奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

小白山 No179 0213

2021-02-14 16:47:01 | 山登り

小白山 1609m 1/2.5万地図[下山]

2021年 2月13日(土)8人(♂3+♀5) 5人は大垣浅中公園3:50発

行程 3:50旧揖斐川図書館=白山中居神社=16:50ころ揖斐(往復約240km)登山タイム等は下図参照 往路(赤線)山頂まで5時間半、復路(青線)2時間20分

 

 小白山、新日本山岳誌によると、読み方は「おじろやま、こはくさん」とある。索引は「お」。私ら岐阜県人は、白山中居神社から登るのだから「コハクサン」と呼びたい。ちなみに同誌の小白山の解説執筆者は福井の人

 登路は、解説によると、登山道はない、残雪期に石徹白の白山中居神社から小白山谷右岸に取り付き、小白山北峰を経て登頂するか(中居神社から約4時間)、または打波(南峰西:福井県側)からの沢登りである。とある

 私の旧山友(沢屋)は、北峰南側から途中泊で沢登りに挑戦したが、届かなかったそう

 そう、奥揖斐山荘登山部、今季雪山第2弾は、石徹白の山。普通、石徹白の山は3月~4月に登るのであろうが、今季は早く雪が降ったので、残雪期は早く終わるだろうとリーダーの考え。今の計画では来週、薙刀山~野伏ヶ岳、再来週に芦倉山、3月初めは奥揖斐に戻って若丸山? 前置きが長い

 では、地図と写真を見ながら、一緒に山、登りませんか

 10:30 ガスの中、橋立峠を目指し歩く

 駐車地を出発して、牧場跡(約90分)までは雪がやや締まっており、つぼ足で歩く。牧場跡半ばで3人はスノーシュー、5人は輪カンジキを履く、当然先頭はスノーシュー組が多く歩くことになる。標高を稼いでいくと、ガスがでてきた

 橋立峠の主稜線に上がるとき雪庇が手前(谷側)に被さっており、上がるとき苦労する。先頭がシュリンゲを出し、数人がこれに頼る

 10:59 北峰手前

 北峰手前の急斜面を登ったところで、スノーシュー3人と輪カン1人がアイゼンに履き替える。その人が怖いと思ったら、何を履いて登るかはその人の判断に任せたい。北峰~南峰間は風が強いと予測し、ここで全員、防寒着をはおる

 11:48 あと2分で山頂、ガスで先が見えない

 山頂は、風がきつく、記念写真を撮ったりしてすぐに降り、北峰手前で昼食

 11:55 手製の山銘板を持って記念撮影(記念写真は非公開)

 

 12:28 山頂でバレンタインチョコもらい、元気百倍

 杉山方面に下山する

 当初、往路を帰る予定であったが、杉山からの山スキー2人、登山者4人と南峰からの帰りにすれ違った。”雪の状態も良く、トレースもしっかり残っている” と聞いたので、6人が登ってきたコースで降りることにした

 13:59 見えづらいが右が北峰、左が南峰

 

 14:09 下山時、ガスも晴れてきた

 

☆ 今日の反省など

・北峰からはガスで先の展望はなく、ここで食事という声も2~3あったが、8人中5人が小白山初体験であったため、12時までは登る(リーダーの強い意志)と決め、めでたく時間内で登頂、リーダーに感謝

・昼食のカップ麺、朝3時に用意したポットの湯は12時半では流石にぬるく、麺の茹で加減はイマイチだった

・ダイレクト尾根下の池を横切るが池に水はなかった(笑)

・地図を見ると復路(青線)が短く見えるが、数回の登り返しがきつかった

 

☆ お詫び

 前段に今回のコースを地理院地図で紹介しましたが、池付近から橋立峠までのルートが若干違っていました、下の ”ヤマップ地図” の軌跡が正確です。謹んでお詫び申し上げます

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土蔵岳 No178

2021-02-07 03:10:38 | 山登り

土蔵岳1008m 1/2.5万地図[美濃川上]

2021年 2月 6日(土)7人(帰り8人)

行程 6:50 旧揖斐川図書館→ 8:04 八草トンネル東手前に駐車→ 登山口→ 11:13 山頂(昼食)11:58→ 13:40 登山口→ 13:50頃 駐車地→ 帰途

 土蔵岳は揖斐川町(旧坂内村)と滋賀県木之本町土倉にまたがる。山名は土倉谷の奥にあった旧土倉村に由来、ここは銅を採掘する土倉鉱山があり、第二次世界大戦中は盛んに稼働していたが、1965年に閉山して土倉村も消滅した(新日本山岳誌:村田正春氏解説から抜粋)

 登路:僕らは残雪期、東の夜叉神社から大ダワ(2等三角点)経由で登るか、八草トンネルから東へ歩いて10分くらいの尾根(今回)、同20分くらいの旧道に入ってからの尾根(昨年0215ブログ参照)を登る、大ダワコース以外は大体登り3~4 時間

 では、本日のコース、ご一緒しましょう

 10:18 ここから見える蕎麦粒山の尖がりが素晴らしい

 10:28 885mピークを過ぎてのピーク手前をトラバース

 11:09 土蔵の北西、三角点「猫ヶ洞」からの合流点、先客の山スキー跡あり 

 12:00 土蔵で昼食後の一枚(金糞岳方面)

 12:12 帰り、また蕎麦粒山方面、右奥は天狗山かな

 12:12 帰りは、雪が腐っていて、参加者全員が数回転んだ

 

☆ 今日の反省など

・10:28のトラバース写真、このコース本日が3回目だけど、僕が先頭だったらトラバースせずに真っ直ぐに登っていただろう。先頭のベテランOさん、やることが渋い

・山頂で昼食していると大ダワ方面からソロが、猫方面から山スキー(ソロ)が。大ダワからの登山者は一緒に飯食い、一緒に下った。土岐の人で労山系の人だそう、MSRスノーシューは25インチ最新型を履いていた

・本日の構成:輪カンジキ3人、スノーシュー5人。下り、カンジキの人が思わぬ落とし穴に2回はまり、一人では抜け出せない事態が、、。” ソロ登山の恐ろしさ ”  再認識。落とし穴は大きい木の近くに多い(根っこは熱を持っているのか)!

・本日から始まった、 ”奥揖斐登山部” 雪山山行(目標10座)、次回は石徹白の小白山(オジロヤマ)に挑戦

 

 緑コースは、我が登山部員の一人が昨年登ったコース、トンネル左の登りが超急登だったとか

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