大倉草紙

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【京都】 観月の夕べ (大覚寺)

2008年09月14日 23時46分48秒 | 祭り・催し
本日の行程:(JR・瀬田駅~帝産バス・文化ゾーン前) → 【葛飾北斎展~こんなに楽しい!HOKUSAIワールド~(滋賀県立近代美術館)】 → (帝産バス・文化ゾーン前~瀬田駅前)…(JR瀬田駅~京都駅)…(京都市営バス・京都駅前~嵐山公園)…(徒歩) → 【観月の夕べ(大覚寺)】 【大沢池附名古曾滝跡(大覚寺)】


   

仲秋の名月を観に、大覚寺を訪れる。
せっかくならば舟席で、と思いながら嵐山へ向かった。

舟席券は、集合時間が17時、18時、18時50分、19時50分の4種類で、それぞれ120枚販売される。
販売開始時間は、17時集合の券のみ16時からで、他は16時30分からとなる。
あまり早すぎても、と思い、渡月橋の手前でバスを降り、のんびり歩いて大覚寺へ到着したのは15時になるかならないか。
すでに舟席券を買い求める列ができていたのには驚いた。

なんとか、18時50分の券を購入することができて、一安心。
あとは、雲が出ないことを祈るばかり。
雲が出ちゃったら、「月はくまなきをのみ見るものかは」と思うことにしよう。


   

舟席とは、上の写真のような屋形船の中に設けられた席。
ここで、お菓子とお茶をいただきながら、名月を望む。
船は龍頭船と鷁首船の2種類。
大覚寺の大沢池を一周する。


乗船時間まで、大沢池の周りを歩き、境内を見てまわった。

   
宝塔の前にも席が設けられていて、多くの人が、近くの出店で買った食べ物や飲み物を手に、寛いでいた。

   
本堂の観月席は、大沢池に面している。
みんな、大沢池に映る月を楽しんでいる。
みんな、同じ方を向いて。

   
みんな。

   


   
本堂も賑わっていた。
6月に大覚寺を訪れたときも、参拝客は少なくはなかったが、きょうの人出はスゴイ。

   
御影堂と勅使門の間にある舞楽台には、お供えが。


   
宸殿では、琴の演奏やヴァイオリンとブズーキの演奏があり、それを楽しむ観客も多かった。


          
さて、月が顔を見せたのは、18時20分頃であろうか。


   
   
まさに、「つるべ落とし」。
舟に乗る時間には、もうすっかり、暗くなっていた。
水面に映える月が美しい。


   
舟の上から観る月は、格別。
乗っている時間は、15分ほどだったと思う。
池までの距離も近く、池の水をさわれるほどであった。


   
帰りは、天龍寺前までバスに乗って、そこからは歩いた。
渡月橋の上の月を観る。

   
鵜飼の舟も、遠くに見えた。


今日の歩数:16,561歩