<福島第1原発>山木屋地区を2区域に 川俣町「7月再編」より転載
毎日新聞 6月4日(火)22時1分配信
東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域の再編が唯一済んでいない福島県川俣町山木屋地区について、同町は4日、町議会全員協議会で、計画的避難区域に指定された同地区を居住制限(年間被ばく線量50ミリシーベルト以下~20ミリシーベルト超)と、避難指示解除準備(同20ミリシーベルト以下)の2区域に再編する案を示した。古川道郎町長は協議会後、報道陣に「7月中の再編を目指す」と表明し、今月中にも住民説明会を開く考えを示した。
町は同地区の11行政区のうち、同県浪江町に隣接する1行政区を居住制限区域、残る10行政区を避難指示解除準備区域に再編する案を提示。町は行政区ごとに説明会を開き、議会は住民の意向を踏まえて案を承認するか判断する。古川町長は「再編はインフラ整備や賠償問題に一つの道筋をつけるため。説明会で理解を得たい」と話した。【三村泰揮】
毎日新聞 6月4日(火)22時1分配信
東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域の再編が唯一済んでいない福島県川俣町山木屋地区について、同町は4日、町議会全員協議会で、計画的避難区域に指定された同地区を居住制限(年間被ばく線量50ミリシーベルト以下~20ミリシーベルト超)と、避難指示解除準備(同20ミリシーベルト以下)の2区域に再編する案を示した。古川道郎町長は協議会後、報道陣に「7月中の再編を目指す」と表明し、今月中にも住民説明会を開く考えを示した。
町は同地区の11行政区のうち、同県浪江町に隣接する1行政区を居住制限区域、残る10行政区を避難指示解除準備区域に再編する案を提示。町は行政区ごとに説明会を開き、議会は住民の意向を踏まえて案を承認するか判断する。古川町長は「再編はインフラ整備や賠償問題に一つの道筋をつけるため。説明会で理解を得たい」と話した。【三村泰揮】