いよいよ、個展まで1週間となりました。ドキドキしてきました。。
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DMをご希望の方がいらっしゃいましたら、私のHPより、メール で
郵送先をお知らせ下さい。郵送させて頂きます。
【知新 温(あらた おん) 個展】
" Cross the Intersection "--普段着のアメリカ
*期間 : 2008年 5月19日(木) ~ 31日(水)
10:00~19:00 (最終日は16:00まで)
※25(日)は休館となります。
*場所 : 渋谷 ギャラリー・ナダール
東京都渋谷区渋谷3-5-5 HAKKAビル2F
03-5468-3618
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いつまでこの個展解説は続くのか?すみませんっ!あと少しのご辛抱を~。
最終回は、『あの時は、分からなかったけれど。 の巻』 をお送りします。
屋外で動く人を撮るのは、ブライダルの仕事以来、ものすごく久しぶり。
機材は、広角レンズ1本、標準レンズ1本、ストロボ1灯、銀塩カメラを選択。
覚悟を決めて出たものの、表情は厳しい。(←実際、米国の人が見たら、怖かったかと。)
動悸を押さえつつ、「切符、買う、いくら?」と。中学生も使わない単語攻撃で
地下鉄構内へ。構内では、アーティストによる生演奏が行われていました。
音楽の流れる方へ、何気なく視線を向けたその時。ホームに侵入して来た列車
のライトが楽器に映り込み、光のラインを描きました。ほんの一瞬のことなの
ですが、反射的にハイライト部分の露出を読んでしまう自分。 (←ほとんど職業病。)
「こりゃあ、骨の髄までブツ撮り気質。人情味溢れる、とか。心の奥底を
揺さぶるような、といった写真へのアプローチは、無理そう。」と、列車が去った
ホームのベンチで独り言をつぶやきながら、しばらく、現状分析を。(← 怪しい!)
脳内分析の結果は、自分が美しいと感じた物(この場合は場面?)や人を、
今まで培ってきた方法で撮ってみる以外にない!と出ました。(←PCですかっ!)
開き直りとも言える発想にあきれつつ、駅から地上に出ると。
そこには、米国の人々の暮らしがありました。モデルさんでも、ヤラセでもない。
自然にそこにある暮らし、を撮らせてもらおう。今回のスナップ撮影のテーマは、
そう決めて、カメラを構えることにしました。
他人の生活に、いきなりカメラを持って立ち入る以上、隠し撮りは出来ない。。
相手に、「私はあなたを撮っています!」と知らせることで許可を得る。つまり、
真っ正面からシャッターを切る他、選択肢はない様でした。(←ハードルが高い・・・。)
もし、イヤだと言われたら・・・。その時は素直にフィルムを感光させよう。人の
気持ちを無視した写真は、私の好む所ではないし・・・。そんなことをあれこれと
考えながら歩いていたら、いつのまにやら心拍数が正常値に戻っていました。
その後、短い期間でしたが。滞在中。シャイで気取らない、率直で温かい人々
の助けをかりて、得難い体験をすることになるのですが!?
この続きを知りたい方は、写真展会場 までお越し下さい。
写真学校の学生だった頃。スナップ撮影をしない理由を、尤もらしく述べる私に、
先生が仰いました。「料理が撮れるなら、撮れるよ。写真の本質は一つだから。」
あの時は、その言葉の意味が分からなかったのですが。
『写し止めたい!という思いがあって、初めてシャッターが切れること。』
『チャンスは一度。撮り直しの出来る瞬間など、存在しないということ。』
どんなジャンルの写真を撮るにせよ、大切なことに変わりはない。長い時間が
かかりましたが、このことを教えてくれた米国の人々に、心からの感謝を伝え
たいと思い、個展を開催いたします。
と、同時に。この度の写真展は、私の、カメラマンとしてのスタートラインだと
考えております。今後、よりよい写真が撮れますよう精進して参りますので、
お時間がございましたら、ご高覧下さい。ご意見をお聞かせ頂ければ幸いに
存じます。
今日の写真は、NYのハーレムの写真です。
今でこそ、比較的安全になった様ですが。荒れていた時はひと気がなかったとか。
ハーレムの人々の心まですさまないよう、画家さんが、お店のシャッターに無償で
描いた絵がこれです。作者は、今でもハーレムで絵を描いています。ちなみに。
私は彼から絵を買ってしまいました。20ドル也。どんな高価なお土産より、心に
のこる品物となりました。
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DMをご希望の方がいらっしゃいましたら、私のHPより、メール で
郵送先をお知らせ下さい。郵送させて頂きます。
【知新 温(あらた おん) 個展】
" Cross the Intersection "--普段着のアメリカ
*期間 : 2008年 5月19日(木) ~ 31日(水)
10:00~19:00 (最終日は16:00まで)
※25(日)は休館となります。
*場所 : 渋谷 ギャラリー・ナダール
東京都渋谷区渋谷3-5-5 HAKKAビル2F
03-5468-3618
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いつまでこの個展解説は続くのか?すみませんっ!あと少しのご辛抱を~。
最終回は、『あの時は、分からなかったけれど。 の巻』 をお送りします。
屋外で動く人を撮るのは、ブライダルの仕事以来、ものすごく久しぶり。
機材は、広角レンズ1本、標準レンズ1本、ストロボ1灯、銀塩カメラを選択。
覚悟を決めて出たものの、表情は厳しい。(←実際、米国の人が見たら、怖かったかと。)
動悸を押さえつつ、「切符、買う、いくら?」と。中学生も使わない単語攻撃で
地下鉄構内へ。構内では、アーティストによる生演奏が行われていました。
音楽の流れる方へ、何気なく視線を向けたその時。ホームに侵入して来た列車
のライトが楽器に映り込み、光のラインを描きました。ほんの一瞬のことなの
ですが、反射的にハイライト部分の露出を読んでしまう自分。 (←ほとんど職業病。)
「こりゃあ、骨の髄までブツ撮り気質。人情味溢れる、とか。心の奥底を
揺さぶるような、といった写真へのアプローチは、無理そう。」と、列車が去った
ホームのベンチで独り言をつぶやきながら、しばらく、現状分析を。(← 怪しい!)
脳内分析の結果は、自分が美しいと感じた物(この場合は場面?)や人を、
今まで培ってきた方法で撮ってみる以外にない!と出ました。(←PCですかっ!)
開き直りとも言える発想にあきれつつ、駅から地上に出ると。
そこには、米国の人々の暮らしがありました。モデルさんでも、ヤラセでもない。
自然にそこにある暮らし、を撮らせてもらおう。今回のスナップ撮影のテーマは、
そう決めて、カメラを構えることにしました。
他人の生活に、いきなりカメラを持って立ち入る以上、隠し撮りは出来ない。。
相手に、「私はあなたを撮っています!」と知らせることで許可を得る。つまり、
真っ正面からシャッターを切る他、選択肢はない様でした。(←ハードルが高い・・・。)
もし、イヤだと言われたら・・・。その時は素直にフィルムを感光させよう。人の
気持ちを無視した写真は、私の好む所ではないし・・・。そんなことをあれこれと
考えながら歩いていたら、いつのまにやら心拍数が正常値に戻っていました。
その後、短い期間でしたが。滞在中。シャイで気取らない、率直で温かい人々
の助けをかりて、得難い体験をすることになるのですが!?
この続きを知りたい方は、写真展会場 までお越し下さい。
写真学校の学生だった頃。スナップ撮影をしない理由を、尤もらしく述べる私に、
先生が仰いました。「料理が撮れるなら、撮れるよ。写真の本質は一つだから。」
あの時は、その言葉の意味が分からなかったのですが。
『写し止めたい!という思いがあって、初めてシャッターが切れること。』
『チャンスは一度。撮り直しの出来る瞬間など、存在しないということ。』
どんなジャンルの写真を撮るにせよ、大切なことに変わりはない。長い時間が
かかりましたが、このことを教えてくれた米国の人々に、心からの感謝を伝え
たいと思い、個展を開催いたします。
と、同時に。この度の写真展は、私の、カメラマンとしてのスタートラインだと
考えております。今後、よりよい写真が撮れますよう精進して参りますので、
お時間がございましたら、ご高覧下さい。ご意見をお聞かせ頂ければ幸いに
存じます。
今日の写真は、NYのハーレムの写真です。
今でこそ、比較的安全になった様ですが。荒れていた時はひと気がなかったとか。
ハーレムの人々の心まですさまないよう、画家さんが、お店のシャッターに無償で
描いた絵がこれです。作者は、今でもハーレムで絵を描いています。ちなみに。
私は彼から絵を買ってしまいました。20ドル也。どんな高価なお土産より、心に
のこる品物となりました。
こんばんはー。コメントありがとうございます。
写真を精力的に学ばれていて、ブログ、とても楽しく
拝見してます。
そうですかー。お目にかかりたかったのですが・・・。
水曜日、ちょっと渋谷から離れた所で仕事をしておりまして、
抜けられそうにないんです。本当にすみません。
もしよろしかったら、写真を見てやって下さい。
どんな写真かと申しますと。
最初に写真をギャラリーのオーナーに見ていただいた際、
「え~!こんなの撮ってたっけー?」とのけ反られ。
DMをお渡しした関係者の皆様には、
「どうしたんですか?いつも作り込んで撮っているのに!」と驚かれました。
修行モード全開です。(笑)
いや~ 私が行けるのは多分水曜日!
会えないのですね~ 残念です。。。
でも、とっても写真展楽しみです。どんな写真だろ???と今からわくわくしてます。