もっと知りたい

先日、テレビで「岳」という漫画を取り上げていました。
昭仁さんが好きだという漫画です。
BSで放送の「マンガノゲンバ」。
今面白い、注目の漫画について紹介する番組だそう。
これは…と思い、見ることにしました。
こういう番組はいくつかあるけど、マニアック過ぎず、とてもわかりやすく紹介していました。

北アルプスの山岳救助隊の話。
主人公は山岳救助を仕事にしていて、遭難者や周囲の人との関わりを描いている。
遭難者は生存しているとは限らないし。
そのあたりの、とても人間的な感情、感覚の描写もすごい。
作者も登山が趣味らしく、ロッキー山脈に登った経験もあるそう。
ストーリーもだけれど、絵や、その描き方もしっかりしていて、とても好感が持てました。

この番組、以前に「イカロスの山」も取り上げているようですね。
昭仁さん推薦の漫画本、なかなかよさそう。
推薦の中には「え～～」って内容の漫画もあるけれども「岳」は私も結構好きなタイプの漫画です。
晴一さんはどちらかというとファンタジー系の小説や漫画が好みかな。
それに対して、昭仁さんはわりと人間臭いものが好きな感じですよね。
漫画に限らず、好きな本や音楽は、その人の人間形成に大きく関わっていると思う。
そういう部分がお二人の書く歌詞にも表れているし。
ポルノの楽曲は曲はもちろんだけど、歌詞も大好き。
その歌詞が生まれる過程で、多少なりとも読んだ本が影響するのであれば、どんな本を好むのかは知りたいところ。

人間の心理や感情を描いたもの。
私は今まであまりその手の本を好んで読んでこなかったから、昭仁さんが好きという本を何冊か読むようになって、知らない世界を覗くことができた気がします。
今回の「岳」も、きっと普通なら読まずに、知らずに過ぎていたはず。
でも、読んでみたいと思える本だったから…読みますね。
「オールナイトニッポン」で、コーナーもできたから、頻繁に新しい漫画を紹介してくれますよね。
全部チェックするのは大変だけど。
できるかぎりチェックしたいな…。
少しでも昭仁さんの好きなことを知りたいから。

でも…昭仁さん。
この本を読んで「登山をしたい」って思ったのかな。
こんな登山は…危険だから止めてください…。