これは、そのまま、題の通りの本。
郵便配達の仕事を続けながら、東大に行き、卒業して、そのまま、郵便配達をまた続けるというところがすごい。
哲学という学問を学んだというところが、繋がってるかなぁ。
もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください―。きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青のもとに、神様が本当に花嫁をつれてきたのだ―。沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。選考委員から「自然とやさしい気持ちになれる作品」と絶賛された第1回『日本ラブストーリー大賞』大賞受賞作品。
読んだよー!
良かった。
幸せ気分になれる本。
沖縄の景色が目に浮かぶ。
笑っちゃうのが、何故か、途中までカフーをカヌーと読んでた私。
いつまでたっても、カヌーで海に漕ぎだすところは出てこない。誰が来るんだろうなんて…😅
どこにも行けず部屋に閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然、鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先の世界には、似た境遇の7人が集められていた。9時から17時まで。時間厳守のその城で、胸に秘めた願いを叶えるため、7人は隠された鍵を探す―
やっぱり、私はこの作者が好きだ。
前に読んだのは「傲慢と善良」だっけ?
ファンタジーが大好きな私にとっては、大好物の種類の本だ。
不登校といじめ。
読んでて辛くなる状況なのに、ファンタジーで包んでしまった。
逃げ場を与えてくれてる気がする。現実逃避OK。
それでも一年かかる。
そして、すべてが繋がり、大円団。
現実はそんなに甘くないと知っていても、いいじゃない。物語くらい単純にまあるく収まってくれなきゃ、希望を持てないよ。
夢中で読んだ。
もう少し、この作者の作品を読みたいと思ったけど、現在、予約10冊すべて使ってる。😢
ぼちぼちね。