧緻性」と「操作力」を養うことです。
「巧緻性」と「操作力」とは簡単に言えば、頭の中で考えたことを行動にうつす能力のことで、この能力は子供の時期に多く、遊び感覚の臨機応変さによって養われ、ここで養われた貯金が、のちの運動神経にかかわってきます。運動生理学では、むしろこの基本を子供のうちにつくっておくことが大事であるといっています。
誰もはじめから子供をボクサーにしょうという親はいないと思います。
子供の興味ではじめることがほとんどではないでしょうか。
「型」や「ボクシングの基本」と言ったものを重視するのはいいですが、しかし同じことを繰り返すだけでは、これらの神経を発達させることは乏しいでしょう。
子供には可能性があります。
自分たちはボクシングクラブの予備軍を作っているわけではないので、むしろ彼ら彼女が将来スポーツをするひとつの選択肢としてとらえています。
鍛えるべく筋肉は鍛え、逆にボクシングなどの競技は安全性を考えながら、ゲーム感覚でこの「巧緻性」と「操作力」を養いたいと思っています。
ちなみに日本ではひとつのスポーツを小学校の時期からはじめて、それを高校、大学までと言うケースがありますが、欧米では小学生の時から同じスポーツをずっとさせると言う傾向はなく、むしろできるだけ多くの競技をチャレンジさせます。
アメリカでは、一度に3つか4つぐらい子供がスポーツをかけもっているのが普通で、彼ら彼女らは大きくなるにつれて選択肢をしぼり高校や大学で1つか2つにやるスポーツをきめるのです。
これらのメリットは」いろんなスポーツをやることで、全体の運動神経が養われるということです。
確かにそのことひとつだけをやっている子供に比べて成長はおそいけど、しかしいろんな競技をやることで神経系の巧緻性がたかまり、操作力が養われのちに逆転する結果が生まれます。
日本に天才が生まれにくいと言うのは、実はこういったことかもしれないです。

3 子供とのかかわりについて
最近では当たり前ですが、基本的にはほめてのばします。
ほめるといってもただ適当にほめるのではなく、彼ら彼女らをよく見て、自信につながるように明確になにがよかったかということをほめたいと思っています。
またかかわりにおいても、彼ら彼女らの語彙力をひろげる為に、なるべく正しい日本語をつかいかかわって行きたいと思っています。
まだ考案中ですが、近い将来子供むけのブログなども書いて文章に目をむけさせたいと思っています。







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